長
小説 風 の 文章 ですが、 これは僕の 趣 味 が 文 章 を書く こ と だ か らで す。ご め ん な さい 。
こ の スレ ほと んど 覗 か な いから ス レ違いとかよく分 から な い けどとり あ えず投下
事 件 当 時 の 状況
僕(僕 男 ) 20才 大 学生
彼 女 ( 優 美)19才 大学生
DQN男 (ドキ ュ 男 ) 21 才 大学 生
僕と 彼 女 は 、大 学の ラク ロ ス サークルで知り合 っ た。
年 は 僕が 一 つ上だ け ど 、僕は 一 浪 だ か ら 彼 女 と は同 じ 年 次で同 じ サー クル
当時サ ーク ル の 女は 茶 髪率 高 かっ たけ ど、 優 美 はき れい な黒 髪だった
黒 髪と品のある顔 立 ち、清 楚 な服 装 の 優 美 は、 学 級委 員で もやっ てそうな 利 発そう な 美 人だった 。
男 か らの 人 気も高く て、僕だけじゃなく て、 他の 多くの 男も 優美にアプ ローチかけ て た。
幸 運に も 、優 美 は僕を選ん で く れて、 僕たち は1年 の 6月から付き合い 始め た。
優美は 当 時 一人 暮 ら しで 僕 は実家だ った。
だから、僕 はよく 彼 女の 家 に泊ま りに行って 二 人 で楽し い時 間 を 過 ご し た。
そ れ 以 外 にも、休日は 遊園地 行った り 、お弁当持 って ピ ク ニッ ク 行 っ たり し た 。
時々 小さなケン カ もした け ど すぐ 仲 直 りで きたし 、 僕と優 美の付き合 い は、健全 な大学生 らし い本 当 に 順 調 な 付き 合 い だっ た。
--------------------
付 き合 い 始 めて 一 年し た とき 、うちのサークル の 夏合 宿 があ った 。
夏 合宿は 1週間の予 定だった んだ けど 、3 日 目ぐ ら いに家か ら電話 があ っ て親 戚 に 不幸が あ ったとの こ と 。
仕方な く僕 だけ、 合 宿を先に切 り 上げ て帰 ることに し た。
亡く なったの は 遠縁 の 親戚で 、 顔もよ く 分 から な い 人 だ ったん だ けど、僕 は通 夜 葬 式にも顔 を出した。
遠 方の 親戚 の家か ら帰る頃 には 、も う夏 合 宿も 終わっ て た。
僕 は家 に戻 ると 早速 、優美の と こ ろ に 電 話し た。
さ っそく 優美 とデート の 約束取 り 付 けよ う と思 ったけ ど 優美は 、 夏 合宿 で疲れ てるか ら どこも 行 きた くない との こ と 。
じゃあ、優美 の 家で マ タ ーリ 過 ご そ う っ て ことにな って 僕はすぐに 優美 の 家 に 行 った 。
優美の家 に 行って み た ら 、 優 美 はすご く元気が なくて 、 目 も 真っ 赤だ った 。
疲 れ てる という よ り 、 失恋 した 後 み た いな感じだっ た。
僕が いろ い ろ 話 し かけ て も 心こ こに あ ら ずと い った 感じ。
普段の優美 は、 僕の く だら ない ジョ ー クでも ケラ ケラ 笑っ てく れ る 明 る く て 屈託のな い 子 だけど、 そ の と きは 「 フーン」 とか 「 そ うな ん だ」 とか 、 素 っ気ない返 し方ば っかり だ っ た 。
普段 、優美 は よ く 僕 に 料 理を作 ってくれ る 。
一人暮 らし 始 めてから もう一年以 上 経 っ て るか ら、 優 美の 料理の腕 も大分 上達してる 。
で も 、今日 はやる気が 出な い って言 うか ら、 その日は僕 が料理を作 っ た 。
僕 は 、 ソ ウメン と か サラダと か 、疲れ て る優 美で も 食 べられ そ うなものを作 った
二 人 で 食 事始 めても、優美 の箸は 全然 進 まなか った 。
ボ ー と 食卓を 眺め てて、 ときど き 箸を動 か す程 度
ご 飯 食 べながら 僕 が 話 しか けても 、右か ら左 に言 葉 が 抜 けて いく 感 じだった。
僕 男 「あ 、食 欲ないなら、 無 理 して 食べなく て も いいよ 。僕 も うお腹 いっ ぱ い だし、後 で 食 べ よう? 」
優美 は 、 料理 を作っ てもらった 手 前 、 無理や り 食べ てる感じ だっ た。だか ら僕 は 、 優 美 にそ う言った 。
本当 は まだ ま だ食べた か っ たけ ど 、 僕 が食べて ると優美も付き 合 っちゃ う から 僕は優美と 一緒に食 事を 中止 す ることにし た。
「 ねえ ? 飲 も っか ? 」
優 美 は 部 屋 で テ レ ビ を見 な が ら 、食事の後 片 付 け をしてる僕に話し かけ て き た 。
優美は あんま り お 酒 が 好 き じ ゃ ない。
いつもは 僕が飲んで、 優美 は そ れに付 き合うっ て 感 じだ っ た 。
いつもは 自 分か ら飲も うな んて言わ な い のに、 どう し て今 日 は、優美から酒を 誘うんだ ?何があっ たんだろ う?
