折り紙

662:1/2:22/02/22(火)05:15:28 ID:6e.ui.L1
高3の時、同級生A子が網膜剥離になりかかってるとかで入院した。
失明の危険もあるそうだ。

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私を初めA子の友人6人で集まって、千羽鶴を折ることにした。
6人なら一人当たりのノルマは百数十羽。
まあ、一週間もあれば折れるだろう、と話はまとまった。

みんなで高校の近くのスーパーに行って、千羽鶴用の折り紙を買った。
茶色など可愛くない色もあるし失敗するかもしれないので、1000枚パックを二つ買った。
A子と私たちは部活関係の友人なので、折り紙を買った後は部室に行き
それぞれ好きな色を、必要な枚数分取った。
残った折り紙は、部室に保管した。

教室で鶴を折っていると、何人かの女の子が協力を申し出てくれた。
ありがたく手伝ってもらった。

一週間後の放課後、全員がノルマ達成して部室に集まった。
あれこれしゃべりながら端数分の鶴を折り、針と糸を求めて家庭科室に移動した。
残った折り紙は捨てた。

663:2/2:22/02/22(火)05:15:45 ID:6e.ui.L1
一本50羽で折鶴をつなげていくと、19本目の途中で鶴がなくなった。
70羽くらい足りない。
おかしい。こんなはずはない。だってちゃんと計算して、全員で1,000羽折ったよ。
何で足りないの?
「みんな、一人155羽折ったよね」
「端数分もおったから、1000羽あるはずなのに!」
「155×6+端数 だから、1000だよ。足りないなんておかしい」
みんなでわーわー騒いでたら、一人が
「待って。1000を6で割ったら155 じゃなくて 166 だよ!」
「…あー、確かにそうだ……」「そりゃ足りないわ…」

余った折り紙は捨ててしまったので、スーパーに行って折り紙を買い足した。
そしてみんなで分担して、足りない分の鶴を折って千羽鶴を完成させた。

私が行っていたのは中堅公立校。名前さえ書けば入れるようなところではない。
なのに高3が6人集まって全員が「1000÷6」という簡単な計算を間違えたのか!
と、衝撃だった。
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