2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 18:35:11.28 ID:elI7qmSdO
とある鎮守府の執務室





提督「秘書艦、秘書艦はいないか~?」

比叡「司令!ここに!比叡が!います!」

提督「よぉ~し今日も元気いっぱいでなによりだ」

比叡「えへへ、元気は比叡の取り柄ですから!」

提督「そんな比叡に頼みがあるんだこの鎮守府は私と比叡が配属された鎮守府だよな」

比叡「前任の提督が勇退されて、その後釜として比叡と司令が配属されました!」

提督「その通り!だから私達はこの鎮守府の艦娘について全てを理解していない」

比叡「金剛お姉様もこの鎮守府に既にいらっしゃったので姉妹の絆は深まったとは言えません」

提督「そこで彼女らのことを知ると同時に親睦を深めようと思っていたんだ」

比叡「流石は司令です!とてもいい考えだと思います!」

提督「もっと褒めてくれても良いんだぞ!」

比叡「それはちょっと・・」

提督「冗談だ」

引用元: 【艦これ】提督「安価で艦娘の個人情報を暴露したい」 



3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 18:40:13.72 ID:elI7qmSdO
提督「比叡達艦娘は適正のある人間が手術か何かで艦娘になっているんだよな」

比叡「存在を置き換えるとかなんとか言われました」

提督「魂はそのままで体だけが変わるのか」

比叡「比叡に言われても困ります。超技術でどうにかなっているんですよ」

提督「一旦その話は置いておこう。つまり艦娘には人間だった頃の記憶や記録があるということだ」

比叡「それは個人情報で保護されているので比叡達が知る方法はありませんけどね」

提督「ふっふっふっ驚くなよ比叡」

比叡「ヒエーー!」

。今回私はその極秘資料を手に入れたのだ!」

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 18:42:23.07 ID:elI7qmSdO
提督「おい奇声をあげるからびっくりしたじゃないか!」

比叡「タイプミスを比叡のせいにしないで下さい!」

提督「とにかく!この資料を基に艦娘とコミュニケーションを図るんだよ!」

比叡「早速ミスしたから投げやりですね」

提督「うるさい!さっさとやっていくぞ!」




直下、会いに行く艦娘名

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 18:46:18.43 ID:s5WKsiZF0
浜風

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 19:12:09.30 ID:s5EfvJYZ0
コンコン


<「失礼します」


浜風「陽炎型13番艦浜風、参りました」

提督「よく来てくれた浜風」

浜風「はぁ・・」

比叡「いつもと違うテンションで話しかけるから戸惑ってるじゃないですか」

提督「場を和ませようと思ったんだ」

浜風「和むもなにも来たばかりじゃないですか」

比叡「その通りですよ司令はなにを考えているんですか」

提督「なにって、そりゃあ、なぁ」


〈提督の視線はある一点に集中している〉


比叡「金剛型パンチ!」

提督「へぐぅ!」

比叡「ごめんね浜風ちゃん」

浜風「慣れてますから平気です」

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 19:16:28.33 ID:elI7qmSdO
提督「お前な、提督は上官なんだぞ?」

比叡「セクハラ司令に発言権はありません!」

浜風「もう帰っていいですか?痴話喧嘩を見たくはありません」

提督「まあそう言うな。実は浜風と話をしようと思ったから呼び出したんだよ」

浜風「憲兵さんに電話しないと」

提督「早い、まだ早いぞ浜風~」

比叡「ひぇーー!まだってことはナニかをする予定なんですか!」

提督「比叡は黙っててくれ」

浜風「もうなんなんですか早くして下さい」

提督「実はな浜風が人間だった頃の話で・・安価」





直下、浜風の過去の内容

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 19:20:55.62 ID:dCKWoqU+o
提督の幼馴染

9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 19:28:28.01 ID:elI7qmSdO
提督「浜風って私の幼馴染なんだって・・幼馴染だとぉ?!」

比叡「自分で言っておいて驚かないで下さい!」

提督「い、いつのっていうか、お、同い年・・ですか・・?」

浜風「ええそうですよ」

比叡「とてもそうは見えません!」

浜風「こんな見た目ですから無理もありません」

提督「お、おぉ、?」

比叡「司令が混乱してる姿なんて初めて見ました」

浜風「提督、いえ彼は黒歴史をいくつも抱えています。どれを知られているか頭をフル回転させてるんですよ」

提督「い、いいいいつの、いつから、知って、ますか?」

浜風「安価」




直下、浜風の台詞、内容

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 19:30:14.02 ID:TnloF2qgO
幼稚園の頃から

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 19:41:02.13 ID:elI7qmSdO
浜風「もちろん幼稚園の頃から知ってますよ」

提督「ぐああぁああっ!!」

比叡「司令!」

浜風「小学校低学年の時に校内を下半身裸で走り回ってたのも覚えてますし」

提督「おぉあう!」

浜風「大学の時  サーに入ったのに●●のまま卒業した所まで知ってます」

提督「もう許して・・」

比叡「幼稚園から大学までずっと一緒だったんですか」

浜風「ここまでくると幼馴染というより腐れ縁かもしれませんね」

提督「黒歴史が、漆黒の堕天使が、ああ・・」

比叡「こんな司令の姿を見ることになるなんて」

12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 19:47:32.42 ID:elI7qmSdO
提督「ぶつぶつ・・」

比叡「司令が反応しなくなっちゃいました」

浜風「彼は精神に深いダメージを負うとこうなってしまうんです」

比叡「あの、一つ聞いてもいいですか?」

浜風「彼についてですね」

比叡「そこまでの付き合いなのに、その、司令と、恋愛の話は・・」

浜風「それは内緒です」

比叡「そんなぁ」

浜風「比叡さんという秘書艦の前では話せません」

比叡「、、わかりました」

浜風「頑張って下さいね」


バタン


比叡「戦いも、恋愛も、負けません、から」

13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 19:51:34.51 ID:elI7qmSdO
数分後


提督「私は一体なにをしていたんだ?」

比叡「黒歴史」

提督「ああぁああ~!」

比叡「司令、次の艦娘は誰にするんですか」

提督「あ、ああ。次は浜波にしよう」

比叡「あえて大人しい彼女を選んだんですか」

提督「それもあるが浜風と何度も間違えたのが申し訳なくてな」

比叡「なるほど謝るついでにコミュニケーションを図るんですね」

提督「浜波は既に呼んである」




直下、浜波の過去

14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 19:53:12.47 ID:alv5uj6Bo
希代の詐欺師

15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 20:05:31.09 ID:elI7qmSdO
提督「ほああぁあ?」

