1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 01:13:52.23 ID:X+0b0mID0
このお話は

貴音「あうとさいだぁ」 

の別ルートとなっております

前作を読んでいなくても読めるので問題はないです




3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 01:15:52.71 ID:X+0b0mID0
響『お願い……、もうやめて……』

貴音『怯える響も、たまらなく可愛いですね』

響『く、来るな……!!』

貴音『何も怖いことはありません』

貴音『少しばかり考えを改めてもらうだけです』

響『やめ、来ないで、いやっ、誰かぁ……!!』

貴音『ふふっ、ふふふふ、ふふふっ』






響『いやあああああああああああああああ!!!!!!』



貴音「という未来がわたくしには見えます!!」

響「意味が分からないぞ!!」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 01:17:48.07 ID:X+0b0mID0
春香「どうしたの?」

響「あ、今は来ない方が……」

貴音「っ!!天海春香……!!」ギロッ

春香「えっ……?」

響「あぁ、うん、気にしないで」

貴音「貴女が……、貴方がいるからわたくしは……!!」キッ

春香「な、何か私悪い事しちゃったとか」アセアセ

響「大丈夫、大丈夫だから」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 01:19:52.01 ID:X+0b0mID0
貴音「許せません……、許せませんよ天海春香……!!」グッ

春香「ひ、響ちゃん……」

響「とりあえずこっち」チョイチョイ







響「あそこのポスター見た?」

春香「次のライブの?見たけど……」

響「貴音があれ見た瞬間『何故いつもわたくしは端なのですか!!』って怒っちゃって……」

春香「あ、あぁ……」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 01:20:50.45 ID:X+0b0mID0
響「確かに貴音ってこういう時いつも端っこでしょ?」

春香「言われてみれば……」

響「バランス上仕方ないかなとも思うんだけどさー」

春香「貴音さん背も高くてスタイルもいいから……」

響「そこにセンターばっかりの春香が来たってワケだぞ」

春香「でも私が決めてるわけじゃ……」

響「分かってる、けど今の貴音には通じないかもしれないぞ……」






貴音「はっ!?何を二人でこそこそしているのです!!」キッ

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 01:23:28.28 ID:X+0b0mID0
貴音「二人で笑っていたのでしょう!?またあの尻女は端だ、と!!」

春香「そ、そんなこといってません」

貴音「いや、端というより恥だわあの尻、などと嘲笑っていたのでしょう!?」

響「一回落ち着こう、な?」つカップメン

貴音「っ!?わたくしがいつでもらぁめんに食い付くと思っているのですか!?馬鹿にするのもいい加減に……!!」












貴音「ふむ、醤油とんこつですか」ベリリッ

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 01:25:47.19 ID:X+0b0mID0
貴音「ずるるる」ハフハフ

春香「なんというか、流石だね」

響「自分カンペキだからな」






貴音「ごちそうさまでした」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 01:26:25.29 ID:X+0b0mID0
響「落ち着いた?」

貴音「申し訳ありません、わたくし少し、取り乱してしまいました」

響「大丈夫、気にしてないぞ」

貴音「春香も、申し訳ありません」

春香「い、いえ」

貴音「……しかしわたくしはずっと悩んでいたのです」

貴音「何故わたくしは端ばかりにいるのか、と」

春香「貴音さん……」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 01:28:46.27 ID:X+0b0mID0
響「ほら、貴音は背が高いからさ」

響「端にいるとぐっと締まるんだよ」

貴音「分かっています、分かっているのですよ、頭では」

貴音「しかしそれでも、端に写る自分を見ると胸が締め付けられてしまうのです」

響「うーん、そうは言ってもなぁ……」

貴音「っ、……あちらを見てください」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 01:30:55.58 ID:X+0b0mID0
春香「あちら?」クルッ






伊織「あら、次のライブのやつじゃない」

亜美「んっふっふ~、ちゃんと撮れてますかな?」

あずさ「……」






あずさ「……っ」グスン

響「」

春香「」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 01:31:58.05 ID:X+0b0mID0
伊織「まあ、悪くはないわね」

