【ガヴドロSS】 ガヴリール「好感度測定器……改二?」
- 2017年05月25日 01:40
- SS、ガヴリールドロップアウト
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前回から大体一週間経過しています。
ガヴリール(あの日から、ヴィーネと付き合い始めて一週間が経過した)
ガヴリール(2人で買い物に行ったり、学校がある日はヴィーネに起こしてもらったりしている)
ガヴリール(付き合う前から変わらない関係だが……
ヴィーネはよく家に泊まるようになり、親密になってきていると思う……)
ガヴリール(今日はこの後、一緒に晩御飯を食べるためにヴィーネは買い出しに行っている)
ガヴリール(私は家で留守番をしているが…… 暇だからネトゲでもしよう)ポチッ
ガヴリール(~~♪)
―――ゴトッ
ガヴリール(……ん? ……何か玄関で物音がしたか?)
ガヴリール(…………気になるから見に行こう)
~玄関~
ガヴリール(玄関ドアのポスト口(ぐち)の下に荷物があった)
ガヴリール(誰かが外から入れたようだ…… なんのために? とりあえず、荷物を確認しよう)
ガヴリール(……それは、一週間前に私の興味を引き付けた単語が書いてあった)
ガヴリール(好感度測定器……改二?)
ガヴリール(……私に幸せを届けてくれた機械の……改二らしい)
ガヴリール(そういえば、私が前に使用した測定器は翌朝になると、手元からなくなっていたな……)
ガヴリール(別に使うつもりはなかったから、なくなっても構わなかったが……同じものなのかな?)
ガヴリール(とりあえず、取説を読むか)
「改めましてこんにちは。 これは、人の好感度を測定することができるものです。
測定方法は前回と同様で腕に測定器を装着して、相手に向けてボタンを押すだけです」
「前回のものと比べて、大幅にバージョンアップをしました」
「それは、あなた以外の人の好感度が測れるようになったことです」
「つまり、あなた以外の人物・・・・・・例えばAさんとBさんがいるときに、
測定器でAさんとBさん、お互いの好感度を測ることが出来るようになりました」
「また、あなたから相手への好感度も追加されました」
「測定したら画面に数値が出てきます。数値が、測定した人物の好感度となっており、
数値の基準は以下のようになっています」
0~10 生理的に無理 ※親の仇のように思っています
11~30 嫌い ※よい印象を持っていないようです
31~50 少し嫌い ※ちょっと、苦手のようです
50~60 知り合い程度 ※もっと親密度をあげましょう
61~70 友達 ※良い関係を築けていますね
71~80 親友 ※深い繋がりをお持ちのようです
81~90 好き ※LikeではなくLoveのほうです
91~100 大好き 愛している 結婚不可避 ※おめでとうございます
「また、お互いがまったく知らないもの同士だと好感度は測定できません。
家族に関してはLikeの度合いが大きいと思っていたほうがよいでしょう」
その人達の好感度が分かる様になったのか)
――ガチャッ
ヴィーネ「ガヴ、ただいまー」
ガヴリール「おかえりー、ヴィーネ 今日のご飯は何?」
ヴィーネ「オムライスよ ガヴは好きでしょ?」
ガヴリール「ヴィーネの作るものならなんだって好きだよ」
ヴィーネ「もう、ガヴったら///」
ガヴリール―――→ヴィーネ 93
ヴィーネ―――→ガヴリール 98
ガヴリール(この場合は私からヴィーネに対する好感度が93……)
ガヴリール(ヴィーネから私に対する好感度は98か)
ガヴリール(……あと、2上げれば好感度が上限になるな)ニヤニヤ
ヴィーネ「どうしたの? ニヤニヤして…… ん、その腕時計は好感度測定器?」
ガヴリール「そうだよ。 さっき、誰かが送ってきたんだ」
その機械は、相手の隠したい感情を読み取ってしまう場合だってあるんだから…‥」
ガヴリール「変なことには使わないよ」
ガヴリール(その後、一緒にオムライスを作り、ヴィーネと食べながら談笑した)
ガヴリール(今日は私の家に泊まらずに、自分の家に帰るそうだ)
ガヴリール(なんでも、魔界に用事があるから、明日の準備のために今日は家に帰ると言っていた……
まあ、明後日には魔界から下界に戻って、昼の2時に私の家に寄っていくらしいが……)
ガヴリール(明日は土曜日だから…… この測定器を誰かに使うチャンスだな)ニヤリ
ガヴリール(さて、誰かに会えるかな……)テクテク
上野「お、天真さーん!」ノシ
田中「奇遇だねー 何しているの?」
まち子「こんにちは、天真さん」ペコ
ガヴリール(偶然、試食部の3人に出くわした……
そういえば、前も最初に好感度を測ったのはこの3人だったな)
上野・田中「「まち子の特訓」」
まち子「ええ!? 皆で料理の研究をするんじゃなかったの!?」
上野「それよりも、まち子の調理技術を上げることが先かな」
田中「右に同意」
まち子「!?」
ガヴリール(まち子の料理はまだ食べたことないけど…… 料理は下手なのかな?)