比叡「情けない声を出さないで下さい!」

提督「だ、だ、だって!浜波の資料見てたらヤバいこと書いてあるんだよ!」

比叡「大人しい彼女がヤバい訳ないじゃないですか」

提督「希代の詐欺師って書いてあるんだぞ!」

比叡「ひぇーー!!」

提督「た、確かに犯罪者が艦娘になることはあり得る。収監される際の精密検査で適正があれば艦娘になれる」

比叡「よりにもよって詐欺師だなんて!」


コンコン


「し、失礼、しし、します」



提督「来たぞおい!どうするんだ!」

比叡「呼んだのは司令じゃないですか!」



「あ、あの、し司令?」


提督「正直に話すしかないのか」

比叡「何かの間違いかもしれませんよ!その可能性に賭けましょう!」

提督「よ、よし」



直下、自由安価。誰が何をしてどんなことになったか。自由

16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 20:07:42.68 ID:iXrgV2hlO
詐欺師の詐欺師、いわゆる義賊的な詐欺師

19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 20:18:54.27 ID:elI7qmSdO
なんやかんやあって浜波には正直に言いました



浜波「あ、あの、あたしが、詐欺師、なのは、本当です」

提督「マジか、マジですか」

浜波「で、でも、ふ、普通の人は、騙しません」

比叡「お金持ちだけを狙った詐欺!」

提督「やべぇぇぇ!!」

浜波「ち、違います!あたしは、詐欺師を、詐欺にかけてました!」

比叡「詐欺師を狙った詐欺?」

浜波「は、はい」

提督「鼠小僧的なヤツか?」

比叡「例えが古いのでわかりません」

提督「そんなー(T . T)」

比叡「イラっとするのでその顔は二度としないで下さい」

提督「うぃっす」

20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 20:26:54.20 ID:elI7qmSdO
比叡「つまり騙された人のお金を取り返したんですね!やっぱり浜波ちゃんはいい子なんですよ!」

提督「そ、そうだと思ってた」

比叡「嘘つかないで下さいよビビリまくってたじゃないですか」

提督「そんなことない」

比叡「浜波ちゃんわざわざありがとうございました!」

浜波「あ、あの」

比叡「はい?」

浜波「す、少し、違い、ます」

比叡「何が違うんでしょうか?」

浜波「お、お金は、騙し取っても、か返して、ません」

提督「へぇ?」

浜波「あ、あたし、お金、大好き」

比叡「」

提督「」

浜波「え、えへへ」

提督「」

比叡「じゃあなんでわざわざ詐欺師を狙うんですか?!」

浜波「カモを、ね狙うのは、素人」

比叡「」

浜波「し、失礼、しました」



バタン



提督「人って怖いな」


直下、次の艦娘

21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 20:27:13.93 ID:ihxs4iHno
アイオワ

22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 20:46:56.43 ID:elI7qmSdO
トレーニングルーム的な部屋




アイオワ「Hi!AdmiralもTraining?」

提督「おっほぉ」



〈提督の視線は釘付けになった〉



比叡「目潰し!」

提督「ああぁいっっ!」

アイオワ「What?どうしたのよ比叡」

比叡「なんでもありません」

アイオワ「uh?」

比叡「司令は大きかったら誰でもいいんですか!」

提督「目が、目がぁ!」

アイオワ「Oh!ラピュタね!Meも知ってるわよ!」

比叡「ええもうそういうことにしておきましょう」

アイオワ「Admiralはラピュタで比叡がTraining?一緒にEnjoyしましょ!」

比叡「それよりアイオワさんが・・安価」



直下、アイオワの過去」

27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 20:54:24.80 ID:c3XtueERo
退役した元米国海軍大将の一人孫

30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 21:07:23.63 ID:elI7qmSdO
比叡「退役した元米国海軍大将のお孫さんなんですか?」

アイオワ「Yes!Grandpaはとっても偉い人なのよ!」

比叡「そんな貴女がどうして艦娘になったんですか?」

アイオワ「比叡は日米和親条約は知ってる?」

比叡「当たり前ですそれを知らない艦娘は居ませんよ」

アイオワ「なら話は早いわ!Meに艦娘の適正があるならやるしかないじゃない!」

比叡「それはそうかもしれませんけど日本に来る理由にはなりませんよ」

アイオワ「Ahh~~ンン~」

比叡「何か言いにくいことでもあるんですか」

アイオワ「Little・・」

提督「目、うう」

比叡「司令はあんな状態ですし比叡も秘密は守ります」

アイオワ「OK、比叡を信じて話すわ」

31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 21:15:19.30 ID:elI7qmSdO
アイオワ「Grandpaはとっても偉くてStrongだけどあるものには勝てなかったの」

比叡「強くても勝てないということは物理的なものじゃないんですね」

アイオワ「Sick」

比叡「病気、ですか、、」

アイオワ「どうやっても助からないと言われたわ。でもこの国が開発している新薬があれば助かる可能性があったの」

比叡「何か取り引きがあったんですね」

アイオワ「Japanの政府と製薬会社、さまざまな所が話し合ってこうなったのよ」

比叡「後悔はありませんか?」

アイオワ「Non、あるはずないわGrandpaの命には変えられないもの」

比叡「その、お祖父さんの容態はどうなったんですか?」

アイオワ「Yes!!」

比叡「あ、、良かったです!」

アイオワ「これからはJapanに恩返しの為に頑張ります!」

32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 21:17:29.45 ID:elI7qmSdO
トレーニングルームから移動しました




提督「比叡ひどい」

比叡「胸ばっかり見てる司令がアホなんです!」

提督「上官にアホって言うな」

比叡「じゃあ変 !!」

提督「ならよし」

比叡「うわぁ」

提督「男は全員変 なんだよ」

比叡「、、知ってますよ」



下2、次の艦娘

34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 21:18:24.00 ID:OZNCUMvzo
千歳

35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 21:36:22.84 ID:elI7qmSdO
<「千歳おねぇーー」



提督「あの声は千代田か」

千歳「あら二人ともちょうどいい所に居たわ良かったら匿ってくれないかしら」

比叡「隠れられるところなんてありません!」

千歳「少しの間執務室にでも居させてくれればいいわ」

提督「それならいいだろう」

比叡「もう甘いんですから」

提督「レディーファーストさ」

千歳「その考えは素敵ね提督」

36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 21:39:45.96 ID:elI7qmSdO
再び執務室



提督「さてここに戻ってきたわけだが千歳はなぜ逃げていたんだ」

千歳「いつも一緒だと味気ないじゃない」

比叡「千代田さんが泣いちゃいますよ」

千歳「大丈夫よちゃんと分かってるから」

提督「せっかく千代田が居ないだ個人的な話でもしようじゃないか」

千歳「あら秘書艦の目の前で大胆ね」

提督「千歳が艦娘になる前の資料があるんだそれによると・・安価」




下2、千歳の過去

38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 21:41:16.46 ID:BibMnzkjO
かなり人気のスーツアクターだった

39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 22:02:26.85 ID:elI7qmSdO
提督「かなりの人気スーツアクターだったらしいな」

