【バンドリ】 彩「日菜ちゃんにぎゃふんと言わせる!」 【安価】
- 2018年03月23日 01:40
- SS、BanG Dream!
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~羽沢珈琲店~
大和麻弥「唐突っすね……」
丸山彩「日菜ちゃんには毎回してやられっぱなしだからね!」
彩「ここで一回ぎゃふんと言わせないと!」
彩「今日だって!!」
―――
――――――
~レッスンルーム~
彩「ご、ごめん……、声裏返っちゃった……」
麻弥「気にしなくていいですよ! もう一回今のとこからやりましょう!」
彩「ありがとう……麻弥ちゃん……」
日菜「うーん……」
白鷺千聖「どうしたの? 日菜ちゃん」
若宮イヴ「ヒナさん、お腹が痛いんですか?」
日菜「あはは! 違うよイヴちゃん!」
日菜「なんであんなに練習してるのに彩ちゃんまったくできないんだろって! やっぱり不思議だなって思ったんだ!」
彩「」
麻弥「いつものことながら切れ味抜群っす……」
イヴ「キレアジ! ヒナさんはサムライだったのですか?」
千聖「イヴちゃんそういう意味じゃないのよ……」
日菜「でも、やっぱりできないのが彩ちゃんらしさだよね~、完璧にこなしたら彩ちゃんらしくないもん!」アハハ
彩(ぐぬぬ……)
―――
―――――
彩「できない=私らしいってなにさ!!」プンスカ
麻弥(なんとなくわかるような気がするっす……)
イヴ「お待たせしました! バイトあがりました!」
イヴ「なんの話をしていたんですか?」
彩「日菜ちゃんに復讐するって話!」
イヴ「ガシンショウタンというやつですね!」
麻弥「イヴさん難しい言葉知ってますね……」
彩「と、とにかく! 二人にも協力してもらうよ!」
↓1 なにをする? ※エ口グロ、道徳的に受け入れがたい安価はずらします
彩「王道は王道ゆえに王道なんだよ!」
作戦1【落とし穴】
~公園~
彩「やっぱりこれだね!」ザクッザクッ
麻弥「うーん、罪悪感が……」ザクッザクッ
イヴ「ブシドー!!」ザクッザクッザクッザクッ!!
彩「イヴちゃん凄っ!?」
「あれー?」
日菜「みんななにしてんの~?」
彩(日菜ちゃん!? なんでっ!?)
日菜「なんか散歩してたらみんながるんっ♪てことしてたから声かけたんだ~」
麻弥(まさか呼ぶ前に本人が来るなんて……、さすが日菜さんというべきか、さすが彩さんというべきか……)
日菜「で! なにしてたの~?」
イヴ「えーっと、落とs……」
バッ!
イヴ「はやはんはひふふんへふは!?」(アヤさんなにするんですか!?)
彩(いやこっちのセリフううう!!)
彩(イヴちゃんの天然さを失念してたっ……!)
日菜「ん? おとし? 御年?」
麻弥「え、えーっと、そう! 落し物! 落し物を探してたんです!」
日菜「え? 地中に落としたの?」
彩(麻弥ちゃーん!! まさかのここでポンコツ!?)
日菜「まさか……」
彩(ああ、おわった、さすがに気づくよね……)
日菜「埋蔵金!? 将軍の落し物ってこと!?」
彩「」
イヴ「埋蔵金! ショーグン!!」
日菜「こうしちゃいられないよ! あたしにもシャベル貸して!!」
彩麻弥(な、なんとか誤魔化せたのか……?)