ガヴリール(……今のうちに好感度を測るか まずは私からだ)ポチッ
ガヴリール―――→上野 65 上野―――→ガヴリール 68
ガヴリール―――→田中 65 田中―――→ガヴリール 68
ガヴリール(以前よりも数値が高くなっている……
学校の放課後、映画に4人で行ったり、ヴィーネと一緒に試食部に行ったりしているからかな?)
ガヴリール(……嬉しいな)エヘヘ
上野ーーー→田中 72 田中ーーー→上野 73
まち子ーーー→田中72 田中ーーー→まち子 76
まち子ーーー→上野 72 上野ーーー→まち子 77
ガヴリール(……普通の親友同士の関係だな
2人からまち子に対する好感度が高いのが気になるが……)
上野「それじゃあ、天真さん! 私達はもう行くね!」
田中「頑張ってまち子を鍛えるから月曜日の放課後また来てね!」
ガヴリール「うん、楽しみにしておく」
まち子「ええ…… 今日はそのために集まったの……」ガーン
上野「んじゃ、またねー!」ノシ
田中「またねー!」ノシ
まち子「天真さん、また月曜日ね」バイバイ
ガヴリール「じゃあな」バイバイ
ガヴリール(まち子達は仲がいいな……
まあ、私とヴィーネの仲も負けていないけど)フフーン
ラフィエル「! あら、ガヴちゃんこんにちは」
マルティエル「ガヴリール様、こんにちは」
ガヴリール(今日はよく人に会うな…… ラフィと白羽家の執事のマルティエルさんか)
ガヴリール(何回かラフィの家で会ったことがあるが、下界にいるのは珍しいな……)
ガヴリール「おっす、ラフィエルとマルティエルさん」
ラフィエル「ガヴちゃんは何をしているんですか?」
ガヴリール(うーん、好感度測定しているとは言えないな……)
ガヴリール「それよりも珍しいな マルティエルさんが下界にいるなんて」
マルティエル「旦那様からラフィエルお嬢様へのお渡し物を持って参りました」
マルティエル「そのついでに下界でのお嬢様の私生活を観察している所です」
ラフィエル「すぐに天界へ帰ってくれませんか?」ニコッ
ガヴリール(ふぇえ…… ラフィの笑顔が殺気立っているよ……)
ガヴリール(…‥まあ、測定してみよう まずは私から)ポチッ
ガヴリールーーー→ラフィエル 75 ラフィエルーーー→ガヴリール 77
ガヴリールーーー→マルティエル 52 マルティエルーーー→ガヴリール 70
マルティエルさんの好感度が結構高い…… 何回しか会ったことないのに)
ラフィエル「…? ガヴちゃん、腕時計するなんて珍しいですね……
ちょっと、見せてくれませんか?」
ガヴリール「ん、いいよ」スッ
ラフィエル「…………これ私たちの名前と数字が書いてありますね」
ガヴリール(しまったあああああ!! 数値を消すのを忘れてたああ!!)