千歳「昔の話ね懐かしいわ」

比叡「すうつあくたあ?」

提督「特撮の中の人って言えばわかるか?」

比叡「ああ!!」

千歳「私は戦隊モノを専門にやってたわね」

提督「ライダーはやらなかったのか」

千歳「ほらこの体でしょ?」


〈提督はタプンタプンと揺れる二つの西瓜に目線を奪われる〉


比叡「ギリギリ許しますよ」

千歳「比叡は優しいのね」

比叡「、やっぱり駄目です」

提督「待て話を聞くのが先だ」

比叡「いつもそうやって誤魔化す」

40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 22:09:16.88 ID:elI7qmSdO
千歳「戦隊モノなら女性枠があるからサラシを巻いてなんとかなってたの」

比叡「それでもサラシ装備だったんですね」

提督「そんな千歳に艦娘の適正があれば喜んで引き受けるのは分かる。だがなぜスーツアクターを目指したんだ?」

千歳「、、私ね、元の顔が酷かったの」

比叡「酷いだなんてそんなこと言わないで下さい!」

千歳「運動神経が良くて顔を出さないで済むからあの仕事をしてただけ。正義だとか何も考えて無かったわ」

提督「ひょっとして艦娘になったのは千歳だからか?」

千歳「千歳に適正があるって言われてまず思ったのが綺麗。こんな顔になれるなら喜んでって二つ返事で引き受けたわ」

比叡「退役したら元に戻りますよ?」

千歳「しないわするわけ無いでしょ」

提督「私は誰も沈めるつもりはない」

千歳「素敵ねでも戻りたくない艦娘もいるって知っておいて」





下2、自由安価

42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 22:11:21.54 ID:8ByPTNtwO
次は扶桑

44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 22:24:38.06 ID:elI7qmSdO
千代田が来るくらいしか思いつかなかったから自由安価
探り探りでいきましょう



提督「女は顔が全てじゃないと思うんだけどな」

比叡「世間は司令みたいな人ばっかりじゃないんですよ」

提督「難しいな」

比叡「世の中単純なわけありません」



コンコン


<「提督、失礼してもいいかしら?」



提督「大丈夫だ入ってきてくれ」

扶桑「演習の書類を出しに来たわ」

比叡「この前扶桑さんがMVPをとった演習ですね!」

提督「改ニの艤装は合うみたいで良かったぞ」

扶桑「この艤装になるまでは何度迷惑をかけたかわからないわね。でもこれからは頼られるように頑張るわ」

提督「頑張る前にだな・・扶桑、お前って安価」




下2、扶桑の過去

46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 22:26:20.40 ID:dO8KrVMyO
子持ち

47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 22:35:16.82 ID:elI7qmSdO
提督「お前って子持ち・・なのか?」

扶桑「よく知ってるわね」

比叡「失礼ですけどおいくつなんですか?」

扶桑「子持ちと言ったばかりなのによくも聞けたものね、、」

提督「じゃあ何歳の子供がいるか教えてくれ」

扶桑「、、高校生よ」

比叡「本当ですか?!」

提督「とてもそうは見えないぞ」

扶桑「それは艦娘の体だからよ本当なら四十肩であんな重い主砲なんか持ち上げられないわ」

提督(四十肩っつった)

比叡(四十歳前後!!見えない!!)

49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 22:39:25.43 ID:elI7qmSdO
提督「子持ちとしか書いていないということはバツ1か」

扶桑「2よ」

比叡「ひぇぇ!」

扶桑「2回目は私が悪かったのそれでお金に困ってた時に艦娘に適正があるとわかったの」

比叡「そりゃあ引き受けてますよね」

扶桑「私は子供と慰謝料の為に出撃するのよ」

提督「事情はわかった扶桑の出撃はより一層気を配る」

扶桑「嬉しいわね」

比叡「お子さんの為にも扶桑さんは沈められませんね!」

提督「私の腕の見せ所ということだな」

50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 22:43:40.12 ID:elI7qmSdO
扶桑は退出しました



提督「比叡この話し合いは続けるべきだな」

比叡「そうですね最初はどうなるかと思いました」

提督「扶桑に子供がいることを知らなかったら私は彼女が中破した時に進撃をしていたかもしれない」

比叡「金剛型チョップ!!」

提督「・・随分と優しいチョップだな」

比叡「比叡達を信じて下さい!中破どころか小破だってしませんよ!」

提督「そうか頼もしいな我が秘書艦は」

比叡「司令の為に!全力で戦います!」




下3、自由安価
少し休憩

53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/05(木) 22:47:11.35 ID:9vFAr5PG0
浜風とイチャイチャする

59: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 00:54:13.37 ID:DwtIG5IRO
場所は執務室




浜風「あの先生の話覚えてますか?」

提督「黒ハゲだな」

浜風「そうそうあれは傑作ですよね」

提督「しかしまさかお前が艦娘になってたとはな」

浜風「言うつもりは無かったんですけどここで会ったのも何かの縁ですね」

比叡「、、、、」

提督「比叡はどうしたんだ」

比叡「なんでもありません!」

提督「なんだアレか?なら今夜は無しか」

比叡「司令、最低」

浜風「今のは私もどうかと思います」

提督「・・悪い」

60: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 01:00:08.34 ID:DwtIG5IRO
提督「あーーあれだ、そろそろ遠征組が帰ってくるな」

比叡「、、そうですね」

提督「私が直々に迎えに行くとしよう!後は頼む!」


バタン


浜風「話の誤魔化しかたも変わってないな」

比叡「浜風さん負けませんよ」

浜風「何の話?」

比叡「司令は比叡のものです!」

浜風「それを選ぶのは彼よ」

比叡「絶対に負けない!」

浜風「まったく若いっていいわね」




下2、遠征組の代表で誰か

62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 01:06:43.49 ID:ztpMWk+5o
文月

63: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 01:14:02.37 ID:DwtIG5IRO
ドック近くの廊下



提督「この失言癖はいくつになっても治らないな」

文月「司令官~艦隊が帰投したよぉ~」

提督「おおふみぃお帰り」

文月「今日も大成功だった~」

提督「よぉしよし偉いぞふみぃ」

文月「ありがとう司令官~」

提督「文月、そういえば・・安価」





下2、文月の過去

65: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 01:19:22.51 ID:8qTd8CVlO
自衛隊のパラシュートに穴を開けるいたずらしてた

66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 01:32:10.44 ID:DwtIG5IRO
提督「自衛隊のパラシュートに穴を開けるイタズラをしてたらしいな」

文月「どこでそれを知ったの~」



〈普段の文月からは考えられないような目つきで提督を睨む〉




提督「え、いや、あの、な」

文月「答えて~」

提督「し資料を、だな」

文月「どの~」

提督「どのって・・」

文月「答えろ」

提督「お、おおう」

67: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 01:40:11.98 ID:DwtIG5IRO
文月「答えられないの~?」



