1:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/26(水) 01:49:40.154 :wyIo9JAg0.net
ガヴリール「やだ」
サターニャ「何でよ!」
ガヴリール「めんどい」
サターニャ「これはあんたにもメリットがある事よ」
ガヴリール「メリットねぇ・・・」
サターニャ「話だけでも聞きなさい。それに、今回の件はヴィネットも一枚噛んでるの」
ガヴリール「ヴィーネが?」
サターニャ「ふふ、興味がわいたみたいね」
ガヴリール「ヴィーネがサターニャの考える下らない事に関わるとは思えない。話してみろ」
サターニャ「いいわ。耳の穴かっぽじって傾聴なさい」
ガヴリール「やだ」
サターニャ「何でよ!」
ガヴリール「めんどい」
サターニャ「これはあんたにもメリットがある事よ」
ガヴリール「メリットねぇ・・・」
サターニャ「話だけでも聞きなさい。それに、今回の件はヴィネットも一枚噛んでるの」
ガヴリール「ヴィーネが?」
サターニャ「ふふ、興味がわいたみたいね」
ガヴリール「ヴィーネがサターニャの考える下らない事に関わるとは思えない。話してみろ」
サターニャ「いいわ。耳の穴かっぽじって傾聴なさい」
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3:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/26(水) 01:53:59.270 :wyIo9JAg0.net
ガヴリール「その前にヴィーネはどこに行ったんだ?」
サターニャ「市場よ。生きてるカニを買いに行ったわ」
ガヴリール「カニ?何するつもりなんだ?」
サターニャ「鍋よ」
ガヴリール「カニ鍋か。待てよ、癒しの力・・・カニ・・・。まさか!?」
サターニャ「そう、カニの足をもいで癒しの力でまた生やす。無限のカニの足が手に入る悪魔的策略」
ガヴリール「考えたな」
ガヴリール「その前にヴィーネはどこに行ったんだ?」
サターニャ「市場よ。生きてるカニを買いに行ったわ」
ガヴリール「カニ?何するつもりなんだ?」
サターニャ「鍋よ」
ガヴリール「カニ鍋か。待てよ、癒しの力・・・カニ・・・。まさか!?」
サターニャ「そう、カニの足をもいで癒しの力でまた生やす。無限のカニの足が手に入る悪魔的策略」
ガヴリール「考えたな」
15:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/26(水) 01:57:03.751 :wyIo9JAg0.net
ヴィーネ「お待たせ。生きてるカニを買って来たわ」
ガヴリール「でかした!」
サターニャ「とりあえず風呂場に入れておくわよ。鍋の前に死ぬと悪いしね」
ガヴリール「だな」
ヴィーネ「じゃあ私はお鍋の準備をするわね」
ガヴリール「任せた」
ヴィーネ「お待たせ。生きてるカニを買って来たわ」
ガヴリール「でかした!」
サターニャ「とりあえず風呂場に入れておくわよ。鍋の前に死ぬと悪いしね」
ガヴリール「だな」
ヴィーネ「じゃあ私はお鍋の準備をするわね」
ガヴリール「任せた」
16:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/26(水) 02:02:40.375 :wyIo9JAg0.net
ヴィーネ「キノコに白菜に春菊にお豆腐に・・・。よし、材料は用意できたわ」
ガヴリール「よし、サターニャ、カニを持ってこい」
サターニャ「わかったわ!」
サターニャ「さ、ガヴリール、やりなさい」
ガヴリール「えっ?私が足をもぐのか?」
サターニャ「当たり前でしょ、ガヴリールが足を治すんだから治しやすいようにもぎなさいよ」
ガヴリール「お、おう、そうだな」
ぐぐぐ・・・・・・・
ガヴリール「もげない・・・」
ヴィーネ「どんだけ非力なのよ。じゃあ私が足を取るわよ」
ガヴリール「任せた」
ヴィーネ「キノコに白菜に春菊にお豆腐に・・・。よし、材料は用意できたわ」
ガヴリール「よし、サターニャ、カニを持ってこい」
サターニャ「わかったわ!」
サターニャ「さ、ガヴリール、やりなさい」
ガヴリール「えっ?私が足をもぐのか?」
サターニャ「当たり前でしょ、ガヴリールが足を治すんだから治しやすいようにもぎなさいよ」
ガヴリール「お、おう、そうだな」
ぐぐぐ・・・・・・・
ガヴリール「もげない・・・」
ヴィーネ「どんだけ非力なのよ。じゃあ私が足を取るわよ」
ガヴリール「任せた」
18:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/26(水) 02:08:44.949 :wyIo9JAg0.net
サターニャ「じゃあはい、これ」
ヴィーネ「よしっ。私がカニを上から抑えてるからガヴリールはこの包丁でカニの足を落としていきなさい」
ガヴリール「それなら私にもできそうだ。よいしょ」
ガツンッ!