日菜「ちょっと二人ともなにボーっとしてんの!?」ザクッザクッ
イヴ「そーです! 早く見つけないと誰かに先を越されてしまいます!!」ザクッザクッ
彩麻弥「ひ、ひえええええ!!!」
~二時間後~
日菜「うーん……、なかったね……」
イヴ「残念です……」
日菜「まあいっか! 久々に体いっぱい動かしてるんっ♪って感じ!」
イヴ「なるほど! これもブシドーを極める修行というわけですね!」
彩「なんであの二人あんなに元気なのぉ~……」
麻弥「」チーン
彩「ま、麻弥ちゃああああん!!」
この後家に泥まみれで帰った彩は両親にめちゃくちゃ怒られたそうな。
~翌日~
彩「ひどい目にあった……」ゲッソリ
麻弥「体中が筋肉痛っす……」ゲッソリ
イヴ「昨日は楽しかったです!」ツヤツヤ
彩(き、昨日は完全に日菜ちゃんのペースに乗せられた……)
彩(っていうか! 内部に敵がいるよ!!)ジトォ
イヴ「??」
彩「えっとー、じゃあ、次の作戦いきまーす……」
麻弥「おー……」
イヴ「ブシドー!!」
↓1 なにをする? ※エ口グロ、道徳的に(ry
彩「悲しいけどこれ作戦なんだよね……」
作戦2【見えないふりをする】
彩「こ、ここまできたら徹底的にだよ……」
麻弥(罪悪感で震えるくらいならやらなければいいのに……)
麻弥(ただどう転んでもいじめになる未来が見えないのが彩さんのいいところっすね……)
イヴ「演技はむずかしそうです……」
彩「今どきのアイドルには演技力は必須だよ!」
彩「仕返し&演技力向上作戦……!」
彩「開始っ!!」
~レッスンルーム~
ガチャ
千聖「ごめんなさい、前の仕事が長引いて少し遅れたわ」
彩「千聖ちゃんおはよう!」
麻弥「おはようございます! 千聖さん!」
イヴ「おはよーございます!!」
ガチャ
日菜「おっはよー!」
彩麻弥イヴ「……」
千聖(どうしてあの三人黙っているのかしら……?)
千聖「おはよう日菜ちゃん、というか遅刻よ?」
日菜「ごめーん」
イヴ(見えないふりむずかしいです……、そうだ!)
バッ!
千聖「あ、あの、イヴちゃん……、なんで顔を覆っているのかしら……」
イヴ「こうすれば見えないふりできます!!」
千聖「…………見えないふり?」
日菜「あはは! イヴちゃん面白―い! ね? 彩ちゃん!」
彩「え、い、イマナンカキコエナカッター? 麻弥チャン」
麻弥「い、いや何も聞こえませんでしたよ! 彩さん!!」
麻弥(大根役者とか遥かに超越してる棒ぶりですよ彩さん!!!)
日菜「えー? 二人とも耳悪くなったのー?」
エ?マヤチャンナンカイッター? ナニモイッテナイッスー
千聖(慣れないことなんかやらなければいいのに……)ハァ…
千聖(なるほどね、だいたいわかったわ……)
千聖(まったく、こんなことを考えるのは彩ちゃんね?)
千聖(ただ無視ってやり方はいただけないわね…………)
千聖『お説教が必要かしら……?』ボソッ
彩麻弥「ひっ!」ゾクッ
彩『な、なんか今すごい寒気が……』ヒソヒソ
麻弥『ジ、ジブンもです……』ヒソヒソ
千聖「日菜ちゃん、ちょっといいかしら」
日菜「んー? なに? 千聖ちゃん」
コショコショ フンフン
日菜「それはるんっ♪てくるね!」ニヤァ
日菜「あーあ、さっきから彩ちゃんたちにあたしの姿が見えてないみたいだなー」
日菜「ってことはなにしてもばれないってことだよねえ」ニヤァ
ガシッ!
彩「え゛、ち、千聖ちゃん……? どうして羽交い締めに……」
千聖「あら? なにか聞こえるわね? 気のせいかしら」
日菜「ふっふっふー」ワキワキ
彩「あ、いや、ちょまま、ちょままm」
―――
―――――
彩「」チーン
麻弥「彩さん、彩さんのことは忘れないっす……」
ガシッ!