〈文月はゴキゴキと右手を鳴らす。その目は笑っていない〉



提督「冷静になれ文月、私に暴力を振るえばどうなるかわかるな?」

文月「大丈夫~」

提督「そうだな文月は話がわかる良い子だもんな」

文月「死体は喋らないもん」




〈文月の右手は提督の顔面へ。しかしその刹那誰かがその腕を掴む〉




比叡「文月ちゃん!!」

文月「チッ」

比叡「司令資料はよく見て下さい!印付きは要注意と書いてあるでしょう!」

提督「お、おお」

比叡「文月ちゃんは元テロリストです!無期懲役の実刑が出てるんですよ!」

69: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 01:46:18.57 ID:DwtIG5IRO
文月「なんだバレてるんだ」



〈文月の手から力が抜ける。その目に殺意はもう無い〉



提督「文月がテロリスト・・」

文月「えへへ~あたしの夢はね~この国を焼け野原にすることなんだよぉ~」

比叡「安心して下さい艦娘の姿では何もすることはできないようになってます」

文月「艦娘になると減刑されるから~退役するのが楽しみだな~」

提督「自分の役目は果たしてくれよ」

比叡「司令!」

提督「私の役目は提督だ人間のことは知らない」

文月「よくわかってるね司令官~長生きすると思うよ~」

70: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 01:51:38.81 ID:DwtIG5IRO
文月は笑いながら部屋に戻りました




比叡「遠征から帰ってくるのが文月ちゃんだと思い出して慌てて追いかけたんです」

提督「文月に過去のことを聞くと思ったんだな」

比叡「司令ならやると思いましたよ」

提督「印付きかその説明は受けたが忘れていたな」

比叡「印付きは要注意で斜線が囚人でしょ」

提督「そうだな斜線はよく覚えていたんだが印は忘れていた」

比叡「しっかりしてくださいよ司令!」

提督「すまんすまん」





下2、次の艦娘

72: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 01:55:04.15 ID:HjKHorr1o
大淀

73: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 02:00:28.31 ID:DwtIG5IRO
大淀「こんなところでどうしましたか?」

提督「いやなんでもないんだ」

比叡「そういう大淀さんはどうしたんですか?」

大淀「私はお昼休みでも頂こうかと思って食堂に行く所でした」

提督「昼かそうか丁度いいから私達も向かうか」

比叡「そうですね!」

大淀「では一緒に向かいましょうか」

提督「そうだ大淀お前って・・安価」





下2、大淀の過去

75: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 02:05:57.33 ID:cA1RKCCI0

熱血指導なヤンキー高校の国語教師

76: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 02:15:43.83 ID:DwtIG5IRO
提督「熱血指導なヤンキー高校の国語教師だったらしいな」

大淀「あらご存知だったんですね」

比叡「え、、」

提督「ヤンキーは私の高校にいたがヤンキー高校までくると壮絶だろうな」

大淀「そんなことありませんよ」

比叡「ヤンキー高校、、熱血、、教師、、眼鏡、、」

提督「生徒の進路を決めるの大変だっただろう」

大淀「そうなんですよ卒業するまで進路が決まらない子もいて大変でした」

比叡「いや違いますよね、、あの人は数学の先生ですから、、」

提督「さっきから比叡はなにを言ってるんだ」

大淀「さあなんなんでしょうね」

77: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 02:26:10.85 ID:DwtIG5IRO
食堂だよ



提督「俺は席をとっておくから。比叡日替わりでヨロシク」

比叡「わかりましたよー」



〈大淀と比叡の二人でカウンターに向かう〉



大淀「相変わらず仲が宜しいんですね」

比叡「司令のわがままに付き合えるのは比叡だけですから」

大淀「本当にそれだけですか?」

比叡「日替わりと、えっと、、」

大淀「ふふふ」

比叡「もう、大淀さん」

大淀「ちなみにですね比叡さん」

比叡「ひぇ?」

大淀「私の昔の髪型ってツインテールだったんです」

比叡「え」

大淀「そして服装はジャージ」

比叡「じ、実家は、極道、とか?」



〈大淀は満面の笑みで比叡に答える〉



大淀「ご想像にお任せします」

比叡「ひ、ひぇえーー!」



下3、自由安価
今日はもう寝ます
空いた時間にちょくちょくやるかもしれません

80: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 05:24:21.42 ID:pd2bGRBuo
不良役の天龍と摩耶と不知火登場

83: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 15:47:31.03 ID:SX9Js7mkO
提督が一人で座っていると天龍摩耶不知火が近付いてくる




天龍「なんだよ提督ともあろう奴が一人でメシとは情けねぇな」

提督「比叡と大淀を待ってるんだぼっち飯は卒業済してるんだよ」

天龍「秘書艦と大淀だぁ?部下に気を使われてるだけなんだよ」




天龍はいわゆるヤンキーのような存在で誰に対しても喧嘩腰。摩耶はヤンキー仲間だが不知火はよくわからない




摩耶「提督いつになったら喫煙室ができるんだ?」

提督「諦めてくれと言っただろうここは軍施設なんだからな」

摩耶「ウッゼェな」



摩耶は舌打ちをして提督は睨む不知火はまだ黙っている



提督「天龍という艦娘がそうなのか元の人間がそうだったのか調べてみるか」

天龍「なにをぶつぶつ言ってんだよぉ」

提督「なになに天龍は艦娘になる前は・・安価」




下3、天龍の過去

86: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 16:00:10.14 ID:F0IoXUzNO
超がつく箱入り娘

90: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 17:30:21.43 ID:SX9Js7mkO
提督「超がつく箱入り娘・・なのか」

摩耶「こんなガサツな天龍が箱入り娘なわけねーだろ!」

天龍「う、」

摩耶「は?なんだよそのリアクション」

提督「よく見ると斜線付きか、ということは天龍は囚人なのか」

摩耶「は箱ってそっちか?!」

天龍「、、、」

提督「その表情を見る限り複雑な理由があるようだな良かったら話してみないか」

摩耶「誰がお前なんかに話すかよ!」

天龍「いいぜ、、、ちょうどいい機会だから話してやるよ」

摩耶「お、おい」

91: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 17:36:28.91 ID:SX9Js7mkO
天龍「俺が囚人なのも事実だし箱入り娘なのも事実だ」

提督「普通なら相反する2つの事象だな」

摩耶「囚人ってマジなのかよ、、、」

天龍「俺は親に大事に育てられ過ぎた。30を過ぎてもロクに男と話したことすらなかった」

摩耶「うわ」

提督「親の気持ちもわからなくもないがそれはやり過ぎだ」

天龍「そんな時1人の男に出会ったんだけどよ勘違いしてた俺はその男が白馬に乗った王子様だと思い込んだわけだ」

摩耶「キッツイぞ」

提督「続けてくれ」

天龍「あいつは王子様どころか真逆の存在だったんだよ」

92: ◆rOtwZuuRn. 2020/11/06(金) 17:58:45.15 ID:SX9Js7mkO
天龍「アイツは結婚詐欺師だった俺を騙しやがったんだ」