亜美「これは超満員間違いナシですな→」

あずさ「……」

伊織「あずさ?」

亜美「どうしたのあずさお姉ちゃん、目が赤いよ?」

あずさ「な、何でもないのよ?」ゴシゴシ

あずさ「ただ、ちょっと目にごみが入っちゃったみたい……」フフッ






春香「あずささんまで……」

響「確かに、端っこ多かった気が……」

貴音「もう、耐えられません」フルフル

貴音「あずさっ!!」ダッ

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 01:35:27.81 ID:X+0b0mID0
貴音「大丈夫!!わたくしがおります故!!」ダキッ

あずさ「きゃあっ!?」ビクッ

貴音「わたくしには分かります!!あずさの痛みが!!」

あずさ「た、貴音ちゃん……」ギュッ

亜美「心にしみるぜぃ……、何の話か分からないけど」グスン

伊織「何よこれ……」

響「いや、実は……」カクカクシカジカ

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 01:36:19.09 ID:X+0b0mID0
貴音「あずさ……!!あずさ……!!」ヒシッ

あずさ「……貴音ちゃんっ!!」ギュウゥ

伊織「そんな事気にしてたの?」ハァ

響「そこは本人達にしかわからないというか……」

亜美「はるるんは特に気まずいっしょ→」

春香「うん……」






伊織「ちょっとアンタ達?」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 01:38:18.42 ID:X+0b0mID0
伊織「こんなのに真ん中も端も無いわよ」

貴音「っ!?」

伊織「私達のファンはそんな事気にしないし、ちゃんと一人一人を見るに決まってるじゃないの」

あずさ「っ!?」

伊織「少なくとも位置がどうこう、何て考えないわよ?」

響「春香、どう思う?この後」コショコショ

春香「ちょっとマズいんじゃ……」コショコショ

亜美「いおりんってたまに空気読めないよNE→」コショコショ






伊織「とにかく馬鹿馬鹿しいから、気にしないことね」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 01:40:29.70 ID:X+0b0mID0
貴音「……」

あずさ「……」

亜美「あー……」

響「もうカップ麺ないぞ……」

春香「い、今からクッキーでも焼いてこようか?」

伊織「スーパーアイドル水瀬伊織ちゃんからのアドバイスよ?ありがたく受け取っときなさい」ニヒヒッ









貴音あずさ「トェェェェイ」ダダッ

伊織「ちょっ!?な、何よアンタ達!?」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 01:43:22.53 ID:X+0b0mID0
貴音「聞きましたかあずさ!!そんな事、そんな事などと!!」グイイイ

伊織「いひゃひゃひゃ!!」

あずさ「この口ね!?この口がそんな事を言うのね!?」グイーッ

伊織「いひゃいいひゃい!!」

貴音「さらには馬鹿馬鹿しいなどとも……!!」グイッグイッ

伊織「やめへええええええ!!」

あずさ「この凸ね!?この凸がそんな事を言わせたのね!?」ベチベチ

伊織「いっ!?やめっ!!やめへぇ!!」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 01:46:17.54 ID:X+0b0mID0
貴音「何故、何故分からないのですか……!!」グイイン

あずさ「慢心ね……!?竜宮のセンター故の思い上がりよ……!!」グイグイ

伊織「いやっ!!おねふぁい……!!」










貴音あずさ「お の れ 邪 鬼 王 !」ブチーン!!

