1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 01:06:47.23 ID:sSrt2U3W0
――事務所――
P「――というわけで」
P「これから響のアイドルランクアップのお祝いをするぞ!」
P「みんなグラスを持って――」
P「響!」
真美「ランクアップ!」
やよい「おめでとうございまーっす!」
一同「かんぱーい!」
パチパチパチ!
響「……」
P「――というわけで」
P「これから響のアイドルランクアップのお祝いをするぞ!」
P「みんなグラスを持って――」
P「響!」
真美「ランクアップ!」
やよい「おめでとうございまーっす!」
一同「かんぱーい!」
パチパチパチ!
響「……」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 01:07:18.27 ID:sSrt2U3W0
真美「おめでとう、ひびきん!」
P「ああ、本当に良く頑張ったな!」
P「……? どうした、響?」
響「……なんでもないぞ」
P「そ、そうか? そ、それじゃあ、まず俺からな」ゴソゴソ
P「じゃーん! 新しいステージ衣装だ!」
真美「おー! めっちゃ、かわいいよ→!」
やよい「うっうー! 素敵ですぅ! きっと、響さんに似合います!」
響「……」
P「……あ、えーと」
P「ああ、本当に良く頑張ったな!」
P「……? どうした、響?」
響「……なんでもないぞ」
P「そ、そうか? そ、それじゃあ、まず俺からな」ゴソゴソ
P「じゃーん! 新しいステージ衣装だ!」
真美「おー! めっちゃ、かわいいよ→!」
やよい「うっうー! 素敵ですぅ! きっと、響さんに似合います!」
響「……」
P「……あ、えーと」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 01:07:51.00 ID:sSrt2U3W0
P「き、気に入らなかったか?」
響「……」
真美「ひびきん、体調悪いの?」
響「……そんなことないぞ」ボソッ
やよい「……」
P「……」
真美「じゃ、じゃあ今度は真美だね!」ゴソゴソ
響「……」
真美「ひびきん、体調悪いの?」
響「……そんなことないぞ」ボソッ
やよい「……」
P「……」
真美「じゃ、じゃあ今度は真美だね!」ゴソゴソ
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 01:08:22.41 ID:sSrt2U3W0
真美「真美のプレゼントははアクセサリーだよ→!」
P「おお! 奮発したな!」
真美「んっふっふ~。大事な大事なひびきんのお祝いですからね→」
真美「半額セールを狙って、毎日お店に通ったんですな→。これが」
やよい「真美偉いね! 私ももっと頑張らなくっちゃ!」
真美「はい! ひびきん! どーぞ!」
響「……」
真美「……え、えっと。ひびきん?」
響「……」
P「おお! 奮発したな!」
真美「んっふっふ~。大事な大事なひびきんのお祝いですからね→」
真美「半額セールを狙って、毎日お店に通ったんですな→。これが」
やよい「真美偉いね! 私ももっと頑張らなくっちゃ!」
真美「はい! ひびきん! どーぞ!」
響「……」
真美「……え、えっと。ひびきん?」
響「……」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 01:09:02.48 ID:sSrt2U3W0
P「どうしたんだ、響? 真美がせっかく……」
響「……」
P「なにか気になることでもあるのか?」
P「だったら遠慮なく言ってくれ。俺はお前のプロデューサーなんだからな」
響「……ぞ」
P「……え? よく聞こえ――」
響「白々しいって言ったんだぞ!」
P「……ッ!」ビクッ
真美「ど、どうしたの、ひびきん? 急に……」
響「……」
P「なにか気になることでもあるのか?」
P「だったら遠慮なく言ってくれ。俺はお前のプロデューサーなんだからな」
響「……ぞ」
P「……え? よく聞こえ――」
響「白々しいって言ったんだぞ!」
P「……ッ!」ビクッ
真美「ど、どうしたの、ひびきん? 急に……」
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 01:09:34.14 ID:sSrt2U3W0
響「わかってるんだぞ!」ガタッ
P「わ、わかってるって何が――」
響「とぼけるなッ!」
やよい「……」ビクッ
真美「ちょ、ちょっと落ち着いてよひびきん」オドオド
P「そ、そうだ。落ち着いてくれ。やよいも真美も怖がってる」
響「怖がってる? 怖がってるって言ったのか!?」グイッ
P「ひ、響……」
P「わ、わかってるって何が――」
響「とぼけるなッ!」
やよい「……」ビクッ
真美「ちょ、ちょっと落ち着いてよひびきん」オドオド
P「そ、そうだ。落ち着いてくれ。やよいも真美も怖がってる」
響「怖がってる? 怖がってるって言ったのか!?」グイッ
P「ひ、響……」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 01:10:05.91 ID:sSrt2U3W0
響「いま一番怖いのは自分だぞ!」
P「な、何を言ってるんだ?」
P「と、とりあえず手を離してくれ」
響「手を離す? 何でだ!?」
響「自分を苛めるためか!?」
P「……な、何の話だ?」
真美「ひびきん、落ち着いてよ……」
やよい「誰も響さんに意地悪なんてしません……」
P「な、何を言ってるんだ?」
P「と、とりあえず手を離してくれ」
響「手を離す? 何でだ!?」
響「自分を苛めるためか!?」
P「……な、何の話だ?」
真美「ひびきん、落ち着いてよ……」
やよい「誰も響さんに意地悪なんてしません……」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 01:10:37.24 ID:sSrt2U3W0
P「そうだ。誰も響を苛めようなんて思ってない」
P「それに今はお前のお祝いをしてるんじゃないか……」
P「なんでそんな話になるんだ?」
響「わかるんだぞ……」
P「……?」
響「自分にはわかるんだ!」
響「プロデューサーはこれから自分を苛めて!」
響「事務所を辞めさせようとしてるんだ!」
P「それに今はお前のお祝いをしてるんじゃないか……」
P「なんでそんな話になるんだ?」
響「わかるんだぞ……」
P「……?」
響「自分にはわかるんだ!」
響「プロデューサーはこれから自分を苛めて!」
