1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 21:55:30.68 ID:fvqejGAF0
QB(おわった……)
マミ「鬼女さんとはネットの掲示板で知り合ったの。『辻○美の朝食くそわろた』ってスレッドだったわ」
マミ「QB、鬼女さん、一見幸薄そうな薄味顔の美人だけど、凄いのよ。写真見せたら、一発でそれがどこか特定できる能力を持っているの」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB(……)ダラダラダラダラ
マミ「鬼女さんとはネットの掲示板で知り合ったの。『辻○美の朝食くそわろた』ってスレッドだったわ」
マミ「QB、鬼女さん、一見幸薄そうな薄味顔の美人だけど、凄いのよ。写真見せたら、一発でそれがどこか特定できる能力を持っているの」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB(……)ダラダラダラダラ
引用元: ・マミ「QB、新しい魔法少女希望者よ」鬼女「……」キリキリキリキリキリ
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 21:56:11.06 ID:fvqejGAF0
マミ「戦闘能力も、半端ないわ。皇族だろうが、アイドルだろうが、アメフト野郎だろうが、気に入らないことがあったら、あたるを幸い、全部血祭りにあげるの」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
鬼女「……」バキッ
QB(ひぃっ、柱を握りつぶさないで)ダラダラダラダラ
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
鬼女「……」バキッ
QB(ひぃっ、柱を握りつぶさないで)ダラダラダラダラ
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 21:57:25.96 ID:fvqejGAF0
マミ「私、鬼女さんには、鹿目さんをはるかにこす魔法少女としての才能を感じるわ」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB(まどかどころか、もうすでにワルギルプスの夜をはるかに凌駕しているよ。背景もいつの間にかイヌカレーになっている)
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB(まどかどころか、もうすでにワルギルプスの夜をはるかに凌駕しているよ。背景もいつの間にかイヌカレーになっている)
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 21:58:50.23 ID:fvqejGAF0
マミ「で、鬼女さん、願いももう決めているらしいの。そうよね、鬼女さん」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB(背景に今までの戦歴が……毎○新聞、羊水腐る発言、フ○テレビ、ドブス写真騒動。戦国時代の首実検みたいに討ち取った相手の生首がならんでる)
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB(背景に今までの戦歴が……毎○新聞、羊水腐る発言、フ○テレビ、ドブス写真騒動。戦国時代の首実検みたいに討ち取った相手の生首がならんでる)
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 21:59:51.48 ID:fvqejGAF0
マミ「鬼女さんが、私たちと一緒に戦ってくれるんなら、もう何も怖くない」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB(死亡フラグたてんな。この人を魔法少女にしたら、本当に大変なことになる。なんとか、ごまかさないと)
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB(死亡フラグたてんな。この人を魔法少女にしたら、本当に大変なことになる。なんとか、ごまかさないと)
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:00:29.89 ID:fvqejGAF0
マミ「とりあえず、鬼女さん、履歴書もってきてくれたわ。QB見てあげて」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「あっ、はい、これは丁寧にありがとうございます。えぇと、既婚、結婚前はSEとして、メーカーで働いておられた」
QB(結婚前は、バリバリ働いていたのか。技術力もあって敵に回すと最も恐ろしいタイプだ)
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「あっ、はい、これは丁寧にありがとうございます。えぇと、既婚、結婚前はSEとして、メーカーで働いておられた」
QB(結婚前は、バリバリ働いていたのか。技術力もあって敵に回すと最も恐ろしいタイプだ)
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:01:18.07 ID:fvqejGAF0
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「で、六年前に御結婚。今は、五歳の男の子と、三歳の女の子のお母さん。特に職にはついておらず、専業主婦」
QB(子持ち職無しの専業主婦か。金、人生経験ともにあるのに暇。最強にして最凶だな)
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「えぇと、申し訳ありません。別に必須というわけではありませんが、一応少女の名を冠しておりますので、ご年れ……」