伊織「いたああああああああああああああ!!!!!!」



亜美「……何これ?」

響「さあ……」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 01:53:12.54 ID:X+0b0mID0
春香「伊織、大丈夫……?」

伊織「ひぐっ、ぐすっ」

貴音「天罰です」

あずさ「自業自得ね」

真美「そうだNE」ウンウン

響「真美!?」

亜美「いつからここに!?」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 01:56:18.70 ID:X+0b0mID0
真美「わかるYO→、わかるYO→その気持ち」

あずさ「真美ちゃんも、辛かったわよね……」

貴音「貴女もでしたか……」ギュッ

亜美「真美、も……?」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 01:59:42.89 ID:X+0b0mID0
真美「真美はお姉ちゃんだからね、ガマンしなきゃダメだからね」

真美「亜美は竜宮なのに、真美は違うけど、お姉ちゃんだからガマンしなきゃね」

真美「亜美が目立って輝くためなら、真美は端でもガマンしなきゃね」

亜美「そ、そんな言い方っ!!」

春香「あ、亜美ちゃん!!」

貴音「亜美、口答えですか?」ギロリ

あずさ「亜美ちゃんはいつからそんな悪い子になったのかしら?」ギロリ

真美「いいんだよ、真美がガマンすればさ」ギロリ

亜美「うあ……」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 02:02:28.67 ID:X+0b0mID0
真美「二人とも、真美これ持ってきたんだ」つデジカメ

あずさ「カメラ……?」

真美「これでね……、コショコショ」

貴音「……っ!?成程、それは素晴らしき考えですよ、真美」ニヤリ

あずさ「うふふ、ふふふふっ」ニヤリ

亜美「ひ、ひびきん、どうしよう……」ガタガタ

響「……っ」ゴクリ

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 02:05:33.16 ID:X+0b0mID0
真美「はーい、今から写真さつえー会をはじめまーす!!」

貴音「ふふふ」パチパチ

あずさ「ふふふ」パチパチ

春香「だ、大丈夫だからね、亜美」ギュッ

亜美「は、はるるん」ガクガク

真美「並び順はね→、どうするお姫ちん?」

貴音「良いですよね、あずさ?」

あずさ「ええ、真美ちゃんで大丈夫よ」

真美「二人とも……」グスッ

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 02:10:04.61 ID:X+0b0mID0
真美「じゃあ、左からはるるん、あずさお姉ちゃん、真美、お姫ちん、亜美、で並んで」

亜美「はるるん……!!」ブルブル

春香「あ、亜美……!!」ブルブル

真美「ひびきんはカメラ担当で良い?」

響「分かった……」

真美「それでね?ゴニョゴニョ」

響「……っ、自分は、そんな事……」



貴音「響?」ギロッ

響「……わ、分かった、やるから」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 02:14:28.55 ID:X+0b0mID0
真美「じゃあ並んで→!!」

あずさ「よろしくね、春香ちゃん」ニヤッ

春香「は、はい……」

貴音「亜美、表情が硬いですよ?」ニコッ

亜美「ひっ……」

真美「ひびきん、いいYO→!!」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 02:18:03.40 ID:X+0b0mID0
響「……も、もう少し真ん中に寄れる?」

真美「お姫ちんもあずさお姉ちゃんも、三人で真ん中なんだからもっとぎゅーっとよってYO!!」

貴音「ふふっ、真美は本当に良い子ですね」ギュウ

あずさ「あらあら、真美ちゃんたら」ギュウ

真美「あ」









真美「……亜美たちはそのままの位置でいいから」ボソッ

響「……っ!!」

亜美「うん……」

春香「分かった……」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 02:18:33.78 ID:X+0b0mID0
真美「ひびきん、お願い!!」

あずさ「ちゃんと撮ってくれなきゃダメよ?」

響「……撮るぞ」









パシャ

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 02:23:30.31 ID:X+0b0mID0
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

真美「いっぱい撮ったね→」

貴音「ええ、早速見てみましょう」

あずさ「ありがとね、響ちゃん」ニコッ

響「……ごめん春香、亜美」ガクッ

真美「どれどれ→」ピッ

真美「すごいYO!!真美たち真ん中にうつってる!!」

貴音「真ですね、ふふっ」

あずさ「嬉しいわ」

真美「ところで……」






真美「はるるんと亜美、端っこだね」クスクス

春香亜美「っ!!」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 02:27:14.05 ID:X+0b0mID0
あずさ「あら、本当ね」クスクス