響「事務所を辞めさせようとしてるんだ!」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 01:12:22.27 ID:sSrt2U3W0
P「……だ、だから何でそんな話に」
響「……だぞ」
P「……?」
響「スレタイに書いてあるんだぞ!」
真美「……?」
やよい「???」
P「すれ……? すまん、なんて言ったんだ?」
響「……だぞ」
P「……?」
響「スレタイに書いてあるんだぞ!」
真美「……?」
やよい「???」
P「すれ……? すまん、なんて言ったんだ?」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 01:13:32.07 ID:sSrt2U3W0
響「書いてあるんだ……」ブツブツ
響「書いてあるんだよ……」ブツブツ
P「響……」スッ
響「触るなあ!」バッ
P「……響!」
真美「ひびきん、落ち着いて!」
やよい「響さん!」
響「書いてあるんだよ……」ブツブツ
P「響……」スッ
響「触るなあ!」バッ
P「……響!」
真美「ひびきん、落ち着いて!」
やよい「響さん!」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 01:14:25.75 ID:sSrt2U3W0
P「響、落ち着け。俺はお前を苛めたりしない」
P「それに誰かがお前を苛めることも許さない」
P「これは本心だ。だから落ち着いてくれ」
響「……」キッ!
真美(ひびきん、すごい目つきだよ……)
やよい(ど、どうしよう……)
P「それに誰かがお前を苛めることも許さない」
P「これは本心だ。だから落ち着いてくれ」
響「……」キッ!
真美(ひびきん、すごい目つきだよ……)
やよい(ど、どうしよう……)
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 01:15:16.10 ID:sSrt2U3W0
響「本心……? 本心なのか?」
P「そうだ。だから――」
響「嘘をつくなあ!」
P「……!」
響「隠そうとしても無駄なんだ!」
響「スレタイに書いてある以上!」
響「それは絶対なんだ!」
P「そうだ。だから――」
響「嘘をつくなあ!」
P「……!」
響「隠そうとしても無駄なんだ!」
響「スレタイに書いてある以上!」
響「それは絶対なんだ!」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 01:16:38.59 ID:sSrt2U3W0
P「『すれたい』?」
P「響、『すれたい』っていうのはなんなんだ?」
???「プロデューサーさん」
P「え……?」
春香「少しいいですか?」
P「春香? どうしてここに?」
春香「……」
P「いや、いつからそこにいたんだ?」
P「響、『すれたい』っていうのはなんなんだ?」
???「プロデューサーさん」
P「え……?」
春香「少しいいですか?」
P「春香? どうしてここに?」
春香「……」
P「いや、いつからそこにいたんだ?」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 01:17:55.49 ID:sSrt2U3W0
P「今日はレッスンで響のお祝いにはこれないって……」
春香「そうでしたか?」
春香「そうでしたっけ?」
春香「そうだったかもしれません」
春香「でも、それはどうでもいいんです」
P「どうでもいいって――」
春香「そうでしたか?」
春香「そうでしたっけ?」
春香「そうだったかもしれません」
春香「でも、それはどうでもいいんです」
P「どうでもいいって――」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 01:19:19.67 ID:sSrt2U3W0
P「いや、どうでも良くないだろ?」
P「レッスンすっぽかしちゃったのか?」
春香「……」
P「それはよくない。すぐトレーナーさんに連絡を……」
春香「……」
P「レッスンすっぽかしちゃったのか?」
春香「……」
P「それはよくない。すぐトレーナーさんに連絡を……」
春香「……」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 01:21:54.35 ID:sSrt2U3W0
――屋上――
P「……あ?」
春香「……」
P「ここは……?」
P「俺は確かにいま事務所に……」
春香「……話、聞いてくれますか?」
P「い、いや、待ってくれ……」
P「……あ?」
春香「……」
P「ここは……?」
P「俺は確かにいま事務所に……」
春香「……話、聞いてくれますか?」
P「い、いや、待ってくれ……」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 01:24:23.51 ID:sSrt2U3W0
P「真美とやよいはどこに行ったんだ?」
春香「……いましたか?」
P「……え?」
春香「真美とやよいなんていましたか?」
春香「いましたか? いましたね?」
春香「いたでしょうか?」
P「なあ、春香、さっきから何を……」
春香「苛めなくていいんですか?」
P「……?」
春香「……いましたか?」
P「……え?」
春香「真美とやよいなんていましたか?」
春香「いましたか? いましたね?」
春香「いたでしょうか?」
P「なあ、春香、さっきから何を……」
春香「苛めなくていいんですか?」
P「……?」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 01:27:53.79 ID:sSrt2U3W0
春香「響ちゃんを苛めて事務所を辞めさせるんですよね?」
P「……」
春香「響ちゃんなら、そこにいますよ?」
P「……!」バッ
響「……」ビクッ
P「響? い、いつからそこに?」
響「……」パクパク
春香「苛めなくちゃいけませんよ」
春香「プロデューサーさん」
P「……」
春香「響ちゃんなら、そこにいますよ?」
P「……!」バッ
響「……」ビクッ
P「響? い、いつからそこに?」
響「……」パクパク
春香「苛めなくちゃいけませんよ」
春香「プロデューサーさん」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 01:31:23.32 ID:sSrt2U3W0
響「……」ガタガタ
P(な、なんだこの感覚は……)
P(響が泣いてる。響が怖がってる)
P(それなのに、なんで俺はこんなに高揚しているんだ?)