鬼女「……」バキッ
QB「で、六年前に御結婚。今は、五歳の男の子と、三歳の女の子のお母さん。特に職にはついておらず、専業主婦」
QB(子持ち職無しの専業主婦か。金、人生経験ともにあるのに暇。最強にして最凶だな)
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「えぇと、申し訳ありません。別に必須というわけではありませんが、一応少女の名を冠しておりますので、ご年れ……」
鬼女「……」バキッ
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:02:14.49 ID:fvqejGAF0
QB「ひぃっ」(そうだった。年齢は地雷だった)
マミ「もう、QB、なにつべこべ言ってるの? 鬼女さん今なんでも、大津を焼き尽くさなきゃいけないって、忙しいらしいの。ちゃっちゃっと魔法少女にしてあげてよ」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
マミ「もう、QB、なにつべこべ言ってるの? 鬼女さん今なんでも、大津を焼き尽くさなきゃいけないって、忙しいらしいの。ちゃっちゃっと魔法少女にしてあげてよ」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:03:33.07 ID:fvqejGAF0
QB「(次のターゲットはもう見つかっているのか)はい、ええと、経歴はOKです。ただ、旦那さんも子供さんもおられるようですので、一旦お戻りになって、家族の許可を得てはいかがでしょうか」
QB「御実家、旦那さんの御家族との関係もあると思いますので……」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
鬼女「……」バキッ
マミ「ウトメのことなら処理できるから心配するなって言ってるわ。迅速に処置するって」
QB「御実家、旦那さんの御家族との関係もあると思いますので……」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
鬼女「……」バキッ
マミ「ウトメのことなら処理できるから心配するなって言ってるわ。迅速に処置するって」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:05:12.72 ID:fvqejGAF0
QB「(歯ぎしりしかしてないのに、なぜマミには言っていることが分かるんだ?)ひぃっ。はい。しかし、人生の一大事ですので、どうぞ今回は経歴確認というだけで。また願い事は次回に」
マミ「そうぉ。いつもの誰でもウェルカムなQBらしくないわね」
マミ「まぁ、一理ないわけでもないからいいか。鬼女さん、そういうわけですので、今回はすみません。ご足労おかけして」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
鬼女「……」スクッ
マミ「そうぉ。いつもの誰でもウェルカムなQBらしくないわね」
マミ「まぁ、一理ないわけでもないからいいか。鬼女さん、そういうわけですので、今回はすみません。ご足労おかけして」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
鬼女「……」スクッ
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:06:02.48 ID:fvqejGAF0
QB「ひっ」(立ち上がった)
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB(自分のバッグをあさってる。何だろう)
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB(自分のバッグをあさってる。何だろう)
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:06:45.10 ID:fvqejGAF0
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
鬼女「……」スッ
マミ「まぁ、美味しそうなクッキー。気をつかってもらってすみません。ありがとうございます」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB(そうか。一応既婚者だもんな。初めて訪ねる家には菓子折持って行く程度の常識はあるのか)
鬼女「……」スッ
マミ「まぁ、美味しそうなクッキー。気をつかってもらってすみません。ありがとうございます」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB(そうか。一応既婚者だもんな。初めて訪ねる家には菓子折持って行く程度の常識はあるのか)
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:07:38.87 ID:fvqejGAF0
マミ「じゃぁ、鬼女さんお帰りになるわよ。QB、淑女が帰るのだから、貴方途中までお見送りして差し上げなさい」
QB「えひっ」(おい、黄色。お前は何を言っているんだ)
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
マミ「えひっじゃない。さっさと行くの」
QB「はっ、はぁい」(変に嫌がっても、特定されるかもしれない)
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「えひっ」(おい、黄色。お前は何を言っているんだ)
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
マミ「えひっじゃない。さっさと行くの」
QB「はっ、はぁい」(変に嫌がっても、特定されるかもしれない)