貴音「これは珍しい事もあるのですね」クスクス

響「も、もういいんじゃないか……?」

真美「見てwwwこの写真亜美見切れちゃってるよwww」

貴音「亜wwwwww美wwwwww」

あずさ「あら、こっちは春香ちゃんがwwwwww」

貴音「めいんひろいん(笑)」

真美「亜美端杉ワロタwwwwww」






亜美「ぐすっ、真美たちが、真美たちがおかしくなっちゃった……」ギュウゥ

春香「皆疲れちゃってるだけ……、大丈夫だから、ね……?」ヨシヨシ

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 02:28:00.43 ID:X+0b0mID0
ガチャン

やよい「おはようございまーす!!」






貴音「印刷しましょうwwwwww」

真美「りょ→かいwwwwww」

あずさ「お腹痛いわwwwwww」

伊織「……」ズーン

春香「……」ズーン

亜美「……」グスッ

やよい「え、えっと……」アセアセ

響「実はさ……」カクカクシカジカ

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 02:30:18.61 ID:X+0b0mID0
響「……って事なんだ」

やよい「……」

響「やよい?」

やよい「いけません!!」

響「なっ!?」

やよい「貴音さんもあずささんも真美もみんな、めっ、ですよ!!!!」

響「やよい!!」










貴音「……ほぅ」ギロリ

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 02:37:10.09 ID:X+0b0mID0
やよい「みんなで仲良くしなくちゃダメなんです!!」

やよい「誰が端っこで、誰が真ん中だなんて、765プロの仲間には関係ありません!!」

やよい「そんな事気にしてたら、トップアイドルにn……もがごご」

響「ダメだって!!今は話が通じないんだって!!」グイッ

やよい「もごむむ!!」









貴音「……やよいはわたくし達が真ん中にいる事が気に食わないのだそうです」フフッ

あずさ「あらあら、やよいちゃんにもそういうところがあったのね?」ニタァ

真美「アイドルだもん、ちかたないね→」ニヤァ

やよい「っ!?」ビクッ

響「……やよい、自分の後ろに」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 02:37:45.38 ID:X+0b0mID0
やよい「ひ、響さん……」

あずさ「響ちゃん、そこをどいてもらえるかしら?」ニタァ

響「やよい!!今のうちに早く逃げて!!」

やよい「で、でもっ!!」

響「いいから早く!!」

貴音「いくら響とはいえ……、このような行為は許しませんよ?」

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 02:40:40.43 ID:X+0b0mID0
真美「ヒーロー気取りなんてやめなYO→」

響「やよい!!早く!!」







やよい「……ご、ごめんなさい!!」ダッ

貴音「真美、やよいを」

真美「りょ→かい」ダッ

あずさ「響ちゃんは良い子だと信じてたのよ?」ダキッ

響「や、やめっ、くるしっ」

あずさ「抱くのにちょうど良いサイズだわ、響ちゃん」ギュウ

響「おねが、い、やめてぇ……」

貴音「悪い子にはお仕置きが必要です、ね」

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 02:43:39.27 ID:X+0b0mID0
やよい「とにかく外に……!!」

真美「まってYO→、やよいっち→」ニヤァ

やよい「……っ!?」ガチャ

やよい「ドアノブが回らない!?」ガチャガチャ

やよい「っ!!誰かが外側で……!!」ガチャガチャガチャ

真美「んっふっふ→、捕まえたぜやよいっち→」ガシッ

やよい「そ、そんな……」












ガチャン

律子「真美、よくやったわ」

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 02:46:36.42 ID:X+0b0mID0
やよい「り、律子さんまで……!!」

