王様「やきうよ、この国を救う為に魔王を倒してくれんか」
彡(゚)(゚)「いかんのか?」
王様「い、いかんって
彡(゚)(゚)「おかのした」
王様「えっ……本当にいいの? 魔王めちゃくちゃ恐いよ?」
彡(゚)(゚)「話それだけやったらさっさと旅に出させてもらうやで」
彡(゚)(゚)「見送りなんてええよ、ほな」
王様「いや、なんでそんなに急ぐの!? というか魔王倒しに行くんだからせめて服ぐらい着てっ!」
暇やから書かせて
王様「?……そ、そうだ! それと魔王討伐の志願者もたくさんいるから旅のお供に連れていくといい」
彡(゚)(゚)「あー別にいらんわ。経験値分割されるし、そいつら雑魚やからな」
王様「なっ! ざこ……とな……。く、まあやきうに比べたらそうなのかもしれんが……」
彡(゚)(゚)「んー、ほならそこの壺割ってもええか?」
王様「壺を? 割る……? よくわからないがお主の頼みだ、遠慮なく割ってよいぞ」
彡(^)(^)「ありがとうやで」
パリーンッ
王様「なっ! こんなところにメタルス◯イムだと!?」
彡(゚)(゚)「よっしゃ、これでかなりレベルアップできたで!」
王様「す、すごい。魔物がいるなんて全然気付かなかった。これがやきうの見通す力というやつか……」
王様「もしかして噂になってることを知らないのか? お主がその……外で……あ、あれを…(ゴニョゴニョ)」
彡(゚)(゚)「なんていってるんや?」
王様「だ、だから! 外で、そ、その……粗相を、だな……///」
彡(゚)(゚)「粗相……? もしかして野糞のことか?」
彡(゚)(゚)「はえー、そんなこと言われとるんか」
王様「ま、まあともかく! 繰り返しになるが、やきうよ、魔王討伐の命、引き受けてくれるのだな?」
彡(゚)(゚)「もちろんやで」
彡(^)(^)「こんな綺麗なもんもらえるんか、ありがとうやで」
王様「本当はもっと盛大に送ってやりたかったのだがな」
彡(゚)(゚)「いや、十分やで。ワイこそかなり早めに来てもうたからな」
王様「ああ。しかし、それだけ魔王討伐に意気込んでいるということだろう? 大変な旅になると思うが無事を祈っておるぞ」
彡(゚)(゚)「ほな行ってくるわ」
彡(゚)(゚)「やっと着いたわ。やっぱここはまだ平和みたいやな」
彡(゚)(゚)「さてと、ほな路地裏行くか……」
怪しい男A,B,C「………」スササササッ
彡(^)(^)「囲まれてもうたわ」
彡(゚)(゚)「うわっ!? いきなり襲ってくるんかいな」
怪しい男A,B,C「………」キンキンキン
彡(゚)(゚)「下手な挑発もしてこおへんか……この何もない街にしては練度が高すぎるで」
怪しい男A,B,C「………」ドンッ
彡(゚)(゚)「てことは、ここには何かあるってことやろ」
怪しい男A,B,C「グハッ……」バタン
彡(゚)(゚)「ふぅ、楽勝やな。ほなアジトに突入や!」トテトテトテ
彡(゚)(゚)「ワイか? ワイはやきうや!」
怪しいボス「なっ! もしかしてあの"街中糞漏らし太郎"のやきうか!?」
彡(゚)(゚)「せやっ! 今日はお前を倒しに来たで」
怪しいボス「ふんっ、貴様などそこらの肥料にしてくれるわ!」
彡(^)(^)「糞だけになwww」
怪しいボス「はあはあ、なかなかやるようだな」
彡(゚)(゚)「それはお互い様やで」
怪しいボス「しかし、貴様もこれで終わりだ!」スッ
彡(゚)(゚)「(あれは呪いの短剣っ! こんな序盤でも使ってくるんか!?)」
怪しいボス「くらえっ!」
彡(゚)(゚)「ほらよっと」カキンッ
怪しいボス「はっ!? なぜ死んでないっ!」
彡(^)(^)「その短剣は心臓潰しやろ? 来るとこが分かってたら避けるのなんて簡単や」ニチャア
怪しいボス「いや……避けられないから呪いの短剣なんだが……」
怪しいボス「そ、そんな……」
彡(゚)(゚)「どうや、もうお前に勝ち目はないやろ。さっさと魔王城への道のり吐いたら許してやってもええで」
怪しいボス「な、なぜ魔王様のことを!?」
彡(゚)(゚)「こんな呪いの短剣、普通の人間に作れるわけないやろ。」
怪しいボス「くっ……本当に見逃してくれるんだろうな」
彡(^)(^)「ワイは嘘はつかへんで」
彡(゚)(゚)「ほーん、そんなとこあったんか。ドラゴンとか倒さなくてもよかったンゴねぇ」
怪しいボス「ドラゴン……? それより俺のことは絶対に秘密にしてくれるんだろうな?」
彡(゚)(゚)「ええで。まあ残り少ない時間せいぜい楽しんでくれや」
怪しいボス「なんのことだ?」
怪しいボス「まさかっ! 貴様騙したのか!?」
彡(゚)(゚)「ワイは何もしてへんで。お前が勝手に呪い呪われて死ぬだけや」
怪しいボス「く、くそっ! こんなところで! グハッ、胸が……苦しい……たすけ……て……」
彡(゚)(゚)「ま、残当やな。戦士のおっちゃん、仇は取ったで……」
彡(゚)(゚)「やっぱ恐い見た目の場所やな」
彡(゚)(゚)「ほなさっさと魔王倒してまうか」
魔王「よく来たな、人の子よ」
魔王「フハハハ、威勢がいいな。その矮小な身で我に刃向かうとな」
彡(゚)(゚)「勇者は魔王を倒す、そういうもんやろ?」
魔王「ほう? ただ寵愛を受けただけの者と思っておったが……貴様、名は何という?」