心 に引 っかかる ものは あっ たけど細かいこと は酒 を飲み な が らでも 聞こうと思って、そのと きは 何も聞か な か った。
優 美は 疲れてるみ た い だったから 僕一人 で 近 くのコ ンビニで 酒 と 氷と つ まみを買 い 出 し に行 っ た。
僕が コン ビニ か ら戻 って みた ら、優 美は 泣いてた。
「どう し たの ? 」
僕 は あ わ てて 優 美の そ ばに駆け寄 っ て、 優 美に 尋ねた。
優 美 は「 ご めんね。ごめんね」 を繰り 返すば かり で話 に な ら ない 。
「 ま あ 、 いい や。 とりあ えず飲 もうよ?話は それから で いい か ら 」
そう 言っ て 僕は コ ップ を出 し て、さっ き 買 っ てき た ビー ル を 注 い だ 。
コッ プに ビ ー ルが 注が れる と 、優 美 は一気 に それを飲み 干した 。
今 ま で 、 優美 がこんな飲み方 した こ と なん て な か った 。
い つ も の 優美 は 、 1 時間か け て ビ ール350ml缶を 一本空ける ようなスロ ーペー スだ。
大酒飲 み の僕 は、内 心 そうい うス ロ ーペ ースな 優 美を もど かしく思 っ てさえい た 。
僕はぐ い っ と 酒の飲 み 干 す優 美 をあっけに とら れ て見 て い た。
呆然 とす る僕 をよそに 、優美は自 分 でコ ップに ビールを注 いで、ま た 一気に 飲 み 干した 。
僕 男 「 ちょ っ と、 ど う し たの ? 何 か 悩 みで もある の ? あ る な ら 僕に相談 し てよ?」
僕は 優美のすぐ 隣に 移動して 、優 美の 肩 を抱き しめ なが ら そう 言 っ た。
優美は 僕に抱 き つ い て き て 「ご め ん ね 」 と 繰り返 すば かりだっ た 。
「迷惑かか っ ちゃうか ら」と 言ってなか な か話 そうと し な い 優美から、 2時 間 かけて話を 聞き だした。
--------------------
夏合 宿 中 の 飲み会で、 優 美 は 早 々につぶれ てし ま った ら しい。
つ ぶ れた 優美は 、サーク ル の 仲間によ っ て別 室 に運ば れ て そ こで一 人で寝 て た ら しい。
そ こで 同 じ サ ークル のド キュ男が こ っ そ り忍び 込ん で 、 つ ぶ れて 寝 てる優 美 の服を脱 が せて携帯で 写 真 を 撮 って 、その 写 真 で優美を脅してるとのこと だ っ た 。
ド キ ュ 男 の要 求 は
「やら せろ 。やらせな かっ たら写 真 をバラ ま く 。そうな れば 僕 男 と の 付 き 合いも ダ メに な るだろう し 、 サー クル で も 居場 所 な く な るぞ? 」
と い う ものだった 。
ドキ ュ男 は、優美に 撮っ た 写 真を 送 っ てき て 、優美に プレッシャ ー を か けて る っ て こと だっ た
優美の携帯 に 送 ら れて来 た写 真を 見せ て もらっ た
ワンピー スのボタン を全 部 外さ れ て、 ブ ラを上 にあ げら れ た写真 だ っ た
顔も は っきり 映 って て、確か に優美 だ っ た 。
も う一 枚 は 、優美のパン ツ が 下ろ されてて 、ヘ アをアッ プ に撮っ た 写 真 だ っ た。
写真 を見 て 、 僕は頭 が 真 っ白 だ っ た。
不 思 議 な ことに怒 りは沸 かな かった 。
た だ 、 あ ま りに も衝 撃的 な 展 開に 頭が着 い て い か なく て 、呆然 とその 場 にへ たり込むだけだ った 。
優 美は 、 隙 を作 って そ んな写真 撮 ら せ て しまったこと と、 僕を 巻き込 ん でし ま った ことを何 度 も謝 っ て た 。
あまり の シ ョッ ク で 、僕は 話 をするこ と さ え 苦 痛 に な ってた 。
視 界が 狭 ま っ て 、目 の前が真っ 暗 になった 。
目の前が 真っ暗 に な るって 話、た と え 話 じゃ なくて本当 だった
でも 、 目 の前には 泣き な が ら 何度 も 謝る 優美 が い る 。