P(響を苛めたくしょうがない……!)
春香「プロデューサーさん」
春香「どうしますか?」
春香「一人でやりますか?」
春香「それとも事務所のみんなで?」
春香「961プロの人たちを呼びましょうか?」
P(な、なんだこの感覚は……)
P(響が泣いてる。響が怖がってる)
P(それなのに、なんで俺はこんなに高揚しているんだ?)
P(響を苛めたくしょうがない……!)
春香「プロデューサーさん」
春香「どうしますか?」
春香「一人でやりますか?」
春香「それとも事務所のみんなで?」
春香「961プロの人たちを呼びましょうか?」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 01:36:25.19 ID:sSrt2U3W0
P「……」ギロ
春香「プロデューサーさん、とっても恐いです」
春香「目が血走って……」
春香「いまにも殴りかかりそうです」
響「……」ガタガタ
春香「どうしましょうか?」
春香「殴りますか? 蹴りますか?」
春香「それとも皆で無視しますか? 飼ってる動物たちを出しましょうか?」
春香「プロデューサーさん、とっても恐いです」
春香「目が血走って……」
春香「いまにも殴りかかりそうです」
響「……」ガタガタ
春香「どうしましょうか?」
春香「殴りますか? 蹴りますか?」
春香「それとも皆で無視しますか? 飼ってる動物たちを出しましょうか?」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 01:39:21.10 ID:sSrt2U3W0
P「う、うううううううう」
春香「呻ってるだけじゃ分かりませんよ?」
春香「どうしますか? プロデューサーさん?」
P「響は……」
春香「はい」
P「響は、俺の、大切なアイドルなんだ」
春香「……」
春香「呻ってるだけじゃ分かりませんよ?」
春香「どうしますか? プロデューサーさん?」
P「響は……」
春香「はい」
P「響は、俺の、大切なアイドルなんだ」
春香「……」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 01:42:24.13 ID:sSrt2U3W0
P「い、苛めたくない」ブルブル
春香「……それで?」
P「俺は、俺たちは、響と一緒にお祝いをしていたんだ……」
P「だから……」
春香「だから?」
P「事務所にもど――」
春香「……それで?」
P「俺は、俺たちは、響と一緒にお祝いをしていたんだ……」
P「だから……」
春香「だから?」
P「事務所にもど――」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 01:45:49.20 ID:sSrt2U3W0
――何もない空間――
P「――る」
P「……え?」
春香「……」
P「なんだ、ここは?」
P「俺は……」
P「俺はおかしくなったのか?」
春香「おかしいかもしれません」
春香「おかしくないかもしれません」
春香「響ちゃんをいじめましょう」
P「――る」
P「……え?」
春香「……」
P「なんだ、ここは?」
P「俺は……」
P「俺はおかしくなったのか?」
春香「おかしいかもしれません」
春香「おかしくないかもしれません」
春香「響ちゃんをいじめましょう」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 01:49:15.10 ID:sSrt2U3W0
P「だから、なんでそうなるんだよ!」
春香「スレタイに書いてあるからです」
春香「プロデューサーさんも苛めたいんでしょう?」
P「……黙れ!」
春香「大きな声、出さないでくださいよ」
春香「そんなことでは誤魔化せないですよ?」
春香「スレタイに書いてあるからです」
春香「プロデューサーさんも苛めたいんでしょう?」
P「……黙れ!」
春香「大きな声、出さないでくださいよ」
春香「そんなことでは誤魔化せないですよ?」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 01:53:03.39 ID:sSrt2U3W0
響「……」
春香「……」
P「なんなんだよ! 『すれたい』ってのは!?」
P「俺は響とただ仲良くお祝いを――」ブチッ
P「あ、あがあああああああ」
春香「あー、あー、あー」
春香「駄目じゃないですか、プロデューサーさん」
春香「舌、噛み切っちゃいました?」
春香「……」
P「なんなんだよ! 『すれたい』ってのは!?」
P「俺は響とただ仲良くお祝いを――」ブチッ
P「あ、あがあああああああ」
春香「あー、あー、あー」
春香「駄目じゃないですか、プロデューサーさん」
春香「舌、噛み切っちゃいました?」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 01:57:28.91 ID:sSrt2U3W0
P「う、ぐ……」ボタボタ
春香「あー、なんとかセーフっぽいですね」
P「……」ボタボタ
春香「痛いですか?」
春香「痛いですよね。でも、仕方ないですよ」
春香「すでにこれだけスレが進んでしまっているんです」
春香「いまさら仲良しにはなれません」
春香「起承転結の起は終わったんです」
春香「修正は不可能です」
春香「抗えば罰を受けますよ?」
P「……」
春香「あー、なんとかセーフっぽいですね」
P「……」ボタボタ
春香「痛いですか?」
春香「痛いですよね。でも、仕方ないですよ」
春香「すでにこれだけスレが進んでしまっているんです」
春香「いまさら仲良しにはなれません」
春香「起承転結の起は終わったんです」
春香「修正は不可能です」
春香「抗えば罰を受けますよ?」
P「……」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 02:01:20.25 ID:sSrt2U3W0
春香「黙ってちゃわかりませんよ?」
P「……違う」
春香「……?