律子「問題」

律子「三つ編み眼鏡のアイドル、立ち位置は何処がベスト?」

律子「A.真ん中」

律子「B.端っこ」

律子「ちゃんと事務所的なバランスを考慮しなきゃダメよ?」

やよい「そんなこと……、きゃあ!!」



真美「はやく答えちゃいなよ→」フーッ

やよい「真美、やめっ、んっ!!」

真美「やよいっちが答えてくれないと、真美やめられないYO?」フーッ

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 02:47:41.00 ID:X+0b0mID0
律子「やよい、答えは?」

やよい「いやです……、答えたくないです……」

律子「だーめ、真美?」

真美「んっふっふ→」フーッフーッ

やよい「いやぁ!!んんっ!!」

律子「もう一度聞くわね?やよい、答えは?」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 02:48:55.22 ID:X+0b0mID0
やよい「……」

やよい「……ぃです」ボソッ

真美「聞こえないYO?もっと大きな声じゃなきゃ」

やよい「……びぃ、です」

律子「んん?」










やよい「Bですっ!!」キッ

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 02:51:31.93 ID:X+0b0mID0
やよい「はあっ、はあっ、はあっ」

真美「……」

律子「……」












律子「……正解」



律子「だけど、間違い」ニヤァ

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 02:54:59.44 ID:X+0b0mID0
やよい「やだっ!!やめてぇ!!」ジタバタ

律子「もう、暴れないの」ズルズル

真美「運びづらいからやめてYO」ズルズル

やよい「誰かぁ!!いやあっ!!」ジタバタ

律子「あら、響の方はもう始まってるわね」ニヤァ

真美「楽しそうだね、お姫ちんとあずさお姉ちゃん」ニタァ

やよい「え……?」










響「やだぁ!!!!撮るなぁ!!!!」ジタバタ

貴音「真ん中が良いのでしょう?望み通りではありませんか」ニヤア

あずさ「響ちゃんの顔、画面に収まって無いわ」カシャカシャ

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 02:56:56.92 ID:X+0b0mID0
やよい「響さん!!!!」

真美「カメラとひびきんの顔30センチも離れてないね→」

律子「みまがうことなく真ん中よ?良かったじゃないの」

やよい「響さん!!!!響さん!!!!」ジタバタ



貴音「どうですかあずさ、写り具合は」

あずさ「産毛までバッチリよ?」カシャカシャ

響「恥ずかしいからやめてえええええええええええええ!!!!」ジタバタ



真美「次はやよいっちだかんね?覚悟しててYO?」

やよい「い、いやぁ……」ポロポロ

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 02:57:41.54 ID:X+0b0mID0
律子「貴音、あずささん、そろそろ」

貴音「お疲れ様でした、響」パッ

響「ううっ、もう自分お嫁に行けないぞ……」ポロポロ

あずさ「あらあら、泣く程嬉しかったのね?」






貴音「次は、やよいですね?」ニヤァ

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 02:58:16.19 ID:X+0b0mID0
やよい「ううっ、ぐすっ、えぐっ」ポロポロ

律子「泣いたってだーめ、これはお仕置きなんだから」

真美「やよいっちがイケナイんだもんね」

貴音「泣く顔もまた、そそられます」

あずさ「とるわよ~?」









ガチャン

小鳥「ただいま戻りましたー」

一同「っ!?」

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 03:02:02.52 ID:X+0b0mID0
小鳥「今日もあついわ……、って、え?」

貴音「」

あずさ「」

真美「」

律子「」

やよい「ひぐっ、うぅ、ひっく」ポロポロ

響「ことりいいいいいいいい!!」ダキッ

小鳥「一体何が!?」

響「実は……、実は……」カクカクシカジカ

 
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 03:07:06.68 ID:X+0b0mID0
小鳥「……」

