【ガヴドロ】タプリス「天真先輩ともっと仲良くなるにはどうしたらいいでしょう…」
- 2017年04月22日 04:40
- SS、ガヴリールドロップアウト
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ガヴ「トイレの掃除ロッカーにバケツがなくて、更に水道が故障中とは…ついてませんね…」ダッダッダッ
ドンッ!バタドテバシャー
ガヴ・タプ「ったー…」
ガヴ「あら、タプリス…ごめんなさいね…大丈夫…?」
タプ「天真先輩…こっちこそごめんなさい…」
ガヴ「…びしょぬれじゃない…顔だけでも拭いてあげます…」ハンカチスッ
タプリス「(顔近いです!天真先輩!)」///
タプリス「いや周りに注意してなかった私が悪いんです…(…あれ?これはチャンスでは?)」
ガヴ「後輩にまで迷惑をかけてしまうなんて本当に今日はついてませんね…」
タプリス「ところで、なんでバケツなんて持って走ってたんですか?」
ガヴ「でしょう…?」
タプリス「でも天真先輩は日頃の行いがいいですから、きっといいこともありますよ!」
ガヴ「ありがとう…タプリス」
ガヴ「いいですよタプリス…手伝ってくれてありがとう」
タプリス「いえいえ、私がぶつかってしまったのも悪いですから…」
タプリス「…(天真先輩がこんなに落ち込んでるのも珍しいですね…)」
ガヴ「ふぅ、ここの掃除が終われば帰れます…」
タプリス「じゃあ、一緒に帰りませんか?」
タプリス「どうかしましたか?天真先輩」
ガヴ「ちょっと昔の事を思い出してまして…」
タプリス「昔…ですか?」
~
ガヴ「あら、雨が降ってきましたね…今日は傘を持ってきてませんし…どうしましょう…もうラフィは帰ってしまいましたし…」
タプリス「あれ?天真先輩…帰らないんですか?」
ガヴ「傘を忘れてしまいまして…」
ガヴ「どうしましょう…」
タプリス「この傘使いますか?」
ガヴ「でも、タプリスは…」
タプリス「いいんですよ、この鞄の中に折り畳み傘がありますし、先生に用事があって居残らなくちゃいけませんし…」
ガヴ「そう?ありがとう、タプリス…また会いましょうね」
タプリス「さよならー、天真先輩」
ガヴ「でもあの時、本当は折り畳み傘も先生への用事もなくて、びしょぬれになって帰ったと聞きました…ありがとう、タプリス」
タプリス「いや、あれは私の好きでやったことですから…」
ガヴ「タプリスは優しいですね…」イイコイイコ
タプリス「(天真先輩に頭撫でられちゃった…)」///
タプリス「はい!」
帰り道
タプリス「(天真先輩と下校…夢みたいです…///)」
ガヴ「どうかしましたか?タプリス」
タプリス「あ、いや、天真先輩が可愛いなと…」
ガヴ「えっ」
タプリス「(あっ、つい本音が…)」
ガヴ「フフッ…ありがとう、タプリス…タプリスも可愛いですよ」
タプリス「///」
タプリス「…あの!」
ガヴ「なんですか?タプリス…」
タプリス「今度、天真先輩の家に遊びに行ってもいいですか?」
ガヴ「…いいですよ、いつでもいらして下さいね」ニッコリ
タプリス「ありがとうございます、天真先輩…!」
ガヴ「さよならータプリス」
タプリス「さよならです、天真先輩!」
タプリス「(いつでもきてください…ですって…エヘヘヘヘ…)」
後日
タプリス「天真先輩、遊びにきましたよー」
ガヴ「あら、タプリス…いらっしゃい、上がってくださいな」
タプリス「あ、ありがとうございます…」
ガヴ「…」
タプリス「…」
ガヴ「…」アセアセ
タプリス「…」アセアセ
タプリス「(気まずい…なにかしないと…)」
ガヴ「(どうしましょう…何も用意できてません…)」
タプリス「そうだ、先輩!しりとりでもしませんか?」
ガヴ「いいですよ…じゃあ私から、りんご」
ガヴ「て…天使」