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:09:09.13 ID:fvqejGAF0
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB(……)ダラダラダラダラ
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB(……)ダラダラダラダラ
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB(空気が重すぎる。何を話せばいいかも分からない。全てが地雷に思える。これだったら、韓国と北朝鮮の国境を目隠しされて歩いてる方がましだよ)
QB(……)ダラダラダラダラ
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB(……)ダラダラダラダラ
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB(空気が重すぎる。何を話せばいいかも分からない。全てが地雷に思える。これだったら、韓国と北朝鮮の国境を目隠しされて歩いてる方がましだよ)
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:10:14.98 ID:fvqejGAF0
さやか「ねぇ、あれQBじゃない」
まどか「ほんとだ。美人だけど、いかにも幸薄そうな人と歩いているね」
さやか「感情ないくせに滝みたいな汗ながしてるよ。蝋燭みたい」
まどか「ウェヒヒ。弱みにぎれるかも。行ってみよう」
まどか「ほんとだ。美人だけど、いかにも幸薄そうな人と歩いているね」
さやか「感情ないくせに滝みたいな汗ながしてるよ。蝋燭みたい」
まどか「ウェヒヒ。弱みにぎれるかも。行ってみよう」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:11:33.39 ID:fvqejGAF0
まどさや「おーい、●獣」テケテケテケ
QB「あの二人は……」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「あの二人は……」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:12:44.07 ID:fvqejGAF0
さやか「マミさん、ほっておいて、知らない女の人と歩いている。いけないんだ」
まどか「浮気。浮気。ウェヒヒ」
QB「おい、まじでやめろ」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
まどか「浮気。浮気。ウェヒヒ」
QB「おい、まじでやめろ」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:13:30.06 ID:fvqejGAF0
さやか「可愛い外見にだまされて、こいつに気を許さないほうがいいですよ」
まどか「●獣。●獣。ウェヒヒ」
QB「だから、ほんとに」
???「まちなさい」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
まどか「●獣。●獣。ウェヒヒ」
QB「だから、ほんとに」
???「まちなさい」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:14:04.85 ID:fvqejGAF0
ほむら「まどか、その女からすぐに離れなさい」
まどか「あっ、ほむらちゃん」
さやか「転校生、どうしたの、魔法少女の格好で。魔女なんていないよ」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
まどか「あっ、ほむらちゃん」
さやか「転校生、どうしたの、魔法少女の格好で。魔女なんていないよ」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:15:15.21 ID:fvqejGAF0
ほむら「魔女どころじゃない人が目の前にいるわ。QB、あなたはどこまでおろかなの」
QB「今回ばかりは確かに言葉もないね」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「今回ばかりは確かに言葉もないね」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:16:15.18 ID:fvqejGAF0
ほむら「さぁ、鬼女。わたしが相手よ。青魚はともかくとして、まどかには関わらせない」
QB「……」ハラハラハラ
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
鬼女「……」スッ
QB「……」ハラハラハラ
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
鬼女「……」スッ
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:17:03.17 ID:fvqejGAF0
QB(うん、鬼女が、ほむらにIPHONEを差し出したぞ)
ほむら「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
ほむら「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:17:52.13 ID:fvqejGAF0
QB(ほむらが滝のような汗を流し始めてる。うん?)
QB(僕の頭にも何かイメージが流れ込んでくるぞ。えっ、IPHONE。そのIPHONEから送ってるの!?)
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB(僕の頭にも何かイメージが流れ込んでくるぞ。えっ、IPHONE。そのIPHONEから送ってるの!?)