彡(゚)(゚)「ワイか? ワイはやきうや!」
魔王「やきう……我を滅ぼす者、か……」
魔王「さて、手加減などせん。このくだらない戦いの最終決戦といこうではないか!」
彡(゚)(゚)「アカン、ちょっと待って。漏らしそうや」
彡(゚)(゚)「すまん、ここまで急いで来たから糞溜まってるんや。ちょっとタンマやで」ヌギヌギ
魔王「ま、まてっ! なぜここで脱ぐ!?」
彡(゚)(゚)「ん? 魔王以外とピュアなんやな。ほなちょっとあっち向いててや、すぐ終わらすから」
彡(゚)(゚)「お堅いやっちゃな。ここやったら気持ち良く漏らせると思ったのに……。ほな、ちょっくら外行ってくるわ」
魔王「なぜ外へいく! はぁ、もういい。好きにしろ」
彡(゚)(゚)「またあとでな」トテトテトテ
魔王「ふぅ、危なかった。我のお気に入りの絨毯の上で排泄物をぶちまけようとするとはなんて奴だ……最近の人間は皆ああなのか?」
彡(゚)(゚)「さてと、すっきりしたし魔王のとこ戻るか」
キラリッ
彡(゚)(゚)「ん? なんやこれ。こんな光る石さっきまであったっけ? まあええわ、縁起良さそうやし貰っとこ」
彡(゚)(゚)「よっしゃ、いくで!」
ドカッ、バコッ、ガシャッ、ドンッ
魔王「はあはあ、我とここまで戦った者は初めてだぞ」
彡(゚)(゚)「ワイもかなりしんどなってきたから、そろそろ終わらすやで」
魔王「ふん、戯けたことを。これでもくらえっ!」ピュイーン
彡(゚)(゚)「あれ、床下がなんか光ってる?」
魔王「あっ! それは……」
彡(゚)(゚)「なんやこれ、宝石がいっぱいあるやんけ」
魔王「そ、それは我のコレクションでな……///」
魔王「ん、光ってる? 確かに綺麗ではあるがそこまででは……はっ! まさか貴様、共鳴石を持っていたりしないだろうな!」
彡(゚)(゚)「共鳴? なんのことや。ああ、でも石ならさっき拾ったで。ほれ」キラリッ
魔王「やはり持っておるではないかっ! まずいっ、このままでは連鎖反応で」
彡(゚)(゚)「あっ、手が滑って石が……」ポトリ
魔王「あああ! 伏せろおぉぉ!」
ピカッ、ドカーン!!!
魔王「はあはあ、なんとか無事だったか」
彡(゚)(゚)「魔王!? その体はどうしたんや! ぼろぼろやないか」
魔王「ふっ、我の最期をこんな形で迎えるとはな。爆発を防ぐために結界を張ったが、どうやら力が尽きてしまったようだ」
彡(゚)(゚)「そんな……ワイなんかの為に……」
彡(゚)(゚)「ま、魔王……」
魔王「やきうよ、最後に一つだけ忠告だ。この世界の敵は我一人ではないということを覚えておけ」
彡(゚)(゚)「魔王、それはどういうことや?」
魔王「すまない、時間のようだ。ではな、面白き人の子よ」ガクリ
彡(゚)(゚)「ま、魔王ーーー!」
彡(゚)(゚)「まあでもこれで魔王は倒したんや。」
彡(゚)(゚)「よし、帰るか。こんなに早く戻ったら王様びっくりするやろな」トテトテトテ
彡(゚)(゚)「ただいまやで、魔王倒してきたわ」
王様「な、なんと! では、魔物の被害もきっと収まることだろう。本当に感謝するぞ!」
彡(゚)(゚)「大したことしてないやで。それより魔物の被害ってなんや?」
王様「あ、ああ。やきうが旅だった後のことなんだが、辺境の村が魔物に襲われてな……」
彡(゚)(゚)「そんな!? まだ魔物は襲ってくる時期とちゃうやろ!」
王様「だが、この魔物達もやきうが魔王を倒してくれたおかげで進行を止めることだろう。やきうは我が国を救った英雄だ!」
彡(゚)(゚)「む、村の名前は……被害を受けた村の名前はなんていうんや!?」
王様「おんj村、だ」
彡(゚)(゚)「ファッ!? 生き残りは? 被害はどんなもんやったんや!?」
彡(゚)(゚)「クソッ、こんなに早くても間に合わんのか」
彡(゚)(゚)「それにあの魔王の言葉……ああ、考えても分からん! でもっ、今回は新しい発見もいっぱいあったしな」
彡(゚)(゚)「せやっ、人の被害は着実に減ってるんやし、もしかしたら魔王も倒さんでええのかもしれん」
~終~
駄文すぎるわ!
真面目に読んでたのに尻切れトンボもええとこや!
ほな
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コメント一覧 (5)
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- 2019年09月16日 03:10
- おんj村が滅びるという事象に収束している世界線にいる以上何度やっても無駄だ
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- 2019年09月16日 08:44
- ワイは面白いと思いますやで。
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- 2019年09月16日 21:14
- ブリュッセルは面白かったわwww
-
- 2019年09月17日 00:51
- ※1
彡(゚)(゚)(全ては運命石の扉の選択だったのか‥‥)
-
- 2019年09月17日 17:22
- 風俗の待ち時間の間にss書いてたのかな?