1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/01(木) 20:02:18.926 ID:zIRHffpO0
ガヴ「はぁ……何もせずに暮らしたいな。誰かヒモにしてくれないかな……」チラ

ヴィーネ「私は嫌よ。働きなさい」

ガヴ「だよなぁ。ヴィーネって世話好きだけど厳しいからな」

サターニャ「ガヴリール! ヴィネット! 何話してるの?」

ガヴ「サターニャか……」

サターニャ「ん?」

ガヴ「顔は可愛いし、スタイルはいいし、私服はおしゃれだし、お菓子は作れて女子力高いし、性格はちょっと偽悪的だけど基本的には優しいし、馬鹿な所はあるけどそこが魅力的だし……最高の嫁じゃないか!!」

サターニャ「え? 嫁?」

ガヴ「サターニャってもしかして……理想の嫁なんじゃないか?」

サターニャ「ガヴリール、何言ってるの?」

ガヴ「サターニャ! 一緒に住まないか!?」ギュウ

サターニャ「いきなりなによ!? どういうつもり?」

ガヴ「サターニャの事が好きでずっと一緒に住みたいと思ってたんだ!」

サターニャ「え!? え/// 私のどんな所が好きなの!?」

ガヴ「顔が可愛い所、胸が大きい所、作るケーキが美味しい所、私服が可愛い所、髪がサラサラな所、いい匂いがする所、大悪魔を目指して頑張っている所、時々優しい所、ちょっと頭が弱い所、あと体つきが  い所、それと……。つまり全部だ!!」

サターニャ「な……///」

ヴィーネ「ガヴ、サターニャをからかうのもいい加減にしなさい」

ガヴ「ヴィーネ! 私は本気(ヒモになりたいん)だ!! 黙っていてくれ!!」

サターニャ「本気……///」

ガヴ「サターニャ!! 一緒に住んでくれるか?」

サターニャ「はい……喜んで///」



 
8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/01(木) 20:03:47.640 ID:zIRHffpO0
翌日 学校

ガヴ「サターニャ~~膝枕して」

サターニャ「はいはい。ガヴリールは甘えん坊ね」

ガヴ「サターニャのさらさらの膝が気持ちいい」サワサワ

ラフィ「ヴィーネさん、これはどういう状況なんですか?」

ヴィーネ「昨日、ガヴがサターニャと同居することになったのよ」

ラフィ「同居!?」

ヴィーネ「正確に言うとガヴがサターニャのヒモになったのよ」

ガヴ「サターニャ、クッキー食べさせて」

サターニャ「ガヴリール、あーん」

ガヴ「あーん」モグモグ

サターニャ「私の作ったクッキー美味しい?」

ガヴ「美味しい。サターニャ、ぎゅーってして」

サターニャ「はい、ぎゅー」ボフ

ガヴ「ふぁぁ~あ。胸の感触が気持ちいい。最高」ムニムニ

ガヴ「サターニャ、上着のボタン少し開けて」

サターニャ「二つくらいでいいわよね」

ガヴ「あ~ 間が見えて  い。最高」

サターニャ「帰ったらもぉーと、楽しい事しましょうねっ!」

ヴィーネ「ガヴちゃん、ヒモの才能がありそうね」

ガヴ「サターニャさんも貢ぐ才能ありそうですね」

13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/01(木) 20:06:06.106 ID:zIRHffpO0
数日後 サターニャの家

サターニャ「よしっ! 引っ越し終わったわね。今日からここが私達の新居よ」

ガヴ「サターニャの家は広いな。一緒に住めて幸せだ」

サターニャ「ねぇ、ガヴリールっ! 一つだけ約束してほしいことがあるの」

ガヴ「なんだ?」

サターニャ「喫茶店のバイトだけはずっと続けて欲しいのよ」

ガヴ「なんでだ? 生活費とかはサターニャが出してくれる約束だろ?」

サターニャ「喫茶店で働いてるガヴリールの姿がとってもかっこよくて、可愛くて、素敵だったから……」

ガヴ「分かったよ。使えるお金増えて辞めよう思ってたけど、サターニャのお願いだ。続けるよ」

サターニャ「んんっ! 行ってきますとおかえりなさいのキスは絶対にしましょうね!」

ガヴ「えぇ~それはめんどくさい」

サターニャ「……ならしょうがないわね。登下校とお風呂と寝る時は一緒よね?」

ガヴ「登下校の時は毎日しおんぶしてくれ。お風呂は三日に一度くらいしか入らないから、その時な。寝る時は勝手にしろ」

サターニャ「嬉しいわっ! ガヴリール大好きっ!」ギュウ

14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/01(木) 20:08:07.097 ID:zIRHffpO0
ガヴ「私も好きだよ。ふぁぁ~あ。なんか眠くなってきたな。私はどこで寝ればいいんだ」