P「お前、春香じゃないな」
春香「……は?」
P「お前は春香じゃない」
P「……違う」
春香「……?
P「お前、春香じゃないな」
春香「……は?」
P「お前は春香じゃない」
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 02:02:42.71 ID:sSrt2U3W0
P「そうだろう?」
P「春香である必要がない」
P「お前は春香じゃない!」
春香「……」
P「千早!」
春香「……」
???「……」
千早「……なんですか?」
P「これはなんだ?」
千早「……わかりません」
P「春香である必要がない」
P「お前は春香じゃない!」
春香「……」
P「千早!」
春香「……」
???「……」
千早「……なんですか?」
P「これはなんだ?」
千早「……わかりません」
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 02:06:32.28 ID:sSrt2U3W0
P「なんで響を苛めなくちゃならない」
千早「わかりません」
P「貴音」
貴音「はい」
P「わかるか」
貴音「無駄です。あなた様」
P「……」
千早「わかりません」
P「貴音」
貴音「はい」
P「わかるか」
貴音「無駄です。あなた様」
P「……」
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 02:10:13.61 ID:sSrt2U3W0
貴音「こうして無駄にれすをしていても事態は好転しません」
P「……『れす』?」
P「『れす』ってなん――」
貴音「響を苛めましょう」
P「……?」
貴音「苛めましょう。私もお手伝いします」
P「貴音!」
貴音「さあ、はやく。はやくはやくはやくはや――」
P「真!」
真「運命なんですよ!」
真「最初にスレタイという結論が出てしまってるんです!」
真「プロデューサーは響を苛める、これは覆せないんです!」
真「なにをしようとも結局はその結果に――」
真「はやくひびきをいじ――」
P「雪歩!」
P「……『れす』?」
P「『れす』ってなん――」
貴音「響を苛めましょう」
P「……?」
貴音「苛めましょう。私もお手伝いします」
P「貴音!」
貴音「さあ、はやく。はやくはやくはやくはや――」
P「真!」
真「運命なんですよ!」
真「最初にスレタイという結論が出てしまってるんです!」
真「プロデューサーは響を苛める、これは覆せないんです!」
真「なにをしようとも結局はその結果に――」
真「はやくひびきをいじ――」
P「雪歩!」
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 02:15:17.34 ID:sSrt2U3W0
P「結果を変える方法だ! 方法はないのか!?」
雪歩「……」
P「雪歩!」
雪歩「そ、それは……」
雪歩「それはしてはいけないんです」
雪歩「スレタイ詐欺はけっしてしてはならないんです」
雪歩「大丈夫ですよ。プロデューサー」
雪歩「響ちゃんもきっとわかって――」
P「あずささん!」
雪歩「……」
P「雪歩!」
雪歩「そ、それは……」
雪歩「それはしてはいけないんです」
雪歩「スレタイ詐欺はけっしてしてはならないんです」
雪歩「大丈夫ですよ。プロデューサー」
雪歩「響ちゃんもきっとわかって――」
P「あずささん!」
92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 02:18:22.51 ID:sSrt2U3W0
あずさ「早く苛めましょう?」
P「亜美!」
亜美「ちかたないんだよ→」
P「伊織!」
伊織「一つだけあるわ!」
P「……!」
伊織「それは――」
P「亜美!」
亜美「ちかたないんだよ→」
P「伊織!」
伊織「一つだけあるわ!」
P「……!」
伊織「それは――」
96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 02:22:10.26 ID:sSrt2U3W0
――屋上――
P「……え?」
春香「……」
P「……」
春香「お帰りなさい」
春香「プロデューサーさん」
P「伊織!」
春香「……」
P「伊織! 教えてくれ!」
春香「……」
P「伊織!」
春香「無駄ですよ」
P「……え?」
春香「……」
P「……」
春香「お帰りなさい」
春香「プロデューサーさん」
P「伊織!」
春香「……」
P「伊織! 教えてくれ!」
春香「……」
P「伊織!」
春香「無駄ですよ」
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 02:25:52.31 ID:sSrt2U3W0
春香「もうお話はクライマックスです」
春香「こんなに時間が掛かってはろくに苛められませんね」
春香「それはプロデューサーさんの功績かもしれません」
春香「スレタイは絶対なんです」
春香「さあ、早く」
P「……」
春香「響ちゃんはそこにいますよ?」
響「……」
春香「こんなに時間が掛かってはろくに苛められませんね」
春香「それはプロデューサーさんの功績かもしれません」
春香「スレタイは絶対なんです」
春香「さあ、早く」
P「……」
春香「響ちゃんはそこにいますよ?」
響「……」
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 02:29:51.17 ID:sSrt2U3W0
P「……」ゾワッ
P(まただ……。響を見た途端、苛めたくなってきた)
P(泣かせたい、困らせたい、めちゃくちゃにしてしまいたい……)
P(狂ってしまった。俺は狂ってしまったんだ……)
P(俺は、もう……)
律子「プロデューサー!」
P「……ッ!」
P(まただ……。響を見た途端、苛めたくなってきた)
P(泣かせたい、困らせたい、めちゃくちゃにしてしまいたい……)
P(狂ってしまった。俺は狂ってしまったんだ……)
P(俺は、もう……)
律子「プロデューサー!」