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:20:22.32 ID:fvqejGAF0
QB(一体、どういうテクノロジーで?…これは、三つ編みでメガネをかけたほむらの写真……)
QB(まどかの部屋で●●●をあさっているほむら。まどかの風呂あがりのお湯をペットボトルにつめているほむら)
QB(まどかのリコーダーの吸い口を自分の吸い口と交換しているほむら……)
ほむら(……)ダラダラダラダラ
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB(まどかの部屋で●●●をあさっているほむら。まどかの風呂あがりのお湯をペットボトルにつめているほむら)
QB(まどかのリコーダーの吸い口を自分の吸い口と交換しているほむら……)
ほむら(……)ダラダラダラダラ
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:21:25.63 ID:fvqejGAF0
ほむら「きょ、きょふのところは、こ、こんなところにしてあげるわ」ダダッ
さやか「あっ、逃げてく」
まどか「凄い勢い。いつになく焦ってるね。足がもつれてるよ。あっ、こけた」パンツマルミエ
QB(ほむら……かわいそうに。時空をこえて特定されちゃったのか)シマパン
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
ほむら(ひぃぃ。なぜ、なぜなの。違う時間軸の私の写真までおさえられてる。これじゃ、かないっこない)
さやか「あっ、逃げてく」
まどか「凄い勢い。いつになく焦ってるね。足がもつれてるよ。あっ、こけた」パンツマルミエ
QB(ほむら……かわいそうに。時空をこえて特定されちゃったのか)シマパン
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
ほむら(ひぃぃ。なぜ、なぜなの。違う時間軸の私の写真までおさえられてる。これじゃ、かないっこない)
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:23:39.96 ID:fvqejGAF0
さやか「まぁ、いいや、あっ、ひょっとして、マミさんの知り合いですか?」
まどか「じゃぁ、きっと、私たちと同じ、魔法少女候補者だね。これから、カフェいくんだけど、ご一緒しません?」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB(まじかよ……)
QB(うん、今、急に頭のなかに、なんか言葉が……)
まどか「じゃぁ、きっと、私たちと同じ、魔法少女候補者だね。これから、カフェいくんだけど、ご一緒しません?」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB(まじかよ……)
QB(うん、今、急に頭のなかに、なんか言葉が……)
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:24:57.32 ID:fvqejGAF0
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「すみません。僕の頭、掲示板じゃないんで、スレッドたてるのも、レスつけるのもやめてくれませんか。まぁ、伝えますけど。鬼女、一緒に行くって言ってるよ」
さやか「ありがとうございます」
まどか「じゃぁ、いつも行く店こっちです」
QB「すみません。僕の頭、掲示板じゃないんで、スレッドたてるのも、レスつけるのもやめてくれませんか。まぁ、伝えますけど。鬼女、一緒に行くって言ってるよ」
さやか「ありがとうございます」
まどか「じゃぁ、いつも行く店こっちです」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:26:25.34 ID:fvqejGAF0
さやか「でね、恭介のやつがさぁ」
まどか「もう、さやかちゃん、その話ばっかり。鬼女さん分からないじゃない」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「僕が伝えなくちゃいけないわけね。鬼女がその恭介ってのは誰だって」
まどか「もう、さやかちゃん、その話ばっかり。鬼女さん分からないじゃない」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「僕が伝えなくちゃいけないわけね。鬼女がその恭介ってのは誰だって」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:27:34.26 ID:fvqejGAF0
さやか「いや、幼なじみなんです。すっごいバイオリンの才能があって、将来も嘱望されてたんだけど、事故にあっちゃって」
さやか「右腕が動かなくなっちゃったんです。落ち込んでるし、かわいそうで、それで私いつも病院にお見舞いに行ってるんです」
まどか「ウェヒヒ、さやかちゃんみたいな美少女はべらせて、悪い男だよね」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「すみません。まだ全力で行くのははやいです」
さやか「右腕が動かなくなっちゃったんです。落ち込んでるし、かわいそうで、それで私いつも病院にお見舞いに行ってるんです」
まどか「ウェヒヒ、さやかちゃんみたいな美少女はべらせて、悪い男だよね」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「すみません。まだ全力で行くのははやいです」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:28:48.95 ID:fvqejGAF0
さやか「まだ決めてるわけじゃないけど、もし魔法少女になるなら、願い事は、恭介の右腕を直すことにしてもらおうかなって」
まどか「けなげだね。さやかちゃん」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「すみません。この短時間で病院まで特定したのは凄いとは思いますけど、祭りじゃないです。カレーも作らないで下さい」