サターニャ「おぉ~、立派なハサミじゃない!」
ガヴリール「さっそく治してみよう。えいっ」
むくむくむくっ
ヴィーネ「うえぇぇ、切り取られたハサミが盛り上がって生えてきた・・・」
サターニャ「成功じゃない!作戦は順調!この調子でハサミ、足、た~っくさん用意するのよガヴリール!」
ガヴリール「おう」
サターニャ「じゃあはい、これ」
ヴィーネ「よしっ。私がカニを上から抑えてるからガヴリールはこの包丁でカニの足を落としていきなさい」
ガヴリール「それなら私にもできそうだ。よいしょ」
ガツンッ!
サターニャ「おぉ~、立派なハサミじゃない!」
ガヴリール「さっそく治してみよう。えいっ」
むくむくむくっ
ヴィーネ「うえぇぇ、切り取られたハサミが盛り上がって生えてきた・・・」
サターニャ「成功じゃない!作戦は順調!この調子でハサミ、足、た~っくさん用意するのよガヴリール!」
ガヴリール「おう」
19:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/26(水) 02:12:42.571 :wyIo9JAg0.net
ガヴリール「へへっ、足50本、ハサミ30対、これでどうだ」
サターニャ「十分よ。カニは死ぬと悪いからまたお風呂場に入れておくわ」
ガヴリール「そうだな。生かしておけばまた何度でもカニが食えるからな」
ヴィーネ「カニさん可哀想・・・」
サターニャ「じゃ煮るわよ!」
ガヴリール「だな」
ぐつぐつぐつ・・・
ガヴリール「へへっ、足50本、ハサミ30対、これでどうだ」
サターニャ「十分よ。カニは死ぬと悪いからまたお風呂場に入れておくわ」
ガヴリール「そうだな。生かしておけばまた何度でもカニが食えるからな」
ヴィーネ「カニさん可哀想・・・」
サターニャ「じゃ煮るわよ!」
ガヴリール「だな」
ぐつぐつぐつ・・・
23:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/26(水) 02:18:47.349 :wyIo9JAg0.net
サターニャ「ふぅ~、満腹満腹」
ガヴリール「ああ、満足だ・・・」
ヴィーネ「二人とも行儀が悪いわよ」
ガヴリール「でもラフィエルを呼ばなかったのは正解だな。あいつはきっとこんなおぞましい邪悪な行為は邪魔するに決まってるからな」
サターニャ「そうね。せっかく買ったカニを無駄にするわけにはいかないし」
ヴィーネ「この事は絶対にラフィに知られないようにしないとね」
ガヴリール「うん」
サターニャ「ふぅ~、満腹満腹」
ガヴリール「ああ、満足だ・・・」
ヴィーネ「二人とも行儀が悪いわよ」
ガヴリール「でもラフィエルを呼ばなかったのは正解だな。あいつはきっとこんなおぞましい邪悪な行為は邪魔するに決まってるからな」
サターニャ「そうね。せっかく買ったカニを無駄にするわけにはいかないし」
ヴィーネ「この事は絶対にラフィに知られないようにしないとね」
ガヴリール「うん」
24:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/26(水) 02:22:31.247 :wyIo9JAg0.net
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・
ラフィエル「あの、最近私の事避けてませんか?」
サターニャ「はぁ?」
ガヴリール「そんな事ないぞ」
ヴィーネ「そうそう」
ラフィエル「でも、最近は学校が終わると三人でそそくさと帰ってしまって・・・」
サターニャ「それはあれよ。ほら、あれ。ね、ヴィーネ」
ヴィーネ「わ、私に振らないでよ。ガヴ!」
ガヴ「ラフィの誕生日が近いからな。その準備をしてるんだよ」
ラフィエル「私の誕生日はまだまだ先なのですが・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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ラフィエル「あの、最近私の事避けてませんか?」