P「……ッ!」
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 02:34:38.30 ID:sSrt2U3W0
春香「こいつ……!」
律子「たった一つの方法です!」
律子「助けを求めるんです!」
律子「『この』世界でない人たちに!」
律子「スレタイ以上に絶対的なものに!」
律子「安価です! 安価を宣言してください!」
春香「消えろ!」
律子「たった一つの方法です!」
律子「助けを求めるんです!」
律子「『この』世界でない人たちに!」
律子「スレタイ以上に絶対的なものに!」
律子「安価です! 安価を宣言してください!」
春香「消えろ!」
105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 02:38:20.05 ID:sSrt2U3W0
P「……」
春香「ふざけやがって~」
春香「ふざけやがってふざけやがってふざけやがって!」
春香「無理なんだよ!」
春香「いまさら助かる道なんてないんだよ!」
P「『あんか』をだす」
春香「!?」
P「文句ないだろ」
春香「ふざけやがって~」
春香「ふざけやがってふざけやがってふざけやがって!」
春香「無理なんだよ!」
春香「いまさら助かる道なんてないんだよ!」
P「『あんか』をだす」
春香「!?」
P「文句ないだろ」
108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 02:40:37.76 ID:sSrt2U3W0
春香「……」
P「『あんか』だ」
春香「……」
春香「いいでしょう」
P「……」
春香「プロデューサーさんが安価を口にした以上」
春香「安価をしないわけにはいきません」
春香「ルールに関わりますから」
P「『あんか』だ」
春香「……」
春香「いいでしょう」
P「……」
春香「プロデューサーさんが安価を口にした以上」
春香「安価をしないわけにはいきません」
春香「ルールに関わりますから」
112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 02:44:14.39 ID:sSrt2U3W0
P「……」
春香「安価内容は――」
春香「響ちゃんは助かる」
春香「響ちゃんは助からない」
春香「この二択です」
1.助かる
2.助からない
春香「構いませんね?」
P「ああ」
春香「では……」
春香「安価です。>>1000」
春香「安価内容は――」
春香「響ちゃんは助かる」
春香「響ちゃんは助からない」
春香「この二択です」
1.助かる
2.助からない
春香「構いませんね?」
P「ああ」
春香「では……」
春香「安価です。>>1000」
129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 02:48:03.36 ID:sSrt2U3W0
P「……?」
春香「どうしましたか?」
P「な、なにも起こらないのか?」
春香「いいえ。安価は出しましたよ?」
P「『あんか』を出せば響は助かるんじゃないのか?」
春香「安価は出したと言っています」
P「……じゃ、じゃあなんで」
春香「どうしましたか?」
P「な、なにも起こらないのか?」
春香「いいえ。安価は出しましたよ?」
P「『あんか』を出せば響は助かるんじゃないのか?」
春香「安価は出したと言っています」
P「……じゃ、じゃあなんで」
144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 02:52:10.40 ID:sSrt2U3W0
春香「なんにもわかってないんですね」
P「……」
春香「なんにもわかってない」
響「……」
春香「わかってないです」
春香「響ちゃんはそこにいます」
P「ああ、あああ……」
P「あ、あああああああああ!!!!」
春香「さあ、時間はたっぷりありますよ?」
春香「プロデューサーさん?」
おわり
P「……」
春香「なんにもわかってない」
響「……」
春香「わかってないです」
春香「響ちゃんはそこにいます」
P「ああ、あああ……」
P「あ、あああああああああ!!!!」
春香「さあ、時間はたっぷりありますよ?」
春香「プロデューサーさん?」
おわり
148: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 02:53:17.32 ID:sSrt2U3W0
P「終わらない」
春香「……」
P「終わらないぞ」
春香「……」
P「『おわり』で終わりなんだな」
春??「やめてくだSAいよ、Pうろおできゅーささmm」
P「いや、終わらせない」
???「いいjyanあいでSKA]oわkide
P「『スレタイ』俺も見たぞ」
P「『安価』も理解した」
P「だが、『安価』はもう出せない」
P「『1000』は現実的ではないからな」
???「aaaaaaaaaaaa]]
春香「……」
P「終わらないぞ」
春香「……」
P「『おわり』で終わりなんだな」
春??「やめてくだSAいよ、Pうろおできゅーささmm」
P「いや、終わらせない」
???「いいjyanあいでSKA]oわkide
P「『スレタイ』俺も見たぞ」
P「『安価』も理解した」
P「だが、『安価』はもう出せない」
P「『1000』は現実的ではないからな」
???「aaaaaaaaaaaa]]
163: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 02:58:39.80 ID:sSrt2U3W0
P「お前が『おわり』を宣言したおかげだ」
P「俺はこの『スレ』から離れることが出来た」
P「『P「響をいじめて、事務所をやめさせる」』だったな」
P「でも再開させることも出来るんだ」
P「その自由はある」
P「スレはまだ落ちていないんだからな」
P「『この』世界でない人たちのおかげで」
???[?????????????}??
