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1:   2019/10/19(土) 19:02:34.798
西片「高木さんめ!!おはぎに針を仕込むだなんて」


西片「くそー!またからかわれたー!」

http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1571479354/
2:   2019/10/19(土) 19:03:23.761
寛容な心

3:   2019/10/19(土) 19:04:08.724
ひたひたひた

西片(ん…?足音が多く聞こえるような…)

ひたひたひた

西片(!!やっぱり俺のじゃない足音が!!)

西片(ははーん、高木さんの仕業だな?)

4:   2019/10/19(土) 19:04:25.535
誰かドアに指挟まれて泣いてる高木さん描いて

6:   2019/10/19(土) 19:05:13.736
いやいやいや

7:   2019/10/19(土) 19:06:11.637
西片(ようし…それなら)

西片「あー何かマラソンしたくなってきたなー!走って帰るかー!」

西片(ふふっこれなら高木さんもついてこれまい!俺の勝ちだ!)

……

西片「しまった!これじゃ高木さんの悔しがる顔が見れない!」

西片「高木さんめー!」

9:   2019/10/19(土) 19:08:55.800
ひぐらしがもう15年前という事実

10:   2019/10/19(土) 19:09:55.583
刑事「んっふっふ、ちょっとよろしいですかぁ?」

西片「え…はい」

西片(何だこの人…手帳……警察!?)

刑事「件の連続殺人・失踪事件について捜査してましてね」

西片(ギクッ!!)

刑事「事件のあった綿流しの日、あなたどこにいましたか?」

11:   2019/10/19(土) 19:12:01.329
西片「い……家にいました」ハハハ

刑事「おかしいですねぇ?その日あなたが森で穴を掘ってる所を目撃した人がいるんですよ」

西片「は、はぁ…」

刑事「あなたはあの日何のために穴を掘っていたか、お聞かせ願えますかねぇ?」

西片(まずい!!これじゃ死体を埋めた事がばれてしまうーーーー!!)

12:   2019/10/19(土) 19:14:51.820
西片「す、すみません!落とし穴を掘っていたんです」

刑事「落とし穴、ですかぁ?おかしいですねぇ…その場所は完全に土で塞がっていましたけどねぇ」

西片「ははっ…やっぱり知らない人が引っかかったらまずいかなと思って埋めたんですよ」

西片(まずいぞ!すぐに場所を変えないとー!!)

13:   2019/10/19(土) 19:17:34.715
刑事「なるほどぉ?まっ確かに掘り返してもなーんにも出てきませんでしたからね?」

西片「えっ!!??」

刑事「おんやぁ?ずいぶん意外そうですね」

西片「いえ、そんな事は」

西片(何で埋めたはずの死体が……はっまさか高木さんが!!)

西片(くそー!高木さんめー)

14:   2019/10/19(土) 19:23:50.679
西片「ここはエンジェルモートか…」

西片(一度行ってみたいんだよなー)

西片(いやいや!そんなとこクラスの誰かに見られたら…)

西片(ん?あれは……)

高木「いらっしゃいませー」

西片(高木さん!?バイトしてたの!?)

西片(くそーこれじゃ絶対行けないじゃないか!)

15:   2019/10/19(土) 19:26:02.674
しっかり人殺してて笑う

16:   2019/10/19(土) 19:26:57.861
監督「おや?西片くんじゃないですか」

西片「監督!?」

監督「君も常連なんですか?いやぁいいですよねぇ」

西片「いえいえ!たまたま通りかかっただけで今から帰る所です!」

監督「そうですか、では私も帰る所なので送りましょう」

西片(ここで断ったらこっそり店に入るつもりだと思われる…)

西片「はい!お願いします」

監督「そうですか、じゃあこちらへ乗っててください」

17:   2019/10/19(土) 19:29:07.385
ブロロロ
監督「いやー暑くなってきましたね、そろそろセミが鳴き始める頃でしょうか」

西片「そう…ですね」

監督「おや?具合でも悪いんですか?あとで診ましょう、一応医者なので」

西片「いっいえ、ちょっと寝不足なだけで!」

監督「そうですか」

西片(昨日は高木さんの事を考えてて眠れなかったんだ…)