も う何も 話し た くない 気分だっ たけど 、 気 を 奮い立 た せ て、 僕は優美 を慰 め た 。も う 必死になっ て優美を慰め た 。
「 もう心配 ない よ 。後 は 僕 が 何 とか す る か ら 、安 心 していい 」
「 たと え ド キ ュ男が優美に何を し ても 、 僕 は優美の側 に ず っと い るか ら 」
「今回も 、こ の先 も、 何があ っ て も優 美 が好きだから」
「サ ーク ル の飲 みで潰 れ たん だっ た ら、 優 美に 責任は な い。 (うち の サー ク ルは結構飲 み が激しい)だか ら も う謝 ら な いでよ 」
よ く 覚えて ない けど 、 そん な こ と を 言 った と思う。
「 私、 汚 れ ち ゃ っ た 」と 優 美が 言 ったと き
「気 にすん な よ 。優美 が純 粋無垢の 純 粋 培養の 人だなん て 、最初か ら誰も思 っ てない から」 と言 った ら、
僕 の 胸に顔 を埋 めて 泣いて た優 美 は 、「 そ の慰め 方、ちょっ とひ どく な い?」 と顔を上 げて、 上目 使 い に 僕を見な が ら 泣き笑い 顔で 言 っ た。
その日初め て、 作り 笑いでは な い 優 美の 笑 顔 を 見た 気が し た。
そ の ま ま 僕は優美 にキス し て、二人でそ のま ま ベット に 行 った
その日 の優 美 は 、特に 激 し かっ た 。
優美と の セク ロスの ときだけ は 、 今直面 してる嫌なこ とを 忘 れ ること が で き た 。
優 美を抱 いて い る最中、僕はこの 人 が本当 に好きな ん だ っ て 思っ た。
セ ク ロス が 終わ っ てから、 優美 といろ ん な 昔話をした。 本当 に楽しい 思 い出 ばっ かり で、優 美との話は尽 きな かっ た 。
セク ロスの後 、優 美は全 部 話 し て肩の荷 が 下 りたのか い つ も の優美 ら し い 元 気さ を 取 り戻 して く れ て すご く よく喋っ た 。
それ が 、すご くう れ しかっ た。
--------------------
翌 朝 、 僕 は、 今日にでも ドキ ュ男に会 いに行 って、 こ の 問 題 に決 着 を つ けると優 美 に 言った。
優美 も付 いて 来る と言っ たけ ど、 優 美は も う十分 苦 し ん だ から 、後は 僕に任せて 。 もう 何も 心配しな い で、 家 で 鍵 掛 け て 待 って るように 言 っ た。
優美 は僕一 人で 行かせる の は 不安だ と言 ったけど 結局 優 美 は 納 得 してく れ て、僕 は 一人で優美の家 を出 た。
家 を 出て か ら す ぐに ドキ ュ 男 に 電 話し た 。
「どうしても話 し た いこ とが あり ます 」と 僕 が 言 ったら 今バイ ト中 で 出 ら れ な いとのこ と
一 応ドキ ュ 男はサーク ル の 先輩 な ので、 切 れそ うに な るの を必 死に抑 えて 、敬語 を 使 っ て話 した。
ドキュ男は 、今 は ど う し て もダメ。夜なら 空 いて る から、 そ の と き話 そ うと の こ とだった 。
ド キュ男 の バ イ ト 先の 人にこ の こと で迷 惑 掛 け る の も 悪いから仕方な くドキュ男 の 要求 を 呑ん で夜 会うこ と にし た。
時 間と場 所 はドキ ュ 男が 指 定 した。
ド キュ男が 指定 し た 場 所は 、 喫 茶店と かじ ゃ な く て 、 人気のな い 河 原だっ た。
嫌 な予感 がした けど 、 一度家 に帰って寝 て、そ の 後 、指定の場 所に一 人 で 行った 。
--------------------
僕は 気 持 ち がはや ってたか ら 約 束の時間 の 20分 以 上 前 に 着 いた 。
夜 の河 原には誰 もい なか っ た。 し かも高架下だ っ たか ら 電 車 の音もう るさくて こ こな ら 何か さ れ て も 通 行人 は気 づか な い だ ろう と思 って 、 怖く なっ た。
約 束 の時 間 の 5分 前ぐ らいに ド キ ュ男 が 来た 。嫌な 予 想 は 当たっ て 、 他 に 2人男を 連れ て きた。