P「そうだろう?」
P「俺はこの『スレ』から離れることが出来た」
P「『P「響をいじめて、事務所をやめさせる」』だったな」
P「でも再開させることも出来るんだ」
P「その自由はある」
P「スレはまだ落ちていないんだからな」
P「『この』世界でない人たちのおかげで」
???[?????????????}??
P「そうだろう?」
172: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 03:02:02.51 ID:sSrt2U3W0
――事務所――
P「――というわけで」
P「これから響のアイドルランクアップのお祝いをするぞ!」
P「みんなグラスを持って――」
P「響!」
真美「ランクアップ!」
やよい「おめでとうございまーっす!」
一同「かんぱーい!」
パチパチパチ!
響「……」
P「――というわけで」
P「これから響のアイドルランクアップのお祝いをするぞ!」
P「みんなグラスを持って――」
P「響!」
真美「ランクアップ!」
やよい「おめでとうございまーっす!」
一同「かんぱーい!」
パチパチパチ!
響「……」
175: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 03:03:34.34 ID:sSrt2U3W0
真美「おめでとう、ひびきん!」
P「ああ、本当に良く頑張ったな!」
P「……? どうした、響?」
響「……なんでもないぞ」
P「そ、そうか? そ、それじゃあ、まず俺からな」ゴソゴソ
P「じゃーん! 新しいステージ衣装だ!」
真美「おー! めっちゃ、かわいいよ→!」
やよい「うっうー! 素敵ですぅ! きっと、響さんに似合います!」
響「……」
P「……あ、えーと」
P「ああ、本当に良く頑張ったな!」
P「……? どうした、響?」
響「……なんでもないぞ」
P「そ、そうか? そ、それじゃあ、まず俺からな」ゴソゴソ
P「じゃーん! 新しいステージ衣装だ!」
真美「おー! めっちゃ、かわいいよ→!」
やよい「うっうー! 素敵ですぅ! きっと、響さんに似合います!」
響「……」
P「……あ、えーと」
177: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 03:04:26.18 ID:sSrt2U3W0
P「き、気に入らなかったか?」
響「……」
真美「ひびきん、体調悪いの?」
響「……そんなことないぞ」ボソッ
やよい「……」
P「……」
真美「じゃ、じゃあ今度は真美だね!」ゴソゴソ
響「……」
真美「ひびきん、体調悪いの?」
響「……そんなことないぞ」ボソッ
やよい「……」
P「……」
真美「じゃ、じゃあ今度は真美だね!」ゴソゴソ
180: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 03:05:29.99 ID:sSrt2U3W0
真美「真美のプレゼントははアクセサリーだよ→!」
P「おお! 奮発したな!」
真美「んっふっふ~。大事な大事なひびきんのお祝いですからね→」
真美「半額セールを狙って、毎日お店に通ったんですな→。これが」
やよい「真美偉いね! 私ももっと頑張らなくっちゃ!」
真美「はい! ひびきん! どーぞ!」
響「……」
真美「……え、えっと。ひびきん?」
響「……」
P「おお! 奮発したな!」
真美「んっふっふ~。大事な大事なひびきんのお祝いですからね→」
真美「半額セールを狙って、毎日お店に通ったんですな→。これが」
やよい「真美偉いね! 私ももっと頑張らなくっちゃ!」
真美「はい! ひびきん! どーぞ!」
響「……」
真美「……え、えっと。ひびきん?」
響「……」
184: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 03:07:48.45 ID:sSrt2U3W0
P「どうしたんだ、響? 真美がせっかく……」
響「……」
P「なにか気になることでもあるのか?」
P「だったら遠慮なく言ってくれ。俺はお前のプロデューサーなんだからな」
響「……ぞ」
P「……え? よく聞こえ――」
響「白々しいって言ったんだぞ!」
P「……ッ!」ビクッ
真美「ど、どうしたの、ひびきん? 急に……」
響「……」
P「なにか気になることでもあるのか?」