まどか「けなげだね。さやかちゃん」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「すみません。この短時間で病院まで特定したのは凄いとは思いますけど、祭りじゃないです。カレーも作らないで下さい」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:30:01.52 ID:fvqejGAF0
さやか「あっ、なんか、ごめんなさい。わたしの話ばっかりしちゃて・・・・」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「えっ、はい。さやか、鬼女が質問があるって」
さやか「はい、なんですか?」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「えっ、はい。さやか、鬼女が質問があるって」
さやか「はい、なんですか?」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:30:57.99 ID:fvqejGAF0
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「ん~と、さやかは、恭介のことが好きなのか? それとも恭介の才能が好きなのか?って」
さやか「!」
QB「ん~と、さやかは、恭介のことが好きなのか? それとも恭介の才能が好きなのか?って」
さやか「!」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:32:54.99 ID:fvqejGAF0
QB「そこはちゃんと整理しとかないと、不幸になるぞって。ちなみに、私の旦那は、証券マンで、稼ぎがいい。そして、好きなのは人間としてよりも、稼ぎのほうだと」
QB「この年になると、そうなる。乙女心は胎盤と一緒に流れ出たと……すみません。女子中学生の前で胎盤とか言わないで下さい」
さやか「……」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「この年になると、そうなる。乙女心は胎盤と一緒に流れ出たと……すみません。女子中学生の前で胎盤とか言わないで下さい」
さやか「……」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:34:06.43 ID:fvqejGAF0
QB「だから、才能は取り除いて、相手を見てみて、それでも好きなんだったら、まずこくりなさい。そして、手を握ってみて、願いうんぬんは、それから考えても遅くないよって」
さやか「……」
まどか「……」
さやか「……」
まどか「……」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:35:11.79 ID:fvqejGAF0
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「よけいなお世話かもしれないけど、歴戦の年長者としてはそう思う。女が幸せになるのはほんと大変。ずうずうしくならないと、なぁんにも手の中に残らないよって」
さやか「……」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
さやか「うん、確かにそうかもしれないね。色々と煮詰まってたところだから、なんかありがとう。少し気持ちが楽になりました」
QB「よけいなお世話かもしれないけど、歴戦の年長者としてはそう思う。女が幸せになるのはほんと大変。ずうずうしくならないと、なぁんにも手の中に残らないよって」
さやか「……」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
さやか「うん、確かにそうかもしれないね。色々と煮詰まってたところだから、なんかありがとう。少し気持ちが楽になりました」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:36:18.09 ID:fvqejGAF0
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「礼には及ばないって」
さやか「あはは」
まどか「……」
QB「礼には及ばないって」
さやか「あはは」
まどか「……」
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:37:10.38 ID:fvqejGAF0
さやか「ありがとうございました。カフェの代金まで払っていただいて」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「気にするなと」
さやか「じゃぁ、私お見舞い行ってきます」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「頑張ってこいって」
さやか「はぁい」テッテッテッテッテッ
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「気にするなと」
さやか「じゃぁ、私お見舞い行ってきます」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「頑張ってこいって」
さやか「はぁい」テッテッテッテッテッ
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:38:04.08 ID:fvqejGAF0
QB「……」(アメリカのシリアルキラーみたいに、手の届くものは全部傷つける人かと思ったけど。そうでもないみたいだな)
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
まどか「あの、鬼ねえさま」ニギッ
QB「お、鬼ねえさま!?」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
まどか「あの、鬼ねえさま」ニギッ
QB「お、鬼ねえさま!?」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:39:10.11 ID:fvqejGAF0
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
まどか「さやかちゃんにアドバイスしてもらって、ありがとうございました。私とても嬉しかった。よかったら、携帯の番号とアドレスを」