ガヴリール(いや、狼狽えるなガヴリール! 何の数字かラフィに分かりやしない!)
ガヴリール「え?」
ラフィエル「明日、ガヴちゃんの家にサターニャさんを連れてきますので……お願いしますね」スッ
ガヴリール(なんだ、その理解力は!? ……すげえな!!)
ラフィエル「行きますよ、マルティエル」スタスタ
マルティエル「畏まりました、ラフィエルお嬢様」スタスタ
ガヴリール(……あ、行く前に二人の好感度を測ろう)ポチッ
ラフィエル―――→マルティエル 54
マルティエル―――→ラフィエル 92
ガヴリール(…………マルティエルさんェ……)
ラフィエル「用事が済んだのなら帰ってくれません?」
マルティエル「そんな! 私が帰るべき場所はお嬢様のベッドの中だけですよ!」ハアハア
ラフィエルーーー→マルティエル 50
マルティエルーーー→ラフィエル 94
ガヴリール(マルティエルさんェ……)
マルティエル「ああ、もっとお説教を! 何ならお仕置きでも構いません!」ハアハア
ラフィエル「……」
ラフィエルーーー→マルティエル 40
マルティエルーーー→ラフィエル 99
ガヴリール(マルティエルさんェ……)
ガヴリール(……うん、明日ラフィ達が家に来るから、早めにネトゲして寝よう!)ウンウン
――――ピンポーン
サターニャ「ガヴリーーーール!! 遊びに来たわよ!」
ラフィエル「お邪魔します」ニコニコ
ガヴリール「なんだ、早く来たな」ガチャッ
サターニャ「ラフィエルが私の家に朝の8時に来て、
ガヴリールの家に早く行こうと急かしてくるからよ……」
ラフィエル「サターニャさん! それは言わなくていいですよ!」アタフタ
ガヴリール(どんだけ、サターニャの好感度知りたいんだよ……)
ガヴリールーーー→サターニャ 72
サターニャーーー→ガヴリール 75
ガヴリール(あ、前回より2上がっている……)
ラフィエル「……ガヴちゃん、お願いしますね?」
サターニャ「え、何かガヴリールに頼み事しているの?」
サターニャーーー→ラフィエル 77
ラフィエルーーー→サターニャ 100
ガヴリール(ふぁ!? やべえよ……ついに100が出たよ…… 愛が重すぎるよ……)
ラフィエル「ガヴちゃん、数字を見せてください」ガシッ
ガヴリール(ラフィは私の腕を掴み、強引に時計を見る)
ラフィエル「…………あと3か」ボソ
サターニャ「二人共何をしているのよ!」
ラフィエル「サターニャさん行きますよ」ガシッ
サターニャ「ちょっと!? ガヴリールと遊ぶんじゃなかったの!?」
ラフィエル「それは後でもできます 今は3上げることが先決です」ズルズル
サターニャ「3上げるってどういうこと!?」ズルズル
ガヴリール(ラフィに引っ張られながらサターニャ達は帰っていった……)
ガヴリール(……サターニャ頑張れ ほんとに……)
家に来るまでに1時間あるな……)
ガヴリール(ネトゲでもしようかな……)
――――ピンポーン
ガヴリール(ん、ヴィーネか? 早く来たな)トテトテ
――――ピンポーン
ガヴリール「分かっているよ! 今、開けるから!」ガチャッ
ガヴリール(…………そこにいたのはヴィーネではなく)
タプリス「…………」
ガヴリール(後輩のタプリスだった……)
ガヴリール(タプリスを家に上げて、お茶を出す)