貴音「そ、その……」

あずさ「ね?ちょっとね……?」

真美「こ、これは、ちかたなく……」

律子「やましい事は何も……」












小鳥「そこに正座しなさああああああああああああい!!!!!!」

66: 2013/07/15(月) 03:09:03.46 ID:X+0b0mID0
貴音「」シュン

あずさ「」シュン

真美「」シュン

律子「」シュン

小鳥「一体何を考えてるんですか!!律子さんやあずささんまで!!」

小鳥「端に配置するのだってきちんとした理由があるのくらいわかるでしょう!?」

小鳥「確かにこの4人はその回数が多かったのかもしれないけど!!」

小鳥「どうしてプロデューサーじゃなくて響ちゃん達に当たったの!?」

小鳥「あのプロデューサーはきちんと伝えればちゃんと考慮してくれるって事くらい分かるじゃない!!」

小鳥「それに、プロデューサーだって貴女達なら端でも関係なく輝けるからって貴女達を端にしてるんじゃないんですか!?」

小鳥「どうなんですか!?」クワッ

貴音「はい……」ポロポロ

あずさ「その通りです……」ポロポロ

真美「ごめんなさい……」ポロポロ

律子「ううっ……」ポロポロ

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 03:13:31.32 ID:X+0b0mID0
ガミガミガミガミ
ガミガミガミガミ
ガミガミガミガミ



やよい「響さん……」ダキッ

響「やよいは間違ってなかったんだ……」ヒシッ

やよい「嬉しかったです、私のために」ギュウ

響「やよいが無事でよかったさー」

70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 03:16:45.67 ID:X+0b0mID0
春香「響ちゃん」

響「春香、大丈夫?」

春香「うん……」

亜美「みんな、辛かったんだね……」

響「確かに、辛かった事実は変わりないからなー……」

やよい「伊織ちゃん大丈夫?」

伊織「えぇ、何とかね……」

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 03:18:05.70 ID:X+0b0mID0
春香「私達から、プロデューサーにお願い出来ないかな?」

響「やってみる価値はあるかもしれないぞ」

亜美「流石はるるん、てんちのような優しさだね」

伊織「私のほっぺたを守るためにもやるわよ!!」

やよい「うっうー!!やりましょう!!」

響「まあ、なんとか」





響「一件落着、ってとこかな」フフッ






小鳥「罰として一週間トイレ掃除です!!」

四人「」ガーン

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 03:23:34.19 ID:X+0b0mID0
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

小鳥(あれから数日)

小鳥(みんなすっかり仲直りしちゃったし)

小鳥(プロデューサーも、写真の件あっさり承諾しちゃったし)

小鳥(あんなにお説教する必要無かったのかしら……)

小鳥「まあ、いっか」

小鳥「たまにはいいわよね、ああいうのも」フフッ

小鳥「さて、お昼も食べた事だし、午後も頑張りますかっ」カチッ






小鳥「ぶふっ!?」

76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 03:24:54.08 ID:X+0b0mID0
小鳥「だ、誰よ、デスクトップの壁紙イタズラしたの!?」

小鳥「いくらなんでも……、近すぎ……」フルフル

小鳥「あはははははははははははははは!!!!!!」









響「どうしたのぴよ子?」ヒョコ

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 03:26:10.99 ID:X+0b0mID0
小鳥「ひ、ひびき、ちゃん、これ」ヒイィ

響「ん?」







響「」

小鳥「お腹、お腹いたい、あははははは!!!!!!」

響「あの時の写真じゃないか!!消してぴよ子!!」

小鳥「ひいぃ、死ぬぅ、あはははははははは!!!!!!」

響「うがあああああああああああああああ!!!!」

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/07/15(月) 03:31:02.00 ID:X+0b0mID0
響「貴音ー!!!!あずさー!!!!それに真美と律子も!!!!」



真美「ひびきん気付いたみたいだね」クスクス

律子「そりゃあ、誰だって笑っちゃうわよね」プププ

あずさ「選りすぐりの一枚ですもの」フフッ

貴音「三十六計逃げるに如かず、皆、逃げるが勝ちですよ」ドタバタ






響「こんな事して、絶対許さないんだからなああああああああ!!!!!!」

   終

引用元: 貴音「あうとさいだぁりたぁんず」