優美が 写 真 撮られた ことを他の 二 人 の 男 に知ら れたくなかっ たか ら僕はド キ ュ男 と二人 だけで話 を し た い と言っ た 。
ド キュ男は 一 応 先 輩 だったから、そのと きも 僕は 、 怒りを堪え てドキ ュ 男 に敬語で 話した 。
「 別 に 4人 で 話せば い いじゃん 。こいつら、 優美の写 真 もう 見 て るぜ ?な あお ま えら?あの女、す げえいい体 してたろ?」
ド キ ュ男 のこ の 一 言で、 僕は切れて しまっ た。
唐突にドキュ男につ か みか かって ボコボコ に 殴 った 。
他 の二人には ずい ぶん 殴 られ たけ ど、 僕 の怒 り は ドキ ュ男に 集 中し てたか ら ド キ ュ男 だ け に 的 を絞 って狂 っ たように 殴 った。
途中、 殴られ て意識が飛 び かけて、そ の後は よ く覚え ていな い 。
意 識 がはっき り した と きは 僕は、倒 れ た ド キ ュ 男の口 辺 りに、近 くに あ った 大き め の石 を何度も ぶつけ て た 。
殴り合 い の喧嘩 なんて 、小学 校以来だ った 。
父に 言 わ れ て 小さい頃 から空手を 習わ されて たけど、それが少 し だ け役に 立 った 。
「 少 しだけ」と書い たの は 、空手 で覚えた技を 使 った の なん て相 手 の 突 きや蹴り を かわす と きぐ ら いで 後はも う 、 その辺 にあっ た 石を持 っ てぶ ん 殴 ったり 、 木の 棒で 相手 の 腹を突 いた り 、 も う グ チ ャ グ チ ャ の 喧嘩 ぶ り だ っ た か らだ。
ドキュ 男 が気 絶して 動 か な く なったか ら 、 とり あえず 僕は 石で顔 を叩 く の を止めた 。
ドキュ男は 上 の前 歯が 4 、5本 なかった。
ドキュ男 の 携 帯を ポ ケッ トか ら探し出 して 、 へし 折 って川に 投 げ 捨 て た 。
僕 男「 これで 僕 の気 は 済ん だけど、 ま だ やりたい の? や り たいなら、おまえらの 前 歯も 全 部 折るよ?」
ド 友1「 いや、 俺 はいいや 。とりあえずド キ ュ 男を医 者に連 れてくよ
ド友 2 「ああ 、 じゃ あ 俺 も。 俺た ち 、ドキ ュ男に 呼ば れて 来た だけ だか ら 、お ま え に 恨み なん かな い し 」
僕男「じ ゃ あ携帯 貸してくれ る ? 優 美の画像消させ て も ら う から 」
意 外 な こと に 、 二 人 はす ん な り携帯 を 貸 し て くれた。
も う ち ょっと人間的にク ソ なのかと思 っ たら、 こ の 二 人 はド キ ュ男 ほ ど クソじ ゃなか っ た み たい だ 。
僕 は 二 人 の デー タ消去 を 確 認 し て、 その 場所を 去 った 。
さ っ きはハ ッ タリで、まだやる気 満 々みたい な言 い 方した け ど 、体 力 的には も う限界だ っ た 。
急 に激しい運動 したから、立っ ている の も辛 か っ た 。帰 り 道は 、 膝 がガクガ クい っ て う ま く歩けなか っ た 。
二人 が大人し く 引 いてく れて正直、助かった。
-------------------
優美にはすぐ に 連 絡でき なか っ た。
い し 、 こっち は目も 当て られ な い ぐ らいのDQNだし 読んで 気 分 が 悪くな る かもし れません 。
>>次のページへ続く
小説 風 の 文章 ですが、 これは僕の 趣 味 が 文 章 を書く こ と だ か らで す。ご め ん な さい 。
こ の スレ ほと んど 覗 か な いから ス レ違いとかよく分 から な い けどとり あ えず投下
事 件 当 時 の 状況
僕(僕 男 ) 20才 大 学生
彼 女 ( 優 美)19才 大学生
DQN男 (ドキ ュ 男 ) 21 才 大学 生
僕と 彼 女 は 、大 学の ラク ロ ス サークルで知り合 っ た。
年 は 僕が 一 つ上だ け ど 、僕は 一 浪 だ か ら 彼 女 と は同 じ 年 次で同 じ サー クル
当時サ ーク ル の 女は 茶 髪率 高 かっ たけ ど、 優 美 はき れい な黒 髪だった