ガヴリール(しかし、タプリスはお茶には口をつけずに黙ったまま、下を向いている……)
ガヴリール(いつものタプリスは人懐っこくて、天真爛漫な笑顔で私と接していたが……)
タプリス「……」
ガヴリール(今のタプリスは終始無言で…… 怖かった)ゾクッ
ガヴリール「……なあ、タプリス何かあったのか? 悩みがあるなら私に相談しろよ」
ガヴリール「……幸せだよ」
タプリス「それは月乃瀬先輩と付き合っているからですか?」
ガヴリール「……そうだな」
ガヴリール(なんだ……? タプリスとの会話の本質が掴めない)
タプリス「……私はずっと思っていたんですよ 先輩達とこのままの関係でよかったと」
タプリス「でも、天真先輩と月乃瀬先輩は変わった……」
ガヴリール「……確かにヴィーネとは友達から恋人に変わったよ」
ガヴリール(なにか…… ものすごく嫌な予感がする……)ブルッ
タプリス「でも…… 臆病者の私は嫉妬や後悔する権利などない……」
ガヴリール(! タ、タプリス…… 一体どうしたんだ……?)ガンッ ポチッ
ガヴリール(大きく動揺した私は、机に時計をぶつけてしまった)
ガヴリール(偶然にも時計のスイッチにあたり、数値が表示される……)
ガヴリール(私は………………見てしまった)
ガヴリールーーー→タプリス 79
タプリスーーー→ガヴリール 98
ガヴリール(……え?)
タプリス「天真先輩を…………私だけのものにします」ニヤァ
その瞬間、タプリスはガヴリールに馬乗りになり、首を絞める。
ガヴリールの身体ではタプリスの力に勝つことができなかった
ガヴリール「タプ……リス…………やめ……て……」ギュウゥゥゥゥ
タプリス「大丈夫ですよ…… 月乃瀬先輩も一緒に私のものになりますから」ギュウゥゥゥ
ガヴリール(どういう…………ことだ……?)
ガヴリール(……なんだ? ……苦しみから解放された?)ゴホッゴホッ!
「ちょっと、これはどういう状況なの?」
ガヴリール(……そこにいたのは誰にも優しくて、……私の大好きな)
ヴィーネ「大丈夫? ガヴ」
ガヴリール(ヴィーネがいた)
タプリス「来ましたね……月乃瀬先輩」ゴホゴホ!
ヴィーネ「思いきり蹴っ飛ばしてごめんなさい ……タプちゃん、何があったのか説明して?」
ヴィーネ「まだ、手遅れじゃないわ 言葉にしないと伝わらないわよ、タプちゃん」
ヴィーネ「あなたが今思っていることを私たちに聞かせて」ニコッ
ガヴリール(ああ、こんな時でもヴィーネは本当に優しいな……)
タプリス「…………私は天真先輩が好きです。それは今でも変わりません……」
ヴィーネ「うん」
タプリス「下界で暮らし始めた先輩は駄天使になってしまったけど…… 今も昔も優しくて……」
タプリス「そんな天真先輩に対する思いは今も変わりません」
ガヴリール(ん……? 測定器がタプリスとヴィーネに反応している?)ピピピ
タプリス「……でも、下界の学校に通うようになって、私は大きな出会いがありました……
そして、その人のことも好きになっていきました……」
ヴィーネ「その人は誰?」
ガヴリール(数値が……表示されている……)
タプリス「……………月乃瀬……先輩です」
タプリスーーー→ヴィーネ 92
ヴィーネーーー→タプリス 81
ガヴリール(…………え?)
