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ちょっと早いですが、この記事が2019年最後の記事になります。毎年恒例のカイカイ反応通信総集編で今年1年を締めくくりたいと思います。読者の皆さん、今年1年ありがとうございました。2020年もよろしくお願いします。

2019年1月

2019年は、レーダー照射問題を受けて、年始早々から慌ただしい空気が流れていました。「のんきにトンスル飲んでる場合じゃねーぞ在日管理人」との声をいただき、休みを返上して記事を書きましたが、あれから1年、時間が経つのは早いですね。



最終的に、このレーダー照射問題は、防衛省がレーダー照射音を公開し、韓国とのレーダー協議をやめると宣言して終了しました。何とも煮え切らない結末であり、このわだかまりは今なお、多くの日本国民の心に、しこりを残しているのではないでしょうか。



ちなみに、レーダー照射問題が起きていた時、その後、破棄が宣言されることになるGSOMIAについて、破棄しなければならないという声が、政権与党共に民主党の議員からこの時点で上がっていました。



一方で、息子からプレゼントされた「I ♥ JAPAN」と書かれたTシャツを着てSNSにアップして叩かれた議員もいました。今これをやったら、ただでは済まされない話ですが、当時は今ほど日本に対する反感が大きくなかったことがうかがえます。




2019年2月

最近、強制徴用解決法として、日韓企業と国民が寄付したお金で財団を作り、そこから被害者に賠償するという、いわゆる文喜相案を発議した文喜相国会議長ですが、2019年2月、米国ブルームバーグとのインタビューで、天皇陛下に謝罪要求する発言をして大きな波紋を呼びました。



元慰安婦と言って、顔を思い浮かべる人物は、イ・ヨンス氏と2019年1月に亡くなった故キム・ボクドン氏ではないでしょうか。元慰安婦を代表する人物の一人だっただけに、その葬儀は盛大なものでした。しかし、慰安婦が国のために何をしたからとこんなに盛大な葬儀をするのかと疑問を抱く声も…



そのキム・ボクドン氏の葬儀の時、韓国の保守政党、自由韓国党の院内代表(当時)が送った弔花が、同じ元慰安婦のイ・ヨンス氏によって撤去されるという事態が起きたりもしました。



韓国の日本盗作は、文化的なものから食品や農作物など、広範囲に行われていますが、その盗み方がかなり奇抜だったと話題に。




2019年3月

今年は、日本統治時代の1919年に起きた3.1独立運動から100周年という特別な年ということもあり、例年にまして日本に関する話題に敏感でした。あるテレビ番組では、3月1日に日本の家庭料理を紹介して炎上し、謝罪文を出したりもしました。



そんな中、日本の料理を出す店ではこんな対応も…



3月1日当日は、地域の区長も参加し、大勢で行進する行事なども行われましたが、その出発地が「独立門」の前であったという事実が知られ、歴史をよく知るイルベ民から盛大に皮肉られていました。独立門の由来について、正確に知らない韓国人は割りとマジで多いです。



日本人メンバーも参加する日韓アイドルグループ「IZONE」。メンバー同士の会話の中で、韓国で一般的に使用されている言葉が実は日本語だったことを知り、驚く韓国人メンバーの反応。




2019年4月

カップラーメンができあがる時間よりも短いと盛大に皮肉られ、その後も、文在寅嘲弄ワードとして頻繁に使用されることになった伝説の米韓2分首脳会談。



レーダー照射事件の真相について改めて考えてみたイルベ民。北朝鮮の瀬取りとの関連性に疑いの目を向ける。



日本統治時代、朝鮮総督府が朝鮮半島で行った植林活動。この活動はその後、朴正煕政権の緑化推進事業に影響を与えました。当時の写真で、韓服を着て日の丸を掲げる民衆の姿が印象的です。



3.1独立運動は朝鮮時代の支配層・既得権者である両班出身者が行ったものであり、一般大衆から支持されていなかった。常識的に考えて、誰が飢えて苦しんでいた朝鮮時代に戻りたいなどと思うだろうか。当時の実際の写真が残っている?その写真は捏造だ。なぜなら、現代の教科書などに掲載されている3.1運動の挿絵のように、太極旗を振っている人間がどこにいるのか。歴史逆者は嘘を付くな…というのが韓国でゴミ扱いされているイルベ民の主張。