黒 髪と品のある顔 立 ち、清 楚 な服 装 の 優 美 は、 学 級委 員で もやっ てそうな 利 発そう な 美 人だった 。
男 か らの 人 気も高く て、僕だけじゃなく て、 他の 多くの 男も 優美にアプ ローチかけ て た。
幸 運に も 、優 美 は僕を選ん で く れて、 僕たち は1年 の 6月から付き合い 始め た。
優美は 当 時 一人 暮 ら しで 僕 は実家だ った。
だから、僕 はよく 彼 女の 家 に泊ま りに行って 二 人 で楽し い時 間 を 過 ご し た。
そ れ 以 外 にも、休日は 遊園地 行った り 、お弁当持 って ピ ク ニッ ク 行 っ たり し た 。
時々 小さなケン カ もした け ど すぐ 仲 直 りで きたし 、 僕と優 美の付き合 い は、健全 な大学生 らし い本 当 に 順 調 な 付き 合 い だっ た。
--------------------
付 き合 い 始 めて 一 年し た とき 、うちのサークル の 夏合 宿 があ った 。
夏 合宿は 1週間の予 定だった んだ けど 、3 日 目ぐ ら いに家か ら電話 があ っ て親 戚 に 不幸が あ ったとの こ と 。
仕方な く僕 だけ、 合 宿を先に切 り 上げ て帰 ることに し た。
亡く なったの は 遠縁 の 親戚で 、 顔もよ く 分 から な い 人 だ ったん だ けど、僕 は通 夜 葬 式にも顔 を出した。
遠 方の 親戚 の家か ら帰る頃 には 、も う夏 合 宿も 終わっ て た。
僕 は家 に戻 ると 早速 、優美の と こ ろ に 電 話し た。
さ っそく 優美 とデート の 約束取 り 付 けよ う と思 ったけ ど 優美は 、 夏 合宿 で疲れ てるか ら どこも 行 きた くない との こ と 。
じゃあ、優美 の 家で マ タ ーリ 過 ご そ う っ て ことにな って 僕はすぐに 優美 の 家 に 行 った 。
優美の家 に 行って み た ら 、 優 美 はすご く元気が なくて 、 目 も 真っ 赤だ った 。
疲 れ てる という よ り 、 失恋 した 後 み た いな感じだっ た。
僕が いろ い ろ 話 し かけ て も 心こ こに あ ら ずと い った 感じ。
普段の優美 は、 僕の く だら ない ジョ ー クでも ケラ ケラ 笑っ てく れ る 明 る く て 屈託のな い 子 だけど、 そ の と きは 「 フーン」 とか 「 そ うな ん だ」 とか 、 素 っ気ない返 し方ば っかり だ っ た 。
普段 、優美 は よ く 僕 に 料 理を作 ってくれ る 。
一人暮 らし 始 めてから もう一年以 上 経 っ て るか ら、 優 美の 料理の腕 も大分 上達してる 。
で も 、今日 はやる気が 出な い って言 うか ら、 その日は僕 が料理を作 っ た 。
僕 は 、 ソ ウメン と か サラダと か 、疲れ て る優 美で も 食 べられ そ うなものを作 った
二 人 で 食 事始 めても、優美 の箸は 全然 進 まなか った 。
ボ ー と 食卓を 眺め てて、 ときど き 箸を動 か す程 度
ご 飯 食 べながら 僕 が 話 しか けても 、右か ら左 に言 葉 が 抜 けて いく 感 じだった。
僕 男 「あ 、食 欲ないなら、 無 理 して 食べなく て も いいよ 。僕 も うお腹 いっ ぱ い だし、後 で 食 べ よう? 」
優美 は 、 料理 を作っ てもらった 手 前 、 無理や り 食べ てる感じ だっ た。だか ら僕 は 、 優 美 にそ う言った 。
本当 は まだ ま だ食べた か っ たけ ど 、 僕 が食べて ると優美も付き 合 っちゃ う から 僕は優美と 一緒に食 事を 中止 す ることにし た。
「 ねえ ? 飲 も っか ? 」
優 美 は 部 屋 で テ レ ビ を見 な が ら 、食事の後 片 付 け をしてる僕に話し かけ て き た 。
優美は あんま り お 酒 が 好 き じ ゃ ない。
いつもは 僕が飲んで、 優美 は そ れに付 き合うっ て 感 じだ っ た 。
いつもは 自 分か ら飲も うな んて言わ な い のに、 どう し て今 日 は、優美から酒を 誘うんだ ?何があっ たんだろ う?