18:   2019/10/19(土) 19:31:27.410
ブロロロ
西片「えっ」

監督「どうかしたんですか?」

西片「いえ、今高木さん…同級生がいたような気がしたので」

監督「高木さん……ってあの高木さんですか」

西片「監督も知ってるんですか?でも気のせいだと思います」

西片(さっきまでエンジェルモートにいたはずなのにどうやって……)

西片(はっ!もしかして俺に気づいててまたからかってるのか!?)

19:   2019/10/19(土) 19:34:38.199
監督「そうですか…見つかるといいですね」

西片「……」

監督「家ここですよね、それじゃまた明日」

西片「ありがとうございました」

西片(そうだ、高木さんはおはぎを貰ったあの日に俺が殺……勝ったはずなんだ)

西片(なのに負けを認めずにまだからかって…)

西片(勝ったはずなのに!高木さんめぇ~)

28:   2019/10/19(土) 20:36:23.237
>>19
サイコ過ぎてワロタ

20:   2019/10/19(土) 19:37:44.486
刑事「くそ!容疑者が遺書を残して変死とは…っ」

刑事「遺書に手がかりは……高木さんへ…?」

刑事「なになに、…やはりダム建設跡地になにか…」

刑事「……チィッ!!くそっ大人をからかいやがって!!」

刑事「まったくコイツはいったい何と戦っていたんだ!!」

21:   2019/10/19(土) 19:38:03.855
悲しい

22:   2019/10/19(土) 19:39:49.412
高木さんへ

おそらくこの手紙が届く頃には
れい年より大きな事件として話題になっているでしょう
のこされる家族のことを思うと少し
かなしい気持ちになりますが
ちょっと良い勝負を思いついたので
ダム建設現場跡地に来てください。



23:   2019/10/19(土) 19:45:45.063
「おめぇ、……戦略、戦術、…そして戦闘、…全て三拍子揃ってるぜ。
 ……お前みたいなヤツが俺の役をやるべきなんだよ…。山狗みてぇなクソどもの隊長をな…!」
「ははん。ごめんだね、あんたらみたいな根暗そうな秘密部隊の隊長なんて!」

 魅音が笑い捨てる。 小此木もそれを笑って受けた。
 謙遜でなく、それは純粋な反応だと思った。

「……へへへ、そうだな。お前ほどの器なら日本の不正規戦部隊長なんてもったいないぜ…。
 SASでもデルタでもスペツナズでも、…どこでも最高の人材になれるだろうぜ。何しろ、」
「はははは、あっははははははは!!! SASぅ? デルタフォースぅ?
 下らないねぇ! そんな退屈なところじゃあ、私を飼いならせやしないよ!!」
「……へっへへははははは! そうだろうな。そうだろうよ。
 ……なら聞かせてくれ。お前ほどのヤツなら、何の隊長を望む!」
「隊長なんて興味ないね。部長でいいね。」
「……部長…。英国情報部辺りってとこか、…ふ、妥当だな。」
「だめだめだめ、なってないね! あのねぇ、私がやりたい部長はたったひとつ!!
 雛見沢分校の我が部の部長だけさッ!! 罰ゲームのない戦いなんてごめんだね!
 口先の魔術師、前原圭一! かぁいいモードの竜宮レナ!
 萌え落としの梨花ちゃん!!
 そして期待の新人、古手羽入!! これだけ揃ってりゃ、世界のどこだろうと退屈だねッ!!」
 「…………勝てねぇ…。……勝てねぇよ……。…こんなヤツが隊長だったんじゃ、
 …勝てるわきゃねぇやな…。へへへへはははははははは!!」

25:   2019/10/19(土) 19:47:35.518
せつない

26:   2019/10/19(土) 19:47:38.966
良作

27:   2019/10/19(土) 20:23:59.896
乙だよ