サターニャ「ガヴリールとのダブルの布団を買ったから、そこで一緒に寝ましょう」

ガヴ「寝るから敷いてくれ」

サターニャ「駄目よ。ちゃんとお風呂に入ってからにしましょうね」

ガヴ「風呂はどこにあるんだ?」

サターニャ「今日から一緒に住むんだから一緒に入りましょうよ」

ガヴ「分かったよ。湯船は私が先につかるからな」

サターニャ「ええ……。ねぇ、ガヴリール」

ガヴ「なんだ?」

サターニャ「私の好きな所もう一回行ってくれる?」

ガヴ「顔が可愛い所、胸が大きい所、作るケーキが美味しい所、私服が可愛い所、髪がサラサラな所、いい匂いがする所、大悪魔を目指して頑張っている所、時々優しい所、ちょっと頭が弱い所、あと体つきが  い所、それと……。つまり全部だ」

サターニャ「ふぁあ!!/// 早くお風呂に入りましょうっ!」

15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/01(木) 20:09:57.609 ID:zIRHffpO0
ガヴ「ふぁぁ~あ。風呂にも入ったし早く寝るか」

サターニャ「ええ。手を繋ぎながら寝てもいい?」

ガヴ「いいけど暑いからあんまりくっつくなよ」

サターニャ「分かってるわよっ!」

17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/01(木) 20:11:26.950 ID:zIRHffpO0
数日後

ガヴ「料理も掃除もゴミ出しも洗濯も全部サターニャがやってくれるから楽だな~~。毎日ネトゲし放題だ。文句言いながらも朝も起こしてくれるし、登下校の時はおんぶしてくれるし、お金はくれるし、胸は柔らかいし、やっぱりサターニャは最高の嫁だったな。」カチッカチカチッ

サターニャ「ガヴリール……今日も一緒に寝れないの?」

ガヴ「ごめんな。なかなかイベントが終わらなくて。明日こそは一緒に寝てやるからさ」カチッカチカチッ

サターニャ「そう言って昨日も寝てくれなかったじゃないっ!」

ガヴ「そうだっけ?」カチッカチカチッ

サターニャ「ねぇ、ガヴリール……」

ガヴ「なんだ?」カチッカチカチッ

サターニャ「本当に私の事好きなの?」

ガヴ「ああ好きだよ。」カチッカチカチッ

サターニャ「もう……いつもそう言ってくれてるけど、一緒にお風呂入れたのも、一緒に寝れたのも一日だけだし……。学校では甘えてくれるのに家では全然かまってくれないし」

ガヴ「そりゃあ、家ではネトゲが……。学校で私達がラブラブな所を見せつけてやりたいだけだよ」カチッカチカチッ

サターニャ「本当に私の事好きなのっ!?」

ガヴ「だから好きだって!」カチッカチカチッ

サターニャ「後ね、ガヴリール……テレビが壊れちゃったの。週末買いに行くまで見れないから我慢して」

ガヴ「ああ分かった。週末、天界に帰ってる間に買っといてくれ」カチッカチカチッ

サターニャ「ガヴリールのために大きいテレビ買ってあげるからね。」

ガヴ「ああ、分かった」カチッカチカチッ

サターニャ「おやすみ、ガヴリール」

ガヴ「ああ、おやすみ」カチッカチカチッ

21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/01(木) 20:14:24.475 ID:zIRHffpO0
学校

ガヴ「サターニャがトイレに行ってる間暇だなぁ~。早く膝枕してほしいな~」

タプリス「天真先輩!! 胡桃沢先輩と同棲しているというのは本当ですか!?」

ガヴ「本当だ。サターニャは理想の嫁だぞ」

タプリス「何ですって!? そんなはずはありません!! 私の方が理想の嫁です!!」

ガヴ「タプリスか……。スタイルはいいし、可愛いし、私に懐いてくれるし、真面目だし、性格は騙されやすいけど純粋だし、馬鹿な所はあるけどそこが魅力的だし……最高の嫁じゃないか!!」

タプリス「私が天真先輩の嫁ですか!?」

サターニャ「ガヴリール!! 聞き捨てならないことを言ったわね!!」

タプリス「胡桃沢先輩!! 残念でしたね、今日から天真先輩の嫁は私になったのです!!