タプリス「だんだんと月乃瀬先輩と関わるようになって……
天真先輩と同じ優しさを持つあなたを好きになりました……」
ヴィーネ「……それは、私とガヴ両方を好きになったということ?」
タプリス「はい、そうです……」
ガヴリール(確かにタプリスはヴィーネによく懐いていたが……そんな感情もあったのか)
タプリス「1週間前に天真先輩と月乃瀬先輩は……恋人になりました」
タプリス「私は……! 二人がお互いを好きなのを知っていた……!」グスッ
タプリス「私が入り込む余地なんてなかった!」ポロポロ
タプリス「……いや、どっちも選べられない中途半端な私に……
二人を選ぶ権利なんて……どこにもなかった」ポロポロ
ヴィーネ「……」
タプリス「縁がなかったって……仕方がないって……私は諦めていた……」グスッ
タプリス「心の底ではそれが……諦めることが間違いだって、分かっていても……」
タプリス「変える勇気も……変わる努力も……私にはなかった……」
タプリス「今のままの関係でいいって……逃げていたんです……」
ガヴリール(タプリスは嗚咽をあげながら自分の心情を吐露した……)
ガヴリール(私は……彼女のことに気がつかなかった……)
ガヴリール(でも、ヴィーネとの関係は切りたくない…… 私には彼女に慰めの言葉なんかは言えない……)
タプリス「うう……」グスッ
ヴィーネ「大丈夫だから……ね?」ニコッ
タプリス「……はい」
ヴィーネ「提案は…… 私達3人で付き合うことはできないかしら」
ガヴリール「……え?」
タプリス「…………え?」
ヴィーネ「つまり、私とガヴとタプちゃんで恋人になるっていうことよ」
ヴィーネ「同情なんかでガヴとの関係には入れないわ」
ガヴリール「……それはおかしくないか 恋人になれるのは2人だけじゃないのか?」
ヴィーネ「おかしくないわ」キッパリ
ヴィーネ「そんな、他人が決めた価値観で自分の思いを縛られたくない」
ヴィーネ「私にとってはガヴと同時に……タプちゃんも大事だからよ」
ヴィーネ「それで……あなた達はどうなの?」
ヴィーネ「ガヴはどう? あなたの考えを聞かして?」
ガヴリール「私は……ヴィーネが一番好きだ ……でも、タプリスも好きだ」
ガヴリール「昔から、人懐こくて可愛くて……駄天使になっても前と変わらずに接してくれて……」ポロポロ
ガヴリール「こんなにも好きでいてくれて……そんなタプリスが……!」ポロポロ
ガヴリール「好きなんだ」ポロポロ
ガヴリール(ああ…… 今わかった…… なぜ前にタプリスの好感度を測ったときに、すごく嬉しかったのか……)
ガヴリール(ヴィーネと同じで…… 大切な人だったから……
そんな人に好かれていたのが……嬉しかったんだ……)
タプリス「はい」グスッ
ヴィーネ「でも、誰よりも優しくて……誰よりも明るくて……誰よりも勇気がある……」ギュウッ
ヴィーネ「そんなあなたが私達は大好きよ」ナデナデ
タプリス「うわぁぁぁぁぁぁん」ポロポロ
ヴィーネ「ありがとう あなたの思いを伝えてくれて……」ナデナデ
ヴィーネ「ありがとう…… 私達を好きになってくれて……」ポロポロ
ガヴリール(私達のこれからの関係は他人に理解されにくいだろう……)
ガヴリール(でも、それがなんの問題だ…… 人に理解が得られなくても大事なものがある……)
ガヴリール(2人を見て思うのは……人の理解よりも自分の気持ちのほうが大事だ……!)
ガヴリール(私はこの2人をずっと愛し続ける!)