摩耶「おいまてよ天龍は囚人つったよな」

天龍「俺はアイツを半殺しにしたんだよ」

提督「それで逮捕されて囚人か情状酌量があっても良さそうなものだがな」

天龍「上告する前に艦娘になったから刑が確定したんだよ減刑もあるから退役すればシャバに出れるだろ」

摩耶「超箱入りってそういうことかよ」

提督「家とブタ箱の2つに入っていたということだな」

天龍「この性格はいいぜ男に舐められることも無くなるからな」

提督「それは無くなると思うが日常生活に支障が出るぞ」

天龍「構いやしねぇよ」

摩耶(囚人なのも驚いたしこの見た目で年上なのかよ」

不知火「、、、」

提督「なんだ不知火どうしたんだ」

不知火「安価」




下3、不知火の台詞安価

95: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 18:03:55.19 ID:o4x3Ui1So
あんときは騙してすまんかった

99: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 18:34:27.87 ID:SX9Js7mkO
不知火「あのときは騙してすみませんでした」

天龍「て、、、てめえ!!」

摩耶提督「いやいやいやいやいやいやいやいやいや」

摩耶「ふざけんなよ艦娘は男でもなれるとか聞いてねぇぞ!」

提督「艦『娘』だ!男がなれるわけないだろ!」

摩耶「じゃあどういうことなんだよ、、、」

天龍「どの面さげて俺の前に現れやがった!」

不知火「私も捕まったんですそれで裁判中に艦娘になったんです」

提督「ま待て不知火お前は男、なのか?」

不知火「女性に決まってるじゃないですか」

摩耶「でも結婚詐欺だって言っただろ?!」

天龍「お前は同性でも結婚できるって言ったじゃねぇかよぉ!」

摩耶提督「そっちか!!」

101: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 18:42:06.72 ID:SX9Js7mkO
提督「そ、そうだよな冷静に考えると30過ぎの喪女がいきなり男と出会う方法が無いよな」

摩耶「そういや男に騙されたとは一言も言ってねぇ」

天龍「よくもこの俺を騙しやがったな!」

不知火「天龍さん言い訳をさせて下さい」

天龍「させるか!!」



〈殴りかかろうとする天龍の前に提督が立ちはだかる〉



提督「待て天龍暴力は許されない」

天龍「どけ!お前ごとやっちまうぞ!」

摩耶「落ち着け天龍ここで騒いでもいいことはねぇぞ」

天龍「チッ」

提督「不知火が悪いのは事実なんだろうが言い分があるなら教えてくれ」

不知火「私が結婚詐欺師なのは事実ですしかしそれは男に限ったこと。天龍さんは本気で好きになったんです」

天龍「調子のいいこと言ってんじゃねぇよ、、、」

102: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 18:56:40.23 ID:SX9Js7mkO
不知火「海外では同性婚が認められています天龍さんと海外で暮らそうと本気で考えていたんです」

提督「それなのにどうして天龍を騙したんだ」

不知火「詐欺にあったんです」

摩耶「詐欺師が詐欺かよ笑えるな」

不知火「世の中には詐欺師を狙った詐欺師がいますそれに騙されて財産の殆どを失いました」

提督「詐欺師を騙すどこかで聞いたことがある気がするぞ」

不知火「天龍さんから騙し取ったお金でその詐欺師を捕まえようとしたんです」

提督「結果は失敗だったんだな」

不知火「天龍さんに半殺しにされ私は捕まって天龍さんからお金を騙し取ったという事実が残りました」

提督「話を聞く限りでは不知火に悪気は無かったんだな」

不知火「足を洗って天龍さんと生きたいと思えるくらいに本気だったんです」

天龍「なんだよ、、、なんであの時そう言ってくれなかったんだよ、、、」

不知火「貴女の気持ちを踏みにじることはしたくありませんでした」

104: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 19:18:33.57 ID:SX9Js7mkO
提督「まだ天龍のことは好きなのか」

不知火「不知火にその資格はありません私は詐欺師なんです」

摩耶「なんでこんな話になってんだよぉ」

提督「私に言われても困る」

天龍「提督俺を戦場に出せ」

提督「今からか」

天龍「深海棲艦の奴らをぶっ飛ばせばこのイライラも落ち着く」

提督「しかし単艦というのは許可できない」

天龍「誰でもいいから護衛を付けろよ」

提督「誰でもいい。なら不知火にしよう」

天龍「ああ?!」

提督「誰でもいいと言ったのはお前だからな」

不知火「承知しました」

天龍「チッ、、、行くぞ」

摩耶「2人だけにしてもいいのか?」

提督「むしろするべきだと思った」

摩耶「天龍のこと不知火は知ってたのかもな」

提督「その可能性はあるだろうが私には関係ないことだ」




下3、自由安価

107: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 19:28:54.60 ID:X+5CI3AnO
摩耶様と駄弁ってると愛宕に妬かれる

109: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 20:06:52.16 ID:SX9Js7mkO
席には提督と摩耶だけが残りました





摩耶「同性婚か」

提督「私は否定しないが国が許可しないだろう」

摩耶「それが普通なんだよ」

提督「そうとは限らないぞこの国はそういうのに疎いからな」

摩耶「知らねぇよ」

愛宕「あら2人だけで食事なんて羨ましいわね」



〈笑顔の愛宕が2人の席に近付いてくる〉



摩耶「たまたまこうなっただけだコイツと2人だなんてごめんだぜ」

愛宕「もう摩耶ちゃんったら」

提督「私もどちらかというと愛宕と2人で食べたいな」

愛宕「嬉しいこと言ってくれるじゃない」

摩耶「おいおい提督ともあろう奴が差別か?」

提督「お前はタバコ臭いから嫌なんだよ」

愛宕「あら~言われちゃったわね」

摩耶「クソが」

提督「せっかくだから愛宕も確認してみるかふむ・・」




下3、愛宕の過去

112: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 20:13:06.99 ID:PJKhIEJBO
提督が若い頃に大好きですだった歌って踊れるアイドル

115: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 20:40:30.84 ID:SX9Js7mkO
提督「ああぁああ?!」

摩耶「なんだよウルセェな」

提督「あ、愛宕お前はアイドルだったのか?!」

愛宕「昔の話よ~」

摩耶「はああ?」

提督「歌って踊れるあのアイドルなのか!」

摩耶「さっきから声がデカいんだよ」

提督「学生の頃好きだったんだ興奮するに決まってるだろ!!」

摩耶「マジかよ、、、」

愛宕「嬉しいわねファンがこんなに近くに居てくれたなんて」

提督「握手会にも何度も行ったあのアイドルが目の前に!」

愛宕「姿は違うけど中身は本物よ」

提督「うおーーうおおおーーーー!」

摩耶「ばっかじゃねぇの」

116: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 20:46:32.43 ID:SX9Js7mkO
提督「ああああ握手をして下さい!」