P「だったら遠慮なく言ってくれ。俺はお前のプロデューサーなんだからな」
響「……ぞ」
P「……え? よく聞こえ――」
響「白々しいって言ったんだぞ!」
P「……ッ!」ビクッ
真美「ど、どうしたの、ひびきん? 急に……」
186: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 03:09:08.49 ID:sSrt2U3W0
響「わかってるんだぞ!」ガタッ
P「わ、わかってるって何が――」
響「とぼけるなッ!」
やよい「……」ビクッ
真美「ちょ、ちょっと落ち着いてよひびきん」オドオド
P「そ、そうだ。落ち着いてくれ。やよいも真美も怖がってる」
響「怖がってる? 怖がってるって言ったのか!?」グイッ
P「ひ、響……」
P「わ、わかってるって何が――」
響「とぼけるなッ!」
やよい「……」ビクッ
真美「ちょ、ちょっと落ち着いてよひびきん」オドオド
P「そ、そうだ。落ち着いてくれ。やよいも真美も怖がってる」
響「怖がってる? 怖がってるって言ったのか!?」グイッ
P「ひ、響……」
189: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 03:10:28.93 ID:sSrt2U3W0
響「いま一番怖いのは自分だぞ!」
P「な、何を言ってるんだ?」
P「と、とりあえず手を離してくれ」
響「手を離す? 何でだ!?」
響「自分を苛めるためか!?」
P「……な、何の話だ?」
真美「ひびきん、落ち着いてよ……」
やよい「誰も響さんに意地悪なんてしません……」
P「な、何を言ってるんだ?」
P「と、とりあえず手を離してくれ」
響「手を離す? 何でだ!?」
響「自分を苛めるためか!?」
P「……な、何の話だ?」
真美「ひびきん、落ち着いてよ……」
やよい「誰も響さんに意地悪なんてしません……」
195: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 03:13:09.57 ID:sSrt2U3W0
P「そうだ。誰も響を苛めようなんて思ってない」
P「それに今はお前のお祝いをしてるんじゃないか……」
P「なんでそんな話になるんだ?」
響「わかるんだぞ……」
P「……?」
響「自分にはわかるんだ!」
響「プロデューサーはこれから自分を苛めて!」
響「事務所を辞めさせようとしてるんだ!」
P「それに今はお前のお祝いをしてるんじゃないか……」
P「なんでそんな話になるんだ?」
響「わかるんだぞ……」
P「……?」
響「自分にはわかるんだ!」
響「プロデューサーはこれから自分を苛めて!」
響「事務所を辞めさせようとしてるんだ!」
199: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 03:15:52.34 ID:sSrt2U3W0
P「……だ、だから何でそんな話に」
響「……だぞ」
P「……?」
響「スレタイに書いてあるんだぞ!」
真美「……?」
やよい「???」
P「スレ……? すまん、なんて言ったんだ?」
響「……だぞ」
P「……?」
響「スレタイに書いてあるんだぞ!」
真美「……?」
やよい「???」
P「スレ……? すまん、なんて言ったんだ?」
202: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 03:17:00.71 ID:sSrt2U3W0
響「書いてあるんだ……」ブツブツ
響「書いてあるんだよ……」ブツブツ
P「響……」スッ
響「触るなあ!」バッ
P「……響!」
真美「ひびきん、落ち着いて!」
やよい「響さん!」
響「書いてあるんだよ……」ブツブツ
P「響……」スッ
響「触るなあ!」バッ
P「……響!」
真美「ひびきん、落ち着いて!」
やよい「響さん!」
204: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 03:19:01.75 ID:sSrt2U3W0
P「響、落ち着け。俺はお前を苛めたりしない」
P「それに誰かがお前を苛めることも許さない」
P「これは本心だ。だから落ち着いてくれ」
響「……」キッ!
真美(ひびきん、すごい目つきだよ……)
やよい(ど、どうしよう……)
P「それに誰かがお前を苛めることも許さない」
P「これは本心だ。だから落ち着いてくれ」
響「……」キッ!