2019年5月

SNSに令和時代のスタートを祝う投稿をして大炎上してしまった韓国のアイドルグループ「TWICE」のサナ。ただ「平成お疲れ様、令和よろしく」と書いただけなのに大炎上。本人も相当ショックを受けたようで、ファンの前で泣き出してしまったことも。相当叩かれたはずですが、これについて最後まで謝罪をしなかった事務所の対応は素晴らしかったと思います。謝罪をする必要は毛頭ありません。サナは何も悪くない。



そんなサナを叩いていた人たちのインスタを見てみると…



ハンガリー・ブダペストのドナウ川で、韓国人33人を乗せた遊覧船が沈没し、うち25人が死亡した事故。韓国政府は外交部長官に現場の指揮を統括させ、迅速対応チームを組んで現地に派遣したりしました。第二のセウォル号になるのではないかと感じさせた事件。



自由韓国党の議員が、文大統領がトランプ大統領に訪韓を物乞いしたと暴露。これを受けて青瓦台は、「根拠のない主張」と一蹴するも、具体的な会話の内容がさらに明らかになると、それを流出した外交官を突き止め、機密情報漏えいで刑事告発。問題は機密情報漏洩でも、文大統領が物乞いしたことでもなく、「根拠のない主張」と国民を前に嘘をついたことではないでしょうか。




2019年6月

大阪で開催されたG20。開催前から、関係が悪化する日韓の首脳がどのような形で会うのか注目が集まっていましたが、首脳会談はもちろんのこと、立ち話もなく、開幕式で会い握手した8秒間がすべてでした。これを受けて、トランプ2分会談の記録を更新したと皮肉るコメントも…



開幕したG20。世界の首脳たちが談笑する中、文大統領は…



日本のヒューマン型ロボットASIMOと韓国のASIMOを比較した記事。



竹島の領有権を世界に認めさせるために、世界的人気グループ防弾少年団のメンバーを独島警備隊にするというアイデア。かなりの高評価を受けており、これは現在もネット上でも、しばしば言及されています。




2019年7月

レーダー照射問題、強制徴用賠償判決、慰安婦財団解散など、歴代最悪の状態となった日韓関係。溜まりに溜まった日本の韓国に対する不満が一気に爆発した瞬間でした。経済産業省が半導体関連材料3品目で輸出制限を発動。



これを受け、韓国としても、日本の貿易措置に対応しようと対抗カードを探すも、貿易品目で対抗できないことが分かると、メディアが先頭に立ち、日本製品不買運動で国民世論を煽り始めます。今思い出しても、この時の韓国メディアの勢いはすさまじかったです。ありとあらゆる言葉を使い、あらゆる角度から不買運動の正当性や効果などを伝えていました。そして、この活動は今現在も続いています。



そんな中、釜山日本総領事館に侵入する輩も…



日韓関係が歴代最悪に悪化した2019年、最も忙しくなった人は、著書「韓国人に生まれなくてよかった」で有名な元駐韓日本大使の武藤正敏氏ではないでしょうか。ワイドショーのコメンテーターとしてしばしば見かけました。文在寅大統領について、大統領になる以前から「北朝鮮しか見ていない人」と完全に見抜いていたことで知られています。




2019年8月

輸出制限3品目に続き、ホワイト国から韓国を除外することを決定した日本。次々と圧迫カードを切る日本政府に、韓国内では金融制裁もあるのではないかとの声も出始めていました。



各種貿易措置を受け、韓国内の日本に対する反感は最高潮に達し、東京オリンピックボイコットを10人中7人が賛成する状態にまでなりました。



そして、まさかそれはやらないだろうと思われていたGSOMIAの破棄を決定。これが、日本にダメージを与えるどころか、むしろ米国から圧力を受け、韓国が非難される事態に発展することは周知の通り。



一方、イルベでは、そもそも強制徴用は存在したのだろうかと、過去の新聞記事から、むしろ密航してまで日本に渡って働こうとしていた朝鮮人がたくさんいたことを指摘。



韓国のネットでは、「日本は今まで一度も謝罪したことがない」というコメントを頻繁に見かけます。過去に韓国の新聞の1ページを使って謝罪文を掲載したことを覚えている人は少ないようです。




2019年9月

私は政治評論家でも専門家でもなく、単なる翻訳者でありブロガーなので、年末の総集編記事以外では、自分の意見を述べることはありませんが、最近の日韓関係の悪化を受けて、何かの参考になればと、7年間韓国の反応を追い続けていた者の視点で見る「韓国」について書いてみました。



