妻の味覚と嗅覚が鋭くてヤバい

海外のいただきもののスープがあったので妻と飲もうと皿にあけた
レンジでチンすると妻が「このスープ臭い」と言い出す
コーヒースプーンで一口口に含んだら「唐辛子の味がするし、日本にはない調味料の匂いがして臭い」と言う
でも飲んでみても唐辛子の味なんかしない
しないが、めっちゃマズイ
そして飲み終わった後になって、喉にヒリヒリする痛みが走った
唐辛子の味はしなかったが、辛いものを食べたときの痛み

翌日職場で話したら、同じスープをもらった他の人もマズさを訴えていた
皆も飲んだ直後は唐辛子云々はわからなかったが、あとから喉がいたくなったらしい
そして飲んだ人は全員腹を下した
会社でトイレの個室の取り合い
ハングル文字で書かれていたので何のスープかわからないけど、ヤバイもんが入っていたんじゃないかと戦々恐々
飲んでない人は捨てたらしい

更に後日、弟が家に遊びに来た時、弟の後ろを通った妻が「髪の毛から塩の効いたバタークラッカーの匂いがする」と言い
弟が「リンス変えたけどそんな匂いする？」と驚いてた
俺が弟の髪を嗅いでみたけど、嗅ぎ慣れた汗臭い匂いだけで塩の効いたバタークラッカーの匂いなんて微塵もしなかった
後日弟の使ってるリンスを教えてもらったら、確かに甘いバターのような匂いはした

妻が言うには口に含んだときが一番匂いの違いが判るらしく、飲食店でレシピがかわったり原材料の出処が大きくかわると
完成品の料理は口に含んだときの匂いが大きく変わるらしくて、すぐに気づくそうだ
ただ匂いが変わっても、どれが変わったのか、何の匂いかがわからないので、
味覚との合わせ技で、ハングルスープみたいに何かヤバそうなものを避ける時以外役に立たないんだそうな