愛宕「もちろんよ」




〈愛宕は優しく提督の手を握るその仕草は当時と何も変わっていない〉




提督「感激だ感無量だ感動した・・」

摩耶「くだらねぇな」

愛宕「ごめんね摩耶ちゃん」

摩耶「はんっ」

比叡「なにを、大声、出して、ますか」



〈日替わりランチを机に乱暴に置く比叡。その目は愛宕を睨んでいる〉



大淀「ここは食事を食べるところですのでお静かにお願いしますね」

提督「あ、はい」

愛宕「どうしたの比叡ちゃん?」

比叡「なにも、ありま、せんよ」

摩耶(比叡のヤツ本気で怒ってやがるな巻き込まれる前に逃げるのが正解か)

大淀(全部聞こえてましたよ提督これからどうするんですか)






下3、自由安価

124: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 21:45:06.39 ID:PJKhIEJBO
比叡を提督が慰める

125: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 21:54:08.61 ID:SX9Js7mkO
比叡の異常を察した提督大淀達に謝り2人だけにして欲しいと頼む



提督「ああなんだ、その」

比叡「、、、」

提督「学生時代の話というか、若気の至りなんだよ」

比叡「、、、」

提督「比叡悪かった」

比叡「なにがですか」



〈比叡の刺すような視線が提督に刺さる〉



提督「比叡という秘書艦がいるにも関わらずはしゃぎ過ぎた」

比叡「それで」

提督「本当に悪かったごめん比叡」

比叡「その言葉はもう聞き飽きました」



〈ついに喋ることをやめ食事のみをとる提督もランチを口に運ぶが一切味は感じなかった〉

128: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 22:02:22.18 ID:SX9Js7mkO
提督「艦娘とのコミュニケーションが大事なのは分かってくれるよな」

比叡「、、、もぐもぐ」

提督「あれは本心じゃないわけではないとも言えるかもしれないんだ」

比叡「、、、」

提督「つまりだな私にとって比叡は大事な存在なんだ」

比叡「ご馳走様でした」




〈提督を一切無視した比叡は空になった器を持ち席を立つ。それと同時に提督も立ち上がる〉



提督「比叡が1番なのに変わりないこれはどうやっても覆らない」

比叡「え~っと午後の業務はなんでしたっけ」

提督「秘書艦を比叡以外の誰にもやらせるつもりはない側にいて欲しいのはお前だけだ」

比叡「そうです確か資料の整理が残ってました」

提督「愛してるぞ比叡」

比叡「そんな安っぽい言葉聞きたくありません」

提督「やっと口をきいてくれたな」

比叡「、、、」

提督「大淀ーー!午後の業務は頼むぞ!」




<「承りました」



提督「行くぞ比叡」

比叡「え、ちょ、どこに、仕事は」

提督「お嬢様の機嫌を取るより大事な仕事なんてないだろ」

比叡「この、キザ男」




下3、自由安価
少し休憩

139: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 22:18:58.51 ID:ztpMWk+5o
マッサージを

144: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 23:38:20.44 ID:SX9Js7mkO
提督の部屋に比叡と共にやってきました



提督「とりあえず座っててくれ」

比叡「ここでいいですか」

提督「飲み物は紅茶でいいな作法は自己流だぞ」

比叡「金剛お姉様が買ってくれた茶葉は美味しく淹れて下さい」

提督「任せとけーー」

比叡(司令って悪い人です大して顔も良くないのに自分に自信満々で口も軽過ぎます)

提督「お湯を入れて蒸らすんだったなと」

比叡(いいところなんて殆どないのにどうしてこの人のことしか考えられないんだろう)

提督「結構な時間蒸らすんだなそれじゃその間にやっちまうか」

145: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/06(金) 23:50:33.99 ID:SX9Js7mkO
比叡は提督のベッドに寝転びました




比叡「こんな時間にサカるなんて猿以下です」

提督「マッサージだと言ってるだろ」

比叡「必要ありませんバケツで全部元通りです」

提督「筋肉疲労はあるかもしれないだろ」




〈提督は比叡に跨り優しく背中を押す〉




比叡「んぐぐぐ、んっ」

提督「ここが効くってことは凝ってる証拠だ」

比叡「いいぃいっ、あああ、う」

提督「夜もこれくらい声を出してくれたらな」

比叡「いま、言う、ことじゃ、な、う」




下3、自由安価

148: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 00:00:04.22 ID:6QrQjI6Bo
心地よくてたれ比叡になっちゃう

149: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 00:26:05.23 ID:TJB7Rue3O
マッサージの結果たれ比叡が出来上がりました



比叡「ひぇぇぇん、、、」

提督「マッサージが良過ぎてしまったようだな紅茶が冷めてしまう」

比叡「ひひえ、ひぇぇ」

提督「行儀が悪いぞ座って飲め」

比叡「ひえええん」

提督「仕方ないな今日だけだぞ」



〈寝転ぶ比叡を抱き起こしティーカップを口まで運ぶ〉



比叡「ひえー」

提督「提督が淹れた紅茶だ味わって飲むんだぞ」

150: ◆rOtwZuuRn. 2020/11/07(土) 00:33:44.66 ID:TJB7Rue3O
垂れ比叡から戻りました



比叡「毎回この手で誤魔化されると思ったら大間違いですからね!」

提督「悪かったと謝ったじゃないか」

比叡「ふん知りません!」

提督「怒った比叡も可愛いな」

比叡「もおーーーー!」

提督「はっはっはっ」

比叡「それでこれからどうするんですか」

提督「仕事は大淀に任せたからこれから自由時間だ」

比叡「ニートみたいなこと言わないで下さい仕事に戻りますよ」

提督「はいはいっと」




下2、次の艦娘

152: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 00:34:44.80 ID:Fu1Hv+thO
五月雨

153: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 00:51:29.30 ID:TJB7Rue3O
大淀にはお礼を言っておきました




提督「流石大淀だな面倒な仕事が終わってる」

比叡「大淀さんの面倒見が良かったのは元教師だったからなんですね」

提督「そうだなさっきも『今日は早かったですね』だもんな」

比叡「よく喧嘩するのも知られてちゃってますね」

提督「あれくらいで怒る比叡が悪いんだろ」

比叡「司令にはデリカシーがなさすぎます!」



〈2人が軽く言い合っているとそこにお茶を持った五月雨が入ってくる〉



五月雨「おおおお茶を、おおお持ちしました」

提督「五月雨ゆっくり歩くんだ!!」

比叡「ひぇぇーーー落ち着いて!」

五月雨「と、とととと」



〈ふらふらと歩きながらもなんとかお茶を溢さずに済んだ〉



五月雨「危なかったですね」

比叡「コップになみなみ注ぐからそうなるんです!」

提督「五月雨のドジは生まれ持ったものなのかそれとも・・」



下2、五月雨の過去

155: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 00:59:01.62 ID:Ll+ulIf70
空港の管制塔でナビゲーターを務めてた(五月雨が担当してる間は安全な離着陸期間だった)