その記事に4000件以上のコメントがつき、私の意見も需要があるのかと思い、調子に乗って韓国の東京オリンピックボイコットの可能性についても書いたりしました。



外国の有名人が、SNSなどで、旭日旗やそれと類似したデザインのものを身に着けた姿を見せると、韓国人の抗議が殺到し、最終的にその投稿物を削除し、ひどい場合は謝罪させられたりしますが、ジョン・レノンの息子、ショーン・レノン氏は違いました。むしろ、韓国人を人種差別主義者とし、旭日旗デザインの使用の正当性を叫びました。



こんな出来事もありました。タンザニアが独島を記念するコインを発行として韓国で話題になりましたが、その後、日本政府がタンザニア政府に確認したところ、「中央銀行を含めてタンザニア政府はそんな記念コインを発行した事実はない」との回答を受けました。結局、このコインは何だったのか…




2019年10月

2019年、日本として最も大きな出来事は、上皇陛下の生前退位と天皇陛下の即位でしょう。それを見たイルベ民の反応です。



もはやノーベル賞受賞常連国となった日本。今年もリチウム電池を開発した吉野彰氏がノーベル化学賞を受賞しました。



文大統領が、世論の反対を押し切り法務長官に任命したチョ・グク氏。その後、明るみになった数多くのスキャンダルで、大規模なデモが展開されるなど、チョ氏一人のために韓国社会は大きく揺れました。就任からわずか2ヶ月で辞任することに。



世宗大の朴裕河教授が、著書「帝国の慰安婦 植民地支配と記憶の闘い」でも書いていますが、現在、韓国のあちこちに設置されている少女像は、慰安婦の実像とはあまりにもかけ離れたものです。記事にもあるように、平均的に見れば、慰安婦は少女ではなく、成人女性が大多数を占めていました。服も韓服ではなく和服であり、髪型もおかっぱではなく日本髪でした。結局、少女に民族衣装を着せ、国民感情を刺激するためだけに作られた扇動の道具であり、事実など関係ないという慰安婦支援団体の考えが、少女像一つに表れています。




2019年11月

米国の全方面からの圧迫を受け、GSOMIA破棄を撤回した韓国。こうなることを予測できなかった青瓦台の無知っぷりが露呈した瞬間でした。



一連の流れに対して、イルベ民がわかりやすく説明しています。ちょこちょこ間違った部分はありますが、概ねこんな感じではないでしょうか。



GSOMIA破棄撤回後の世論調査。相当叩かれるかと思いきや、「よくやった」という評価が70%という驚きの結果に。この約1週間前に行われた調査では、55%の韓国国民が破棄を支持していました。これについて、「国民が間抜けか、世論操作かのどちらかだ」というコメントがありますが、わずか1週間でここまで世論が変わるのを見れば、そう考えるのが自然でしょう。



7月の輸出制限から継続している日本不買運動。11月の調査で、韓国国民の10人に7人が参加していることが分かりました。不買運動が、反日という否定的な感情ではなく、克日や愛国、正義など、肯定的な感情としてとらえられていること、韓国人特有の他人の目を気にする集団心理、それに伴う同調圧力などが作用して終りが見えない状態です。




2019年12月

嘘か本当かわかりませんが、彼氏が日本旅行をプレゼントしたという理由で別れたという韓国人女性の話。



GSOMIA破棄撤回圧力と、防衛分担金問題で、最近、韓国の対米世論は急激に悪化しています。その反感を一身に浴びているのが、ハリー・ハリス駐韓米国大使です。斬首パフォーマンスはなかったものの、顔写真を毀損されたりしました。



6月のG20の時は、立ち話もなく、8秒握手だけで終わり、その後、輸出制限、ホワイト国除外、GSOMIA破棄問題など、悪化の一途をたどり、出口の見えなかった日韓関係にようやくわずかな明かりが見えてきました。しかし、これも、近々判断がくだされる強制徴用賠償判決に伴う日本企業資産売却の可否によっては、過去最悪のレベルに再び逆戻りする可能性もあります。



その時は本当に金融制裁もあるかもしれませんね。




以上となります。

改めまして、カイカイ反応通信読者の皆さん、今年1年、当ブログにお付き合いいただき誠にありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

来年は東京オリンピックが開催されます。個人的には韓国のボイコットを予想していますが、予想が外れ、日韓そろってオリンピックが楽しめればと思います。

それでは皆さん、良いお年をお迎えください。
来年は、1月6日からスタートします。

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