心 に引 っかかる ものは あっ たけど細かいこと は酒 を飲み な が らでも 聞こうと思って、そのと きは 何も聞か な か った。
優 美は 疲れてるみ た い だったから 僕一人 で 近 くのコ ンビニで 酒 と 氷と つ まみを買 い 出 し に行 っ た。
僕が コン ビニ か ら戻 って みた ら、優 美は 泣いてた。
「どう し たの ? 」
僕 は あ わ てて 優 美の そ ばに駆け寄 っ て、 優 美に 尋ねた。
優 美 は「 ご めんね。ごめんね」 を繰り 返すば かり で話 に な ら ない 。
「 ま あ 、 いい や。 とりあ えず飲 もうよ?話は それから で いい か ら 」
そう 言っ て 僕は コ ップ を出 し て、さっ き 買 っ てき た ビー ル を 注 い だ 。
コッ プに ビ ー ルが 注が れる と 、優 美 は一気 に それを飲み 干した 。
今 ま で 、 優美 がこんな飲み方 した こ と なん て な か った 。
い つ も の 優美 は 、 1 時間か け て ビ ール350ml缶を 一本空ける ようなスロ ーペー スだ。
大酒飲 み の僕 は、内 心 そうい うス ロ ーペ ースな 優 美を もど かしく思 っ てさえい た 。
僕はぐ い っ と 酒の飲 み 干 す優 美 をあっけに とら れ て見 て い た。
呆然 とす る僕 をよそに 、優美は自 分 でコ ップに ビールを注 いで、ま た 一気に 飲 み 干した 。
僕 男 「 ちょ っ と、 ど う し たの ? 何 か 悩 みで もある の ? あ る な ら 僕に相談 し てよ?」
僕は 優美のすぐ 隣に 移動して 、優 美の 肩 を抱き しめ なが ら そう 言 っ た。
優美は 僕に抱 き つ い て き て 「ご め ん ね 」 と 繰り返 すば かりだっ た 。
「迷惑かか っ ちゃうか ら」と 言ってなか な か話 そうと し な い 優美から、 2時 間 かけて話を 聞き だした。
--------------------
夏合 宿 中 の 飲み会で、 優 美 は 早 々につぶれ てし ま った ら しい。
つ ぶ れた 優美は 、サーク ル の 仲間によ っ て別 室 に運ば れ て そ こで一 人で寝 て た ら しい。
そ こで 同 じ サ ークル のド キュ男が こ っ そ り忍び 込ん で 、 つ ぶ れて 寝 てる優 美 の服を脱 が せて携帯で 写 真 を 撮 って 、その 写 真 で優美を脅してるとのこと だ っ た 。
ド キ ュ 男 の要 求 は
「やら せろ 。やらせな かっ たら写 真 をバラ ま く 。そうな れば 僕 男 と の 付 き 合いも ダ メに な るだろう し 、 サー クル で も 居場 所 な く な るぞ? 」
と い う ものだった 。
ドキ ュ男 は、優美に 撮っ た 写 真を 送 っ てき て 、優美に プレッシャ ー を か けて る っ て こと だっ た
優美の携帯 に 送 ら れて来 た写 真を 見せ て もらっ た
ワンピー スのボタン を全 部 外さ れ て、 ブ ラを上 にあ げら れ た写真 だ っ た
顔も は っきり 映 って て、確か に優美 だ っ た 。
も う一 枚 は 、優美のパン ツ が 下ろ されてて 、ヘ アをアッ プ に撮っ た 写 真 だ っ た。
写真 を見 て 、 僕は頭 が 真 っ白 だ っ た。
不 思 議 な ことに怒 りは沸 かな かった 。
た だ 、 あ ま りに も衝 撃的 な 展 開に 頭が着 い て い か なく て 、呆然 とその 場 にへ たり込むだけだ った 。
優 美は 、 隙 を作 って そ んな写真 撮 ら せ て しまったこと と、 僕を 巻き込 ん でし ま った ことを何 度 も謝 っ て た 。
あまり の シ ョッ ク で 、僕は 話 をするこ と さ え 苦 痛 に な ってた 。
視 界が 狭 ま っ て 、目 の前が真っ 暗 になった 。