タプリス「し…主体性」
ガヴ「い…市場」
タプリス「ば…梅雨」
ガヴ「う…裏」
タプリス「ら…ラッパ」
ガヴ「ぱ…パン」
タプリス「天真先輩の負けです」
ガヴ「あれ、本当ですね…タプリスは強いですね」
タプリス「そんなことありませんよ」
タプリス「え?」
ガヴ「実は今日、姉さんの学会発表で私一人なんですよ」
タプリス「そうなんですか…」
ガヴ「タプリスがいてくれたら寂しさも薄れるかなと思いまして…」
タプリス「…(これは…ビッグチャンスなのでは…)」ゴクリ
ガヴ「嫌でしたか…?」
タプリス「いえ、全然!むしろ、嬉しいです!」
ガヴ「それは良かった…」
タプリス「いいですね…!」
ガヴ「タプリスには野菜切ってもらいましょうかね…」
タプリス「やります!」
タプリス「はい、いただきます!」
ガヴ「いただきます…」パクッハムハムハム
タプリス「(天真先輩と一緒に作った夕飯…)」アムッカムカムカム
ガヴ「美味しいですね、タプリスが手伝ってくれたからでしょうか」
タプリス「えっ…いや、天真先輩の腕がいいんですよ」//
ガヴ「ウフフ…ありがとう、タプリス…」
ガヴ「二人でお鍋一杯が空っぽになっちゃいましたからねー…」
タプリス「太らなければいいんですが…」
ガヴ「太ってもタプリスは可愛いままだと思いますよー…」
タプリス「…///」
ガヴ「遅くになってしまいましたね…もう危険な時間ですし、泊まっていきますか?」
タプリス「えっ…いいんですか…?」
ガヴ「タプリスなら一緒にいて楽しいですから…」
タプリス「エヘヘヘヘ…照れますね…」
ガヴ「じゃあ、決まりですね…お布団敷いてきます」
タプリス「あっ、私も手伝います!」
タプリス「でも一つしか敷いてませんよ…?」
ガヴ「一緒の布団じゃいやですか…?」
タプリス「えっ…///」
ガヴ「やっぱり二つ敷きますか…?」
タプリス「いえ!喜んで一緒に寝かせてください!」
ガヴ「ありがとう、タプリス」
タプリス「(天真先輩と同じ布団で…エヘヘヘヘ…)」
ガヴ「おやすみ、タプリス」
タプリス「おやすみなさいです、天真先輩…」
ガヴ「ふわぁ…もう朝ですねー」
タプリス「スウスウ…」
ガヴ「可愛い寝顔ですよ、タプリス…」
ガヴ「……………ですよ、タプリス」
タプリス「エヘヘヘヘ…」スウスウ…
ガヴ「笑った…?起きてるんですか?」
タプリス「スウスウ…」
ガヴ「気のせいだったみたいですね、朝食を用意してきましょう…」
タプリス「(私も……です、天真先輩…)」ウフフ
おわり
元スレ
タプリス「天真先輩ともっと仲良くなるにはどうしたらいいでしょう…」
http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1492784208/
タプリス「天真先輩ともっと仲良くなるにはどうしたらいいでしょう…」
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コメント一覧 (4)
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- 2017年04月22日 08:00
- お風呂入ってなくない?
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- 2017年04月22日 16:53
- 聖ガヴは尊い…
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- 2017年04月22日 19:18
- 口調こんなだっけか
ところがどっこい‥‥‥‥あなたの憧れの天真先輩は駄天してしまいました‥‥‥‥!
もうあなたになんか見向きもしません‥‥‥‥!
現実です‥‥‥!これが現実‥!
現実です‥‥‥‥!