156: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 01:09:14.86 ID:TJB7Rue3O
提督「五月雨は艦娘になる前は空港の管制塔で働いていたのか」

五月雨「その通りですナビゲーターをしていました!」

比叡「ひぇっ」

提督「じ事故は何件起こしたんだ?」

五月雨「失礼なこと言わないで下さい私が担当してる間は安全な離着陸しかありませんでした!」

提督「じゃあなぜそんなドジを繰り返しているんだ?」

五月雨「自分で言うのもなんですけどエリート組だったのでお茶汲みなんかしたことなかったんです」

比叡「頭をよくぶつけるのは?」

五月雨「まだこの体に慣れていないんです」

提督「艦娘になってそこそこ時間は経っているんじゃないのか」

五月雨「すぐ慣れる人とそうじゃない人は居ますぅ」

157: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 01:13:31.69 ID:TJB7Rue3O
提督「まだ完全に慣れていないなら出撃は控えるか?」

五月雨「それは大丈夫ですトンボ釣りでもなんでもやりますやりたいです!」

比叡「危険じゃありませんか」

五月雨「空母の皆さんと出撃すれば間近で飛行機が見れるんですよこんなに嬉しいことは滅多にありません!」

提督「そういう考え方もあるのか」

比叡「彼女ならではかもしれませんね」

五月雨「お茶くみだって頑張りますから!」

提督「それは頑張らなくてもいい」

比叡「おお気持ちだけ、ね?」



下2、自由安価

158: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 01:17:02.92 ID:nn2vyEugo
ここで一航戦が

159: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 01:23:08.73 ID:jvFum5a/o
上+そこまで言うなら航空管制をやらせてあげましょうと

161: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 01:37:43.47 ID:TJB7Rue3O
刹那、執務室のドアが開く




赤城「話は聞かせていただきました」

比叡「一航戦のお二人が突然現れた?!」

加賀「やりましたね赤城さん」

赤城「そうですね」

提督「2人だけで話を進めないでくれ」

加賀「貴方の目は節穴なの」

提督「おおん?」

赤城「五月雨さんがそんな素敵な仕事をしていたなんて知りませんでした」

五月雨「え、えええ?」

赤城「彼女には航空管制を担当してもらうべきだと思います」

提督「ここには空港はないんだが」

加賀「それくらいわかっています貴方は一体なにを言っているんですか」

提督「なんで加賀はこんなに冷たいんだ」

162: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 01:46:21.73 ID:TJB7Rue3O
赤城「空港はありませんが空母が複数人出撃すると艦載機が迷ってしまうことがあるんです」

加賀「スムーズに発着艦を行えれば戦果にも影響するわね」

提督「空母の航空管制か面白いかもしれんな」

五月雨「どの飛行機が飛んでいって誰が着陸しようとしてるのかはすぐに理解できます!」

加賀「決まりね」

比叡「駆逐艦をトンボ釣りじゃなくて航空管制として使うなんて聞いたことがありません」

提督「無謀だと思うか」

比叡「面白いと思います!」

提督「私もそうだ五月雨、次の出撃は大役を務めてもらうぞ」

五月雨「喜んでやらせてもらいます!」

赤城「上々ね」

163: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 01:52:14.04 ID:TJB7Rue3O
3人は仲良く話ながら去っていきました


提督「どうだ比叡艦娘の過去を知ることは悪いことじゃないだろう」

比叡「いまのところ上手くいってますね」

提督「予想外のことも起こってはいるが許容範囲だ」

比叡「司令はこの調子で続けていきたいんですね」

提督「やめる意味がないだろう!」

比叡「偶然うまくいってるだけの可能性だってあるんですからね」



下3、次の艦娘
安価投げて寝ます
改善点とか何かあればついでに書いてくれたら嬉しい

166: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 02:02:36.63 ID:+0VGshiPO
弥生

170: ◆rOtwZuuRn. 2020/11/07(土) 16:15:42.41 ID:BiLrfv91O
殺伐とはしていない執務室に突如弥生が訪れる



弥生「司令官、、、戻って、きたよ」

提督「遠征組が戻ってきていたのか」

比叡「弥生ちゃんもお疲れ様でした!」

弥生「、、、」

提督「お怒ってる?」

弥生「怒ってなんか、ないよ」

提督「ですよねぇーー」

比叡「不機嫌そうに見えるだけで実際は違いますもんね」

弥生「絶好調、です」

提督「そんな弥生の過去はどうなっているんだろうな」




下3、弥生の過去

173: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 16:20:42.82 ID:Ll+ulIf70
弥生の実の正体はSCP財団で保護されてたSCP-191

174: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 16:36:31.68 ID:BiLrfv91O
提督「比叡ちょっとこれ見てみ」

比叡「SCP財団、、、SCP-191、、、?」

弥生「何の話をしてるんですか」

提督「艦娘になる前の資料があるんだが弥生がSCP-191だと書いてあるんだ」

比叡「こんな財団聞いたこともありませんよ」

弥生「ふふふふ知ってしまいましたね」

提督「なにがなんだ」

弥生「この私の正体はサイボーグなんですよ」

比叡「ひええ?!」

弥生「SCP財団の秘密兵器、それこそが私なんです」

提督「サイボーグつってもなあ普通に飯食べてるけどな」

175: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 16:45:20.25 ID:BiLrfv91O
弥生「私は来るべき日の為に艦娘に混じりながら生活してるんです」

提督(あこれは厨二を拗らせてるヤツだ)

比叡(聞いたことがないってことは架空の組織ですよね)

弥生「私を怒らせない方が、いいですよ」

提督「ああうんそうだな」

比叡(この資料に書いてある以上は嘘はないと思うんですけどよくわかりませんね)

弥生「ふふふふふ」

提督(面倒なことになったら比叡とイチャつけないからあんまり触れないでおこう)

比叡(SCP-191何か意味がある数字なのかなあ)

176: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 16:53:21.06 ID:BiLrfv91O
弥生は怪しく笑いながら立ち去りました




提督「ああいう艦娘もいるんだな」

比叡「珍しいタイプなのには間違いないと思います」

提督「厨二ということは学生なんだろうなそれなら艦娘になるのも理解できる」

比叡「学生の子は艦娘の適正があっても断る子が多いです」

提督「それが普通だ給料はいいが死と隣り合わせの仕事なんかやりたくはないだろ」

比叡「ですよね」

提督「小学生や中学生の艦娘もいるとは聞いたが親はなにを考えているんだ」

比叡「親から離れられるというメリットはありますよ、、、」




下3、自由安価

179: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 16:57:55.72 ID:r0ywULucO
比叡の過去をそれとなく探る

180: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 17:12:53.84 ID:BiLrfv91O
比叡が突然落ち込んでしまいました