麻弥「え゛っ」
―――
―――――
麻弥「」チーン
イヴ「ごめんなさい……、見えないふりなんてヒナさんにひどいことをしてしまいました……、ブシ失格です……」
日菜「えー? 全然気にしてないよ? 楽しかったし!」
千聖「今度巻き込まれたら私にいいなさい?」ニコッ
彩(千聖ちゃんと……日菜ちゃんが手を組んだら……勝て…ないよ……)ガクッ
~さらに翌日~
彩「千聖ちゃんこわかったよ……」
麻弥「もうやめませんか彩さん……、命がいくつあっても足りないっすよ……」
彩「……」
彩「……いや」
彩「負けたままでいいのかな?」
麻弥「っ!」
彩「たしかに千聖ちゃんは怖いし日菜ちゃんは手ごわい……」
彩「でもっ!」
彩「私は勝ちたい!!」
麻弥「彩さん……」
麻弥(まじか)
麻弥「……わかりました、不肖、大和麻弥! 最後までお付き合いします!」
彩「さあ!ラストチャンス!」
↓1 なにをする? ※エ口グロ、道徳的に(ry
彩「力こそパワー!」
作戦3 【腕相撲】
麻弥「えええええええ!! ここで力押しですか!?」
彩「うん、思ったんだ……、私たちじゃ絶対に日菜ちゃんや千聖ちゃんの頭脳には勝てないって……」
彩「だから力で勝つしか道はないと思う!」
麻弥(連日の惨敗で彩さんの思考がバーサーカーのそれになってるっす……)
彩「行こう! 麻弥ちゃん案内よろしく」
麻弥「え、うちの学校行くんですか!?」
~羽丘女子学園~
日菜「で、わざわざ他校まできたんだ……」←部活中
麻弥(あの日菜さんが引いてるっす)
彩「麻弥ちゃん、審判お願い」
麻弥「わ、わかりました……」
日菜「うーん……、よし! やるからには本気出さないと彩ちゃんに失礼だよね!」
彩「いくよ日菜ちゃん……!!」
麻弥「では、両者セット……」
ガシッ!
麻弥「レディー!!!!!……」
麻弥「ゴ「あら?」
千聖「なにやってるのかしら、あなたたち」ニッコリ
彩「ち、ちち、ちちちち千聖ちゃん!?」
日菜「どーして千聖ちゃんがここに?」
千聖「今度うちの学校との合同演劇会をやるからって助っ人で呼ばれてその打ち合わせに来てたの」
麻弥「ジ、ジブンそんな話聞いてないっすよ!」
千聖「演劇おバカさんからの急な依頼だったから部員全体には伝わってなかったんじゃないかしら?」
千聖「それはそれとして」
千聖「他校にまで迷惑をかけるとはこの前のお灸が足りなかったのかしら?」ゴゴゴゴゴ
彩「え、えっと、その~……」ダラダラ
千聖「そういえば彩ちゃん、この前の演技はひどかったわよね」
彩「は、ははは……」
千聖「イヴちゃんが言ってたわ……」
―――
―――――
イヴ『今どきのアイドルには演技力が必要とアヤさんが言ってました!!』
―――――
―――
千聖「しっかりと演技力磨きましょうね……!!」ゴゴゴゴゴ
その後部室に連行された彩は千聖の鬼の演技指導を受けて千聖の前ではすっかり子犬のようになってしまったそうな。
麻弥「……」ソローッ
ガッ!
千聖「麻弥ちゃんもよ」ニッコリ
麻弥も千聖の前ではすっかり忠犬のようになってしまったそうな。
彩「ぎゃふん!!!!!」
おわり
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コメント一覧 (5)
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- 2018年03月23日 13:46
- (無人島行ってる時点でなぁ・・・)
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- 2018年03月23日 18:54
- イヴちゃん天然かわいい
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- 2018年03月23日 20:14
- え?パスパレって芸人でしょ?(すっとぼけ)
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- 2018年03月26日 00:28
- さすイヴ、かわいい
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- 2018年05月09日 02:19
- 儚い・・・