サターニャ「違うわ!ガヴリールの嫁は私よっ!!」

タプリス「天真先輩の嫁は私です!! ねぇ、天真先輩!!」ボム

ガヴ「タプリスの胸もタプタプして気持ちいいな」

サターニャ「そんな事ないわ!! 私の胸の方が気持ちいいに決まってるじゃない!!」ボム

ガヴ「サターニャの胸もふわふわしてて気持ちいな」

タプリス「私とどっちが気持ちいいんですか!!白黒はっきりつけてください!!」

サターニャ「もちろん私の胸よね!!」

ガヴ「胸は……」

タプリス「……」ゴクリ

サターニャ「……」ゴクリ

23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/01(木) 20:25:40.975 ID:zIRHffpO0
ガヴ「サターニャが気持ちいいかな」

サターニャ「やっぱりそうよね!! 大悪魔であるこの私が天使の胸なんかに負けるわけないわ!!」

タプリス「ぐぬぬぬぬ。天真先輩! 私の胸のどこが駄目だったんですか!!」

ガヴ「駄目じゃないんだけどさ、なんていうか、サターニャの胸は安心するんだよね」

サターニャ「ガヴリールっ!/// 私もガヴリールの胸大好きよっ!」ギュウ

ガヴ「タプリスの胸は妹の胸みたいなんだよな。サターニャの胸は姉の胸みたいで安心するんだよね。ゼルエル姉さんの胸は全然安心できないけどさ」

タプリス「天真先輩……私を嫁にはしてもらえないのでしょうか」

ガヴ「私の嫁はサターニャだからな……。タプリスが最高の嫁と言っても重婚はできないからな……。サターニャがいいっていうなら話は別だけどさ」

タプリス「胡桃沢先輩……どうにか私を天真先輩の嫁にさせてください。この通りです」

サターニャ「土下座だけ? もっと何かないの?」

タプリス「分かりました」ペ ペ

サターニャ「うわぁ! 何で靴なんか舐めるのよ! 汚いじゃない!!」

タプリス「お願いします。この通りです。私を天真先輩の嫁にしてください」ペ ペ

サターニャ「分かったわ。あんたをガヴリールの『第二の』嫁にしてあげる。第一の嫁は私だからねっ!!」

タプリス「本当ですか!? ありがとうございます!!」ペ ペ ペ ペ

サターニャ「もう靴舐めらなくていいから!!」

ガヴ「とりあえずサターニャの家に引っ越しの準備しておけよ」

タプリス「はい!分かりました!!」

25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/01(木) 20:28:11.189 ID:zIRHffpO0
翌日

タプリス「引っ越し終わりましたね」

サターニャ「いい、今日からガヴリールの世話を二人で分担するわよ。感謝しなさい」

タプリス「はい、ありがとうございますっ!」

サターニャ「洗濯も掃除も料理も分担するわよ。登下校の時のおんぶはタプリスじゃ出来ないから私がやるわ。」

タプリス「はい! 非力ですいません!」

サターニャ「その他膝枕とかハグはガヴリールからの指名よ。分かった!」

タプリス「はい! 分かりました!!」

ガヴ「サターニャ~~膝枕して! タプリスはクーラー付けてからご飯作って」

サターニャ「はーい! 今行くわね」

タプリス「はい! 頑張ります!」

26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/01(木) 20:30:46.906 ID:zIRHffpO0


ガヴ「ふぁぁ~あ。サターニャの胸を感じながらするネトゲは最高だな」

サターニャ「私の胸気持ちいいでしょ? ガヴリールのために胸の形をよくする体操とかしているのよ」ムニムニ

タプリス「天真先輩! 私に何か出来る事はありませんか?」

ガヴ「そうだな~何もないな~。もう夜遅いから寝たら?」

タプリス「そんな!?」

ガヴ「サターニャも明日学校だから眠くなったら寝ろよ」

サターニャ「分かったわ! ガヴリールは優しいのねっ!」ムニムニ

タプリス「むぅ~」プク

27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/01(木) 20:34:15.039 ID:zIRHffpO0
翌朝

タプリス「天真先輩! 天真先輩! 見てください!!」

ガヴ「なんだタプリス? 何で裸なんだ?」

タプリス「生の胸ですよ! ほら、胡桃沢先輩より気持ちいですよね!」ムニムニ

ガヴ「確かに気持ちいいが、サターニャの生の胸の方が気持ちいいな」

タプリス「え?」

ガヴ「サターニャの生の胸を触った事があるが、あれは最高だったぞ。温かくて大きくて形が良くて色白で柔らかくてほのかにいい匂いがして、何より安心できるんだ。前にも言ったがタプリスの胸には安心がない」