QB「あっ、なにか連絡したいなら、僕がテレパシー送れるよ」
まどか「お前には話しかけてないんだよ。クソ●獣が。次へらず口たたいたら、八つ裂きにして教会に住む赤野良の布団の打ち直しに使ってやるから」
QB「……」
まどか「さやかちゃんにアドバイスしてもらって、ありがとうございました。私とても嬉しかった。よかったら、携帯の番号とアドレスを」
QB「あっ、なにか連絡したいなら、僕がテレパシー送れるよ」
まどか「お前には話しかけてないんだよ。クソ●獣が。次へらず口たたいたら、八つ裂きにして教会に住む赤野良の布団の打ち直しに使ってやるから」
QB「……」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:40:31.81 ID:fvqejGAF0
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「グスッ。えっと、構わないって」
まどか「わぁ、ありがとうございます。赤外線通信っと」ピロピロリン
QB「グスッ。えっと、構わないって」
まどか「わぁ、ありがとうございます。赤外線通信っと」ピロピロリン
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:41:25.19 ID:fvqejGAF0
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「それと、私は2chで、ウトメキラー69というコテハンで書き込みしている。特に今は、韓流叩きのスレッドに常駐していることが多い。会いたくなったら、いつでも話しかけてって」
まどか「はぁい、ありがとうございます。それじゃ」テッテッテッテッテッ
QB「それと、私は2chで、ウトメキラー69というコテハンで書き込みしている。特に今は、韓流叩きのスレッドに常駐していることが多い。会いたくなったら、いつでも話しかけてって」
まどか「はぁい、ありがとうございます。それじゃ」テッテッテッテッテッ
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:42:55.37 ID:fvqejGAF0
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「……」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「じゃぁ、僕も、そろそろこの辺で」ソロリ
QB「……」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「じゃぁ、僕も、そろそろこの辺で」ソロリ
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:44:30.90 ID:fvqejGAF0
QB「ひぃっ、なんでしょうか? えっ、願い事」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「かなえるのはまず置いて、聞くだけでしたら」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「えっ?」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「かなえるのはまず置いて、聞くだけでしたら」
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「えっ?」
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:45:23.10 ID:fvqejGAF0
QB「世界のみんなを幸せにして欲しい……」
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:46:22.36 ID:fvqejGAF0
鬼女「…///」キリキリキリキリキリ
QB「……」
QB「ええと、その願いはあまりにも因果が大きすぎます。だって、誰かの幸せ自体が、誰かの不幸になることもあるんだから」
QB「それを、かなえようと思ったら、人間自体を作り直さなくてはなりません。そして、そこまでエントロピーを凌駕するのは、貴方の業を持ってしてもまだ力不足です」
QB「……」
QB「ええと、その願いはあまりにも因果が大きすぎます。だって、誰かの幸せ自体が、誰かの不幸になることもあるんだから」
QB「それを、かなえようと思ったら、人間自体を作り直さなくてはなりません。そして、そこまでエントロピーを凌駕するのは、貴方の業を持ってしてもまだ力不足です」
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:47:14.83 ID:fvqejGAF0
鬼女「……」キリキリキリキリキリ
QB「……」ドキドキドキドキ
鬼女「……」バキッ
QB「ひっ」
QB「……」ドキドキドキドキ
鬼女「……」バキッ
QB「ひっ」
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:48:08.17 ID:fvqejGAF0
鬼女「……」スタスタスタスタ
QB(帰って行く。分かってくれたのかな)
鬼女「……」フリカエリ
QB「うわっ、なんでしょう?」
鬼女「……」ペコリ
QB「!」
鬼女「……」スタスタスタスタ
QB「……」
QB(帰って行く。分かってくれたのかな)
鬼女「……」フリカエリ
QB「うわっ、なんでしょう?」
鬼女「……」ペコリ
QB「!」
鬼女「……」スタスタスタスタ
QB「……」
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:49:02.02 ID:fvqejGAF0
QB「ネット界の魔女といわれる鬼女だけど、そんなに悪い人じゃなかったな」
QB「どんなだったかマミに話してやろうっと。マミ、ただいまぁ」
QB「ってなんだ、部屋全体がイヌカレー空間に!? ぼ、ぼくの体もセル画からテクスチャ調に変わってる。これは一体……」
QB「どんなだったかマミに話してやろうっと。マミ、ただいまぁ」
QB「ってなんだ、部屋全体がイヌカレー空間に!? ぼ、ぼくの体もセル画からテクスチャ調に変わってる。これは一体……」
89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:50:12.72 ID:fvqejGAF0