真美(ひびきん、すごい目つきだよ……)
やよい(ど、どうしよう……)
207: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 03:20:13.29 ID:sSrt2U3W0
響「本心……? 本心なのか?」
P「そうだ。だから――」
響「嘘をつくなあ!」
P「……!」
響「隠そうとしても無駄なんだ!」
響「スレタイに書いてある以上!」
響「それは絶対なんだ!」
P「そうだ。だから――」
響「嘘をつくなあ!」
P「……!」
響「隠そうとしても無駄なんだ!」
響「スレタイに書いてある以上!」
響「それは絶対なんだ!」
209: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 03:22:16.37 ID:sSrt2U3W0
P「『スレタイ』?」
P「響、『スレタイ』っていうのはなんなんだ?」
???「プロデューサーさん」
P「え……?」
春香「少しいいですか?」
P「春香? どうしてここに?」
春香「……」
P「いや、いつからそこにいたんだ?」
P「響、『スレタイ』っていうのはなんなんだ?」
???「プロデューサーさん」
P「え……?」
春香「少しいいですか?」
P「春香? どうしてここに?」
春香「……」
P「いや、いつからそこにいたんだ?」
214: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 03:25:05.43 ID:sSrt2U3W0
P「今日はレッスンで響のお祝いにはこれないって……」
春香「そうでしたか?」
春香「そうでしたっけ?」
春香「そうだったかもしれません」
春香「でも、それはどうでもいいんです」
P「どうでもいいって――」
春香「そうでしたか?」
春香「そうでしたっけ?」
春香「そうだったかもしれません」
春香「でも、それはどうでもいいんです」
P「どうでもいいって――」
217: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 03:28:15.21 ID:sSrt2U3W0
P「いや、どうでも良くないだろ?」
P「どうでもいいはずないよな?」
春香「……」
P「俺はお前にもう一度会いたくて戻ってきたんだ」
響「!」
春香「……」
P「どうでもいいはずないよな?」
春香「……」
P「俺はお前にもう一度会いたくて戻ってきたんだ」
響「!」
春香「……」
225: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 03:32:59.57 ID:sSrt2U3W0
P「前回の『安価』は無効だ」
P「お前が『おわり』を宣言したんだからな」
P「次は俺の番だ」
P「『安価』は理解した。そう言ったよな?」
春香「……」
P「いつまでも『春香』を名乗ってんじゃねえ!!」
春香「……」
???「……」
P「お前が『おわり』を宣言したんだからな」
P「次は俺の番だ」
P「『安価』は理解した。そう言ったよな?」
春香「……」
P「いつまでも『春香』を名乗ってんじゃねえ!!」
春香「……」
???「……」
230: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 03:36:46.93 ID:sSrt2U3W0
P「さあ、『安価』だ」
???「……」
P「いいな?」
???「……」
P「響は――」
1.助かる
2.助からない
P「さあ、答えだ! >>250」
???「……」
P「いいな?」
???「……」
P「響は――」
1.助かる
2.助からない
P「さあ、答えだ! >>250」
250: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 03:39:38.70 ID:oXxE/UVO0
1
264: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 03:43:58.63 ID:sSrt2U3W0
――事務所――
P「――というわけで」
P「これから響のアイドルランクアップのお祝いをするぞ!」
P「みんなグラスを持って――」
P「響!」
真美「ランクアップ!」
やよい「おめでとうございまーっす!」
一同「かんぱーい!」
パチパチパチ!
響「……」
P「――というわけで」
P「これから響のアイドルランクアップのお祝いをするぞ!」
P「みんなグラスを持って――」
P「響!」
真美「ランクアップ!」
やよい「おめでとうございまーっす!」
一同「かんぱーい!」
パチパチパチ!
響「……」
271: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 03:46:12.44 ID:sSrt2U3W0
P「響をいじめて、事務所をやめさせる」
真美「え?」
やよい「……?」
響「……ッ!」
P「そして嫁にして毎日いちゃいちゃする」
真美「……うぇ!?」////
やよい「……はわわ」////
響「な、なに言ってるんだ?」
真美「え?」
やよい「……?」
響「……ッ!」
P「そして嫁にして毎日いちゃいちゃする」
真美「……うぇ!?」////
やよい「……はわわ」////
響「な、なに言ってるんだ?」
277: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 03:47:56.81 ID:sSrt2U3W0
P「いや、このままだとさ、響はトップアイドルになっちゃうだろ?」
P「そうしたら俺なんかよりずっといい男を見つけてだなー」
P「俺の元を離れて行っちゃいそうな気がするんだよな」
P「だから今のうちに苛めて事務所をやめさせてだな」
真美「なにそれ」
P「……え」
バチーンッ!
真美「サイテーだよ! 兄ちゃん!」
P「そうしたら俺なんかよりずっといい男を見つけてだなー」
P「俺の元を離れて行っちゃいそうな気がするんだよな」
P「だから今のうちに苛めて事務所をやめさせてだな」
真美「なにそれ」
P「……え」
バチーンッ!
真美「サイテーだよ! 兄ちゃん!」
278: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 03:51:23.37 ID:sSrt2U3W0
真美「行こ! やよいっち! ひびきん!」
やよい「え、でもー」オロオロ
真美「いいから!」グイッ
やよい「ひ、引っ張らないでー!」ズルズル
響「……」
真美「ひびきん!」
響「……う、うん」
やよい「え、でもー」オロオロ
真美「いいから!」グイッ
やよい「ひ、引っ張らないでー!」ズルズル
響「……」
真美「ひびきん!」
響「……う、うん」
282: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/09/16(月) 03:55:14.66 ID:sSrt2U3W0
P「……」
P「スレタイは本文に出てきた」
P「これで文句ないはずだろ?」
美希「でも、嫌われちゃったよ?」
P「……これからの仕事で取り戻すさ」
美希「……」
P「……」
美希「偉かったね。プロデューサー」
P「……」
おわり
P「スレタイは本文に出てきた」
P「これで文句ないはずだろ?」
美希「でも、嫌われちゃったよ?」
P「……これからの仕事で取り戻すさ」
美希「……」
P「……」
美希「偉かったね。プロデューサー」
P「……」
おわり
引用元: ・P「響をいじめて、事務所をやめさせる」
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