サターニャ「はぁ?」
ガヴリール「そんな事ないぞ」
ヴィーネ「そうそう」
ラフィエル「でも、最近は学校が終わると三人でそそくさと帰ってしまって・・・」
サターニャ「それはあれよ。ほら、あれ。ね、ヴィーネ」
ヴィーネ「わ、私に振らないでよ。ガヴ!」
ガヴ「ラフィの誕生日が近いからな。その準備をしてるんだよ」
ラフィエル「私の誕生日はまだまだ先なのですが・・・」
27:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/26(水) 02:28:16.721 :wyIo9JAg0.net
ガヴリール「ふぅ、危なかったな。何とかバレずに済んだぞ」
ヴィーネ「確実に怪しまれてるわよ」
ガヴリール「まあ、それはそうだけど」
ヴィーネ「こら、ガヴ!買い物かごに余計なお菓子を入れない!」
ガヴリール「ちぇー」
ヴィーネ「今日の鍋は何味にする?」
ガヴリール「基本に戻って醤油ベースのにしよう」
ヴィーネ「わかった」
サターニャ「じゃーん!見なさい!見た事も無い野菜があったわよ!」
ガヴリール「お前、食べもしない食材を持ってくんなよ。お店の人に迷惑だろ」
ヴィーネ「ガヴは人の事言えないでしょ」
ガヴリール「てへぺろ」
ガヴリール「ふぅ、危なかったな。何とかバレずに済んだぞ」
ヴィーネ「確実に怪しまれてるわよ」
ガヴリール「まあ、それはそうだけど」
ヴィーネ「こら、ガヴ!買い物かごに余計なお菓子を入れない!」
ガヴリール「ちぇー」
ヴィーネ「今日の鍋は何味にする?」
ガヴリール「基本に戻って醤油ベースのにしよう」
ヴィーネ「わかった」
サターニャ「じゃーん!見なさい!見た事も無い野菜があったわよ!」
ガヴリール「お前、食べもしない食材を持ってくんなよ。お店の人に迷惑だろ」
ヴィーネ「ガヴは人の事言えないでしょ」
ガヴリール「てへぺろ」
28:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/26(水) 02:34:06.465 :wyIo9JAg0.net
ガヴリール「カニ雑炊、カニの刺身、カニ鍋、焼き、カニ飯・・・。あらゆるカニ料理を食いつくした感があるな」
ヴィーネ「さすがにもうレシピはないわよ」
サターニャ「もう三か月もカニだもんね。さすがに飽きてきたわ」
ガヴリール「だな。このカニにも苦労をかけたな・・・」
ヴィーネ「そうね・・・。ハサミや足をもいでは蘇生。エサも与えずに弱ってても天使の治癒の力で死なせない。死んでも蘇生される。よく考えたら酷いわね・・・」
サターニャ「まあ、ね。でも、そのおかげか知らないけど仕送りも増えてるし万々歳じゃない?」
ガヴリール「私も、治療行為という行為がプラスに働いて仕送りが増えてる」
ヴィーネ「そりゃ治療行為は尊いことだけど、マッチポンプめいてるっていうか・・・」
ガヴリール「カニ雑炊、カニの刺身、カニ鍋、焼き、カニ飯・・・。あらゆるカニ料理を食いつくした感があるな」
ヴィーネ「さすがにもうレシピはないわよ」
サターニャ「もう三か月もカニだもんね。さすがに飽きてきたわ」
ガヴリール「だな。このカニにも苦労をかけたな・・・」
ヴィーネ「そうね・・・。ハサミや足をもいでは蘇生。エサも与えずに弱ってても天使の治癒の力で死なせない。死んでも蘇生される。よく考えたら酷いわね・・・」
サターニャ「まあ、ね。でも、そのおかげか知らないけど仕送りも増えてるし万々歳じゃない?」
ガヴリール「私も、治療行為という行為がプラスに働いて仕送りが増えてる」
ヴィーネ「そりゃ治療行為は尊いことだけど、マッチポンプめいてるっていうか・・・」
29:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/26(水) 02:35:41.954 :FSuN6VqX0.net
酷過ぎワロタwwwww
31:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/26(水) 02:40:28.842 :wyIo9JAg0.net
ガヴリール「なぁ、カニにも飽きてきたし、今度は肉とかどうだ?」
ヴィーネ「お肉?牛や豚は解体の手間がかかるし、そもそも資格の無い人の解体は許可されてないわよ」
サターニャ「だったら鶏肉は?」
ガヴリール「それだ!」
ヴィーネ「冴えてるわねサターニャ。それなら大きくないし血や羽の処分も楽だわ」
ガヴリール「じゃ、このカニちゃんには最後の役目を果たしてもらおう」
サターニャ「カニミソね!」
ヴィーネ「じゃあ甲羅ごと焼いてカニミソはカニの身に付けて食べましょうか」
ガヴリール「いいねぇ」
ガヴリール「なぁ、カニにも飽きてきたし、今度は肉とかどうだ?」
ヴィーネ「お肉?牛や豚は解体の手間がかかるし、そもそも資格の無い人の解体は許可されてないわよ」
サターニャ「だったら鶏肉は?」
ガヴリール「それだ!」
ヴィーネ「冴えてるわねサターニャ。それなら大きくないし血や羽の処分も楽だわ」
ガヴリール「じゃ、このカニちゃんには最後の役目を果たしてもらおう」
サターニャ「カニミソね!」
ヴィーネ「じゃあ甲羅ごと焼いてカニミソはカニの身に付けて食べましょうか」
ガヴリール「いいねぇ」
32:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/26(水) 02:46:09.792 :wyIo9JAg0.net
ラフィエル「そこまでです!」
サターニャ「げぇー、ラフィエル!?」
ヴィーネ「な、何でラフィがここに・・・」
ラフィエル「ここしばらく、三人が仲良くスーパーで食材を買い込む様子を見てピンと来たんですよ。何か美味しそうな事をしているな、と」
サターニャ「あ・・・ああ・・・」
ガヴリール「ま、待て。そうだ!ほら、カニの甲羅焼きがあるぞ。足もたっぷり焼いてある。一緒に食べないか?」
ヴィーネ「そ、そうね。美味しいわよ、ラフィ」
ラフィエル「はぁ・・・。あなたたちという人は・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
一ケ月後
ガヴ・サタ・ラフィ・ヴィーネ「「「「鶏鍋美味しいね!」」」」 -完-
ラフィエル「そこまでです!」
サターニャ「げぇー、ラフィエル!?」
ヴィーネ「な、何でラフィがここに・・・」
ラフィエル「ここしばらく、三人が仲良くスーパーで食材を買い込む様子を見てピンと来たんですよ。何か美味しそうな事をしているな、と」
サターニャ「あ・・・ああ・・・」
ガヴリール「ま、待て。そうだ!ほら、カニの甲羅焼きがあるぞ。足もたっぷり焼いてある。一緒に食べないか?」
ヴィーネ「そ、そうね。美味しいわよ、ラフィ」
ラフィエル「はぁ・・・。あなたたちという人は・・・」
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・・・・・・・・・・・・・・・
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一ケ月後
ガヴ・サタ・ラフィ・ヴィーネ「「「「鶏鍋美味しいね!」」」」 -完-
33:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/04/26(水) 02:47:17.399 :FSuN6VqX0.net
乙
みんな悪魔だコイツら
みんな悪魔だコイツら
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コメント一覧 (7)
蟹くん!風呂場に戻ろう!
えぐい。沢きぬ