マミ「あら、QB、お帰りなさい」
QB「うん、ただいま。マ、マミ、だ、だれか来てるの?」
QB「うん、ただいま。マ、マミ、だ、だれか来てるの?」
92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:51:04.27 ID:fvqejGAF0
マミ「ええ、実は、今日、もう一人魔法少女候補者が来ることになってたの。紹介するわね」
ヒガシハラ「こんにちは。ヒガシハラですが」
QB「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒガシハラ「こんにちは。ヒガシハラですが」
QB「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:53:13.49 ID:fvqejGAF0
マミ「わたしヒガシハラさんのブログいつも楽しみにしてて。こないだ、好きなアーティスト紹介してくれたものだから、思わずコメントしちゃったの」
マミ「そしたら、ご丁寧に返信くれて。そのアーティストさんは、不運にも、次の日、ダンプカーにはねられちゃったけど、それから、親しくお付き合いさせてもらってるのよ」
ヒガシハラ「よろしく」
QB「」
マミ「そしたら、ご丁寧に返信くれて。そのアーティストさんは、不運にも、次の日、ダンプカーにはねられちゃったけど、それから、親しくお付き合いさせてもらってるのよ」
ヒガシハラ「よろしく」
QB「」
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:54:05.88 ID:fvqejGAF0
マミ「で、もう願いごとも決まってるらしいから。聞いてもらえる?」
QB「」
QB「」
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:54:43.22 ID:fvqejGAF0
マミ「ねぇ、QBって、あら? どうしたのかしら? 息をしてないわ」
マミ「前、ぬいぐるみを洗濯するときに間違って、QBも洗濯機のなかに放りこんだことがあったけど、そのときは、すぐスペアが出てきたのに、変ねぇ」
QB「」
マミ「前、ぬいぐるみを洗濯するときに間違って、QBも洗濯機のなかに放りこんだことがあったけど、そのときは、すぐスペアが出てきたのに、変ねぇ」
QB「」
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:55:59.43 ID:fvqejGAF0
マミ「まぁ、いいわ。そのうち出てくるでしょう。ヒガシハラさん、私かわりに聞いておきますね。願い事はなんですか?」
ヒガシハラ「はい、すぅ」
QB「」
ヒガシハラ「はい、すぅ」
QB「」
108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:56:38.53 ID:fvqejGAF0
ヒガシハラ「わたし宇宙全体が幸せになって欲しい」
110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:57:47.32 ID:fvqejGAF0
マミ「まぁ、素敵なねが… サァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ
ヒガシハラ「 サァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ
QB「 サァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ
ヒガシハラ「 サァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ
QB「 サァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ
112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 22:58:32.25 ID:fvqejGAF0
杏子「ラッキー。今日はゴミ箱から手つかずの酒粕みつけれたぁ。今日は酒盛りだって、なんだ? 街が真っ白に」
杏子「あれ、私の身体も…… サァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ
杏子「あれ、私の身体も…… サァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ
116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 23:00:10.78 ID:fvqejGAF0
まど神「ウェヒ―。この次元の宇宙では、青魚も、赤犬も、紫芋も、黄豚も、みんな攻略できて、赤松健も真っ青のハーレムエンドになると思ったのに」
まど神「黄豚だけ、とりのがしたよって。あれ、神であるはずのまどかちゃんの体が…… サァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ
まど神「黄豚だけ、とりのがしたよって。あれ、神であるはずのまどかちゃんの体が…… サァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ
119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 23:01:14.00 ID:fvqejGAF0
サァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ
124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 23:03:18.75 ID:fvqejGAF0
126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 23:04:11.12 ID:fvqejGAF0
130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/19(木) 23:05:41.43 ID:fvqejGAF0
終劇
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