目の前が 真っ暗 に な るって 話、た と え 話 じゃ なくて本当 だった
でも 、 目 の前には 泣き な が ら 何度 も 謝る 優美 が い る 。
も う何も 話し た くない 気分だっ たけど 、 気 を 奮い立 た せ て、 僕は優美 を慰 め た 。も う 必死になっ て優美を慰め た 。
「 もう心配 ない よ 。後 は 僕 が 何 とか す る か ら 、安 心 していい 」
「 たと え ド キ ュ男が優美に何を し ても 、 僕 は優美の側 に ず っと い るか ら 」
「今回も 、こ の先 も、 何があ っ て も優 美 が好きだから」
「サ ーク ル の飲 みで潰 れ たん だっ た ら、 優 美に 責任は な い。 (うち の サー ク ルは結構飲 み が激しい)だか ら も う謝 ら な いでよ 」
よ く 覚えて ない けど 、 そん な こ と を 言 った と思う。
「 私、 汚 れ ち ゃ っ た 」と 優 美が 言 ったと き
「気 にすん な よ 。優美 が純 粋無垢の 純 粋 培養の 人だなん て 、最初か ら誰も思 っ てない から」 と言 った ら、
僕 の 胸に顔 を埋 めて 泣いて た優 美 は 、「 そ の慰め 方、ちょっ とひ どく な い?」 と顔を上 げて、 上目 使 い に 僕を見な が ら 泣き笑い 顔で 言 っ た。
その日初め て、 作り 笑いでは な い 優 美の 笑 顔 を 見た 気が し た。
そ の ま ま 僕は優美 にキス し て、二人でそ のま ま ベット に 行 った
その日 の優 美 は 、特に 激 し かっ た 。
優美と の セク ロスの ときだけ は 、 今直面 してる嫌なこ とを 忘 れ ること が で き た 。
優 美を抱 いて い る最中、僕はこの 人 が本当 に好きな ん だ っ て 思っ た。
セ ク ロス が 終わ っ てから、 優美 といろ ん な 昔話をした。 本当 に楽しい 思 い出 ばっ かり で、優 美との話は尽 きな かっ た 。
セク ロスの後 、優 美は全 部 話 し て肩の荷 が 下 りたのか い つ も の優美 ら し い 元 気さ を 取 り戻 して く れ て すご く よく喋っ た 。
それ が 、すご くう れ しかっ た。
--------------------
翌 朝 、 僕 は、 今日にでも ドキ ュ男に会 いに行 って、 こ の 問 題 に決 着 を つ けると優 美 に 言った。
優美 も付 いて 来る と言っ たけ ど、 優 美は も う十分 苦 し ん だ から 、後は 僕に任せて 。 もう 何も 心配しな い で、 家 で 鍵 掛 け て 待 って るように 言 っ た。
優美 は僕一 人で 行かせる の は 不安だ と言 ったけど 結局 優 美 は 納 得 してく れ て、僕 は 一人で優美の家 を出 た。
家 を 出て か ら す ぐに ドキ ュ 男 に 電 話し た 。
「どうしても話 し た いこ とが あり ます 」と 僕 が 言 ったら 今バイ ト中 で 出 ら れ な いとのこ と
一 応ドキ ュ 男はサーク ル の 先輩 な ので、 切 れそ うに な るの を必 死に抑 えて 、敬語 を 使 っ て話 した。
ドキュ男は 、今 は ど う し て もダメ。夜なら 空 いて る から、 そ の と き話 そ うと の こ とだった 。
ド キュ男 の バ イ ト 先の 人にこ の こと で迷 惑 掛 け る の も 悪いから仕方な くドキュ男 の 要求 を 呑ん で夜 会うこ と にし た。
時 間と場 所 はドキ ュ 男が 指 定 した。
ド キュ男が 指定 し た 場 所は 、 喫 茶店と かじ ゃ な く て 、 人気のな い 河 原だっ た。
嫌 な予感 がした けど 、 一度家 に帰って寝 て、そ の 後 、指定の場 所に一 人 で 行った 。
--------------------