タプリス「そんな……」

ガヴ「私も最初はサターニャの胸にはそんなに興味はなくて、金渡して世話さえしてくれればいいと思っていたんだ」

タプリス「天真先輩……はっきりいいますね」

ガヴ「でも、サターニャの胸を感じている内に中毒になってしまって、今では一日十回はサターニャの胸を感じなければいけなくなった。はっきり言ってあの胸は魔界最強の凶器だっ!!」

タプリス「凶器!?」

ガヴ「胸だけじゃない。お腹も、お尻も、太ももも、髪の毛も最高なんだ」

29: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/01(木) 20:38:20.935 ID:zIRHffpO0
サターニャ「ガヴリール! 恥ずかしいわよっ!!」

ガヴ「サターニャ」

サターニャ「なに?」

ガヴ「タプリスに格の違いを教えてやれ」

サターニャ「分かったわっ! タプリス!」ボム

タプリス「ふあぁ~。何ですかこれ……。柔らかくて、気持ち良くて、温かくて、いい匂いがして……何より安心できます」

サターニャ「ほら、もういいでしょ。離れなさい」ドン

タプリス「ふあぁ~」バタ

ガヴ「胸ではサターニャには敵わないのが分かったか? タプリスは他の事で頑張れ」

タプリス「分かりました……」

ガヴ「期待しているからな」

タプリス「はい……」

30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/01(木) 20:40:46.325 ID:zIRHffpO0
タプリス「胡桃沢先輩……。私は天真先輩と同棲してから膝枕もハグも指名されたことがありません」

サターニャ「当然よ。ガヴリールの嫁は私で、あんたは『第二の』嫁なのよ。正妻に叶うわけないでしょう?」

タプリス「そんな……。お願いします、教えてください。私はどうしたら天真先輩のお役に立てるのでしょうか?私はどうしたら天真先輩の立派な嫁になれるのでしょうか」

サターニャ「そんな事言われてもねぇ……」

タプリス「お願いします。また靴でも何でも舐めるので教えてください」

サターニャ「もう靴は舐めらなくていいのよっ! タプリスさ、ガヴリールから最高の嫁って言われた時の言葉覚えてる?」

タプリス「はい、『スタイルはいいし、可愛いし、私に懐いてくれるし、真面目だし、性格は騙されやすいけど純粋だし、馬鹿な所はあるけどそこが魅力的だ』と言われました」

サターニャ「ならそれを実行しなさい。私の時は『スタイルはいいし、私服はおしゃれだし、お菓子は作れて女子力高いし、性格はちょっと偽悪的だけど基本的には優しい』って言われたから、その通りに暮らしているつもりよ」

タプリス「はい! 分かりました!! ありがとうございます、胡桃沢先輩!!」

31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2017/06/01(木) 20:43:50.508 ID:zIRHffpO0
数ヶ月後

タプリス「天真先輩! 天真先輩! はい、これ」

ガヴ「何だこれ? 金か? 1、2、3、4、5、6……」

サターニャ「結構あるわね……。どうしたのこれ?」

タプリス「えへへ。実は私、モデルになったんですよ。今月発売のTENTENに私が載ってます」

サターニャ「へーモデルにね」

タプリス「モデルになれたのは『天真先輩がスタイルが良くて可愛い』と言ってくださったおかげですよ。自信がついたんですっ!」

ガヴ「タプリス……私に貢いでくれるのか」

タプリス「はい、これでゲームに課金でもヘッドセットを買うでも何でも使って下さい」

ガヴ「タプリス。お前は叩けば伸びる奴だと思っていたぞ!!」

タプリス「天真先輩……。私はやっと認めてもらえたんですね……」

サターニャ「悔しい!! 私の方が先にガヴリールの嫁になったのに!!」

タプリス「私がこんなに稼げたのは胡桃沢先輩のおかげですよ。胡桃沢先輩が毎日ご飯を作って、天真先輩だけでなく私の世話もしてくれたから私はモデルに専念できたんです。だから、少しですけど胡桃沢先輩にも」

サターニャ「ありがとうタプリスっ!」

ガヴ「サターニャ、胸」

サターニャ「はい、ガヴリール」ボム

ガヴ「タプリス、金」

タプリス「はい、天真先輩」

ガヴ「二人とも私の最高の嫁だな。ずっと私を世話して貢ぎ続けろよ」

サターニャ「当然じゃない!」

タプリス「もちろんです!!」