ガヴリール(さっきのぶつかった衝撃で測定器は壊れたが……また借りができてしまったな……)クスッ
ガヴリール(ありがとな)
―――――――――
―――――
ヴィーネ「もう、落ち着いた?」
タプリス「はい、もう大丈夫です!」
タプリス「ありがとうございました、天真先輩! 月乃瀬先輩!」
ガヴリール「……これから、私達は一緒なんだから呼び方を変えたらどうだ?」
ヴィーネ「そうね、ガヴもいいこと言うじゃない」クスッ
ガヴリール「……ふん///」プイッ
タプリス「……そうですね!」
タプリス「では……これからもよろしくお願いします!」
タプリス「ガヴリールさん! ヴィーネさん!」
マルティエル「……」
ゼルエル「こんな所で千里眼を使って何を見ている? マルティエル」
マルティエル「ゼルエル様ですか…… ガヴリール様の様子を見ていました」
ゼルエル「あの機械をガヴリールに渡したのもお前だろ? なぜ、渡したんだ?」
マルティエル「……昔、ガヴリール様に助けてもらった恩があります」
マルティエル「その恩を返すために…… 彼女達が幸せになってほしいために、あれを渡しました」
ゼルエル「そうか…… ガヴリール達が幸せになれるといいな」
マルティエル「問題ないでしょう…… 彼女達なら……」
ゼルエル「ああ…… そうだな」クスッ
マルティエル(彼女達はこれからも大きな試練が訪れるでしょう……)
マルティエル(しかし、彼女達ならその壁を乗り越えることができると信じています)
マルティエル(ガヴリールお幸せに……)
完
ただ、タプリスが救済されてほしかっただけです
元スレ
【ガヴドロSS】 ガヴリール「好感度測定器……改二?」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1495634401/
【ガヴドロSS】 ガヴリール「好感度測定器……改二?」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1495634401/
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コメント一覧 (23)
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- 2017年05月25日 01:47
- 甘えるなタプカス。貴様ごときが図々しい。
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- 2017年05月25日 01:52
- 私のサターニャさんへの好感度がカンストしてました
-
- 2017年05月25日 01:52
- 続き来てて草
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- 2017年05月25日 01:53
- 続きが来てしまったか…
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- 2017年05月25日 02:24
- 千咲ちゃんっていうんだ
可愛いね
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- 2017年05月25日 03:36
- 最初のくっさい下りで読む気失せたわ
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- 2017年05月25日 07:56
- わざわざ報告せんでよくね
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- 2017年05月25日 08:54
- 愛が愛を 「重すぎる」って理解を拒み
憎しみに 変わっていく前に…
頑張れサターニャ
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- 2017年05月25日 12:04
- 3人で三角形になってしゃぶり合わねぇか?
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- 2017年05月25日 12:23
- さすラフィ
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- 2017年05月25日 14:12
- ん?恩って何があったんだ?
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- 2017年05月25日 14:23
- 修羅場ルート入ったと思いきや、まさかの大団円ハーレムエンドだった
ここから百合ん百合んな爛れた性活が始まるんですねわかります
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- 2017年05月25日 23:09
- ※8
刹那サタニキアセイエイさんとラフィエルエーカーさんの戦いを書いてくれて良いのよ
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- 2017年05月26日 01:48
- 全部タップリンの妄想
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- 2017年05月27日 02:05
- へぇ、そんな機械があるのね!
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- 2017年05月29日 17:24
- 前の方コメント伸びまくってて草
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- 2018年03月23日 13:48
- サターニャさんいますかー?
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- 2018年03月25日 01:36
- 起こしてあげないと遅刻ギリギリまで寝てるのよ…
ま、まあ嬉しいけど大変なのよね。もう慣れたけど
いたら軽くホラーよね…
サターニャってこういうの大丈夫そうかと思ってたけど意外と怖いのダメなのね…
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- 2019年07月03日 23:59
- 「サターニャさんごめんなさい」
「ひどいことを言ってしまって…」
「ほ、ほんとうはサターニャさんと話したかったんですよ?」
「からかうって言ったの照れ隠しだっただけで…」
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- 2019年07月04日 01:45
- 「そう、ありがとう」
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- 2019年07月04日 02:16
- 釣 り キ チ お ば さ ん
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- 2019年07月04日 04:16
- サターニャ悲しい顔しちゃって…どうしたの?
さっきまで楽しそうだったのに。
夜遅くまで付き合わせてごめんね。私、そこの角の道を曲がったらすぐだからいいけど
サターニャはこっから遠いんだから。夜中に一人だし…。
あ、もしかして元気なくなったのってガヴに関係あるのかしら。
明日ガヴに聞いてみるわね…。
-
- 2020年03月28日 03:40
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