160 :殿堂 2014/08/01(金) 13:20:35 ID:LZy5kvBaV
仕事中、何故か雑貨屋でアルバイトしてた時の修羅場思い出した
客の立場なら間違いなく「その神経がわからん」スレ行きなんだが、とりあえず修羅場には違いないので(笑)

その日は日曜日の夕方で、あんまり客も来ないってことで二人で店を回すことになった
実際お客さんもあんまり来なくて結構快適に仕事できてたんだが、俺が同僚Aとレジ番を交換しようとしたとき事件は起きた
同僚Aのレジにおじいさんが並んでて、このお客さんがいなくなったら交換だな、と思って見てみるとそのおじいさんの手には包丁が握られているではないか

当然「え?強盗?」と思って警戒して見たんだが、そのおじいさんは店で売ってる金槌を同僚に差し出して普通に買おうとしている
この瞬間俺も同僚も「あ、買うんだ」とすぐさま普通に対応、そのおじいさんが手に包丁を持ってることなど綺麗に忘れてしまったw
横から話を聞いてると、そのおじいさん「隣の奴に騙された。あいつを杀殳して俺もタヒぬ」みたいなことを言っていたんだが、しゃべり方自体はよくあるおじいさんの店員への絡み方でこちらへの悪意はまるでなし、この時点で切れていた警戒心は完全に喪失
むしろ、こういう客から世間話(?)されるのが苦手な同僚に「御愁傷様」だなんて心の片隅で思ってたりした

結局そのおじいさんは無事金槌を購入されて、そのまま帰っていった。
すぐに他の客が来て普通にレジ対応しようとしたんだけど、そのお客さんが「今の通報しなくて大丈夫なの?」とこちらに質問した瞬間に警戒心を思い出した。
「そうだよ!今の危ない奴じゃん!何考えてんの俺ら!?」と軽く脳内パニックに陥りつつも同僚と協力して警察・警備会社・店長・本社に急いで通報と連絡
結局、そのおじいさんが何故か店に戻ってきたところをその場にいた警察が逮捕
おじいさんの「騙された~」云々も誤解だったらしく、後腐れもなく事態は収束

でも、きっと一番の修羅場は、包丁を向けられてもノホホンとしてた店員二人をおじいさんの後ろから見てたもう一人のお客さんだろうなぁ、と今では思ってる(笑。
161 :殿堂 2014/08/01(金) 13:25:04 ID:LZy5kvBaV
ちなみに、最後に「包丁を向けられても~」と書きましたが、あくまでネ果の包丁の切っ先の方向がこちらに向けられてただけで、先ほど書いたようにこちらに敵意や害意は全くありません。
162 :殿堂 2014/08/01(金) 15:01:18 ID:LHqf6e3Yq
包丁の代金はもらってないってこと?
164 :殿堂 2014/08/01(金) 15:15:09 ID:66KIiY6S6
>>162
普通、包丁ってネ果では売ってないよな
169 :殿堂 2014/08/01(金) 18:16:54 ID:LZy5kvBaV
>>162
包丁はおじいさんの持参品です。
というのも働いていたお店では、当時凶悪事件の煽りを受け犯罪防止の名目で包丁は煙草のようにレジで保管し、欲しいというお客さんにお売りする形をとっていたからです。
つまりは、ネ果の包丁を持ったまま店の周辺をぶらついていた訳で、一歩間違えれば関係ない人が刺されていた可能性.もあるんですよね…………(汗。

ちなみに、ですが金槌はおじいさんが杀殳そうとしていた隣人のドアを破壊して押し入るために買うんだ、みたいな話をしてました。
引用元:http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1406115142/
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