僕は 気 持 ち がはや ってたか ら 約 束の時間 の 20分 以 上 前 に 着 いた 。
夜 の河 原には誰 もい なか っ た。 し かも高架下だ っ たか ら 電 車 の音もう るさくて こ こな ら 何か さ れ て も 通 行人 は気 づか な い だ ろう と思 って 、 怖く なっ た。
約 束 の時 間 の 5分 前ぐ らいに ド キ ュ男 が 来た 。嫌な 予 想 は 当たっ て 、 他 に 2人男を 連れ て きた。
優美が 写 真 撮られた ことを他の 二 人 の 男 に知ら れたくなかっ たか ら僕はド キ ュ男 と二人 だけで話 を し た い と言っ た 。
ド キュ男は 一 応 先 輩 だったから、そのと きも 僕は 、 怒りを堪え てドキ ュ 男 に敬語で 話した 。
「 別 に 4人 で 話せば い いじゃん 。こいつら、 優美の写 真 もう 見 て るぜ ?な あお ま えら?あの女、す げえいい体 してたろ?」
ド キ ュ男 のこ の 一 言で、 僕は切れて しまっ た。
唐突にドキュ男につ か みか かって ボコボコ に 殴 った 。
他 の二人には ずい ぶん 殴 られ たけ ど、 僕 の怒 り は ドキ ュ男に 集 中し てたか ら ド キ ュ男 だ け に 的 を絞 って狂 っ たように 殴 った。
途中、 殴られ て意識が飛 び かけて、そ の後は よ く覚え ていな い 。
意 識 がはっき り した と きは 僕は、倒 れ た ド キ ュ 男の口 辺 りに、近 くに あ った 大き め の石 を何度も ぶつけ て た 。
殴り合 い の喧嘩 なんて 、小学 校以来だ った 。
父に 言 わ れ て 小さい頃 から空手を 習わ されて たけど、それが少 し だ け役に 立 った 。
「 少 しだけ」と書い たの は 、空手 で覚えた技を 使 った の なん て相 手 の 突 きや蹴り を かわす と きぐ ら いで 後はも う 、 その辺 にあっ た 石を持 っ てぶ ん 殴 ったり 、 木の 棒で 相手 の 腹を突 いた り 、 も う グ チ ャ グ チ ャ の 喧嘩 ぶ り だ っ た か らだ。
ドキュ 男 が気 絶して 動 か な く なったか ら 、 とり あえず 僕は 石で顔 を叩 く の を止めた 。
ドキュ男は 上 の前 歯が 4 、5本 なかった。
ドキュ男 の 携 帯を ポ ケッ トか ら探し出 して 、 へし 折 って川に 投 げ 捨 て た 。
僕 男「 これで 僕 の気 は 済ん だけど、 ま だ やりたい の? や り たいなら、おまえらの 前 歯も 全 部 折るよ?」
ド 友1「 いや、 俺 はいいや 。とりあえずド キ ュ 男を医 者に連 れてくよ
ド友 2 「ああ 、 じゃ あ 俺 も。 俺た ち 、ドキ ュ男に 呼ば れて 来た だけ だか ら 、お ま え に 恨み なん かな い し 」
僕男「じ ゃ あ携帯 貸してくれ る ? 優 美の画像消させ て も ら う から 」
意 外 な こと に 、 二 人 はす ん な り携帯 を 貸 し て くれた。
も う ち ょっと人間的にク ソ なのかと思 っ たら、 こ の 二 人 はド キ ュ男 ほ ど クソじ ゃなか っ た み たい だ 。
僕 は 二 人 の デー タ消去 を 確 認 し て、 その 場所を 去 った 。
さ っ きはハ ッ タリで、まだやる気 満 々みたい な言 い 方した け ど 、体 力 的には も う限界だ っ た 。
急 に激しい運動 したから、立っ ている の も辛 か っ た 。帰 り 道は 、 膝 がガクガ クい っ て う ま く歩けなか っ た 。
二人 が大人し く 引 いてく れて正直、助かった。
-------------------
優美にはすぐ に 連 絡でき なか っ た。
い し 、 こっち は目も 当て られ な い ぐ らいのDQNだし 読んで 気 分 が 悪くな る かもし れません 。
>>次のページへ続く