提督「どうしたんだ何か気に障ったのか」

比叡「なんでもありませんよ」

提督「いくら私でも弥生のような見た目に興奮したりなんかしない」

比叡「したら絶縁します」

提督「よし休憩にしようさっきとは別の茶葉の紅茶を淹れるぞ」

比叡「なにもないって言ってるじゃないですか!」




〈いつもの痴話喧嘩とは違い声を荒げ提督を拒絶する比叡〉




提督「よしならこの話は終わりだ仕事に戻ろう」

比叡「わかり、ました」

提督(ここまで本気で怒った比叡は見たことがなかった何かが比叡の琴線に触れたんだな)

181: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 17:19:05.69 ID:BiLrfv91O
提督はトイレ休憩だと言い執務室から離れました



提督(この鎮守府の艦娘の資料は持っているが私と共にここに来た比叡の資料はない)

提督(比叡の過去は本人から聞くしかない、もし上に聞いて確認しようものなら比叡は私を拒絶するだろう)

提督(さっきまでは問題なかったんだ弥生と話したあと突然機嫌が悪くなった)

提督(厨二だと言ったのがよくなかったのかしかし比叡も不思議そうにしていたぞ)

提督(なにが原因だったのか比叡はなにかを隠しているのか)

提督(よく考えなければまた比叡を傷つけてしまうぞ)




下3、提督の行動とか思考安価

184: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 17:22:32.88 ID:3UJlvptIo
金剛型の姉妹に相談だ

185: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 18:09:41.57 ID:BiLrfv91O
金剛の部屋に榛名霧島と集まってもらいました





金剛「提督の話を聞く限りでは比叡が怒る理由はわかりませんネ」

榛名「会話の内容を脚色してはいませんよね?」

提督「比叡に関して嘘はつかないぞ」

霧島「その快さを日頃からも出してもらいたいものです」

金剛「比叡とはまだ付き合いは浅いけど大切な妹!不幸にするわけにはいきまセーン!」

榛名「さすがは金剛お姉様です!」

提督「ちなみにだが原因はお前たちにあるとは考えられないか」

霧島「ありえませんコミュニケーションもとれていますし最初から4人で居たかのような仲になっています」

金剛「最初は仲良くできるか不安でしたけどあんなに良い子はそうそういないヨ」

榛名「素敵な人だと自信を持って言えます」

186: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 18:15:33.36 ID:BiLrfv91O
提督「さっきの喧嘩を引きずっているとは考えられないか」

金剛「それもないヨ比叡の構ってちゃんモードが発動しただけデース」

榛名「扉の隙間から見ていましたが機嫌も直っているようでした」

提督「盗み見してんじゃねーー!」

榛名「あれは監視です昼間から夜戦だなんて榛名は!許せません!」

金剛「監視はいいけど一言欲しかったネ」

榛名「金剛お姉様がおっしゃるのなら次からはそうします」

霧島「、、、分析が終わりました」



〈霧島の眼鏡が光る〉



金剛「さすか霧島ネ!」

榛名「いったい何が原因だったんですか?」

提督「どういうことなのか教えてくれ」

霧島「安価」


下3、霧島の台詞安価

189: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 18:27:09.93 ID:9ST78pPYO
提督を振り向かせたいけど決定打がなくて凹み中

190: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 18:49:54.90 ID:BiLrfv91O
霧島「司令を振り向かせたいけど決定打がなくて凹んでいると推測できます!」

榛名「振り向かせるもなにも提督とお姉様はいい仲ではありませんか?」

金剛「甘すぎるネ榛名!提督は比叡にバーニングラブなのは嫌というほど見てますけど決定打がありまセン!」

霧島「言い換えるならなにかきっかけがあれば乗り換えてしまう可能性があるということよ!」

榛名「はっっっ!!」

金剛「提督が浮気性なのはみんな知ってマース!比叡が不安がるのも無理はないんデース!」

提督「あの怒りようはそんなのじゃなかった気がするぞ」

霧島「他に考えられる要素がないのでこれしかあり得ません!」

金剛「艦隊の頭脳を自称するだけはありますヨ!」

榛名「原因がわかってよかったですね」

提督「ああ、まあ、うん、そうだな」

191: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 18:54:25.21 ID:BiLrfv91O
提督は金剛の部屋をあとにしました




提督(霧島がああ言うなら的は外していないんだろうがしっくりこないあの怒り方はおかしい)

提督(いつもの可愛いらしく怒るのとは別物なんだあんな顔を比叡にはさせたくない)

提督(不本意だが上に確認するしかないかだが比叡の地雷を踏んでしまう可能性もある)

提督(私の性格から言って黙ってはいられない知ってしまえばすぐに比叡に話してしまうだろう)

提督(比叡に踏み入って欲しくない場所があるなら無理に入る必要もない黙っているのが正解なときもある)

提督(どのルートが正しいのか考え時だな)




下3、自由安価

194: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 19:47:33.84 ID:3vyUwHOnO
中庭で佇む比叡。そこに話し掛ける霞

195: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 20:02:11.65 ID:BiLrfv91O
中庭で比叡が1人佇んでいる




比叡「はあ、、、」

霞「随分と大きなため息ね」

比叡「霞ちゃんですかどうしてここに」

霞「こんな所で一人で居てまるで話しかけて下さいって言ってるようなものよ」

比叡「そんなつもりはなかったんですけど」

霞「冗談に決まってるじゃない隣座らせてもらうわよ」




〈比叡の隣に霞がちょこんと座る〉



霞「クズ司令官になにかされたとは違うみたいね」

比叡「これは自分の問題なんです司令は関係ありません」

霞「関係がないというより巻き込みたくないんじゃないの」

比叡「そんな、こと」

霞「比叡さんって嘘が苦手よねすぐにわかっちゃうわ」

196: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 20:06:22.10 ID:BiLrfv91O
霞「クズが関係ないなら艦隊についてじゃない比叡さんのなにかで悩んでる」

比叡「そうだとしても霞ちゃんは関係ないです」

霞「随分と冷たいわねやっぱり信頼できないの」

比叡「そうじゃないんですそれは違うんですよ」

霞「でしょうね巻き込みたくないのは私達も同じなんでしょう」



〈霞は立ち上がって比叡の前に立つ〉



霞「過去のことが邪魔をするのは誰にだってあるものよ艦娘というものはそれくらい特殊なの」

霞「この姿でいる間は現実での時間が止まっているのと同じこの姿は私であって私でない」

比叡「その言い方、霞ちゃんも過去になにかあるんですか」

霞「そうね私は、、、安価」




下3、霞の過去

199: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 20:09:23.59 ID:U0PDeJhLO
大金持ちの末っ子、金はかけてもらったけど上に比べてスペア考えたらあったり

200: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 20:25:31.93 ID:BiLrfv91O
霞「私は末っ子、しかもただの家庭じゃなくて大金持ちの末っ子よ」

比叡「それのどこが不満なんですか」

霞「それなりにお金はかけてもらったけど上のきょうだいに比べて私はスペア扱いなのよ」

比叡「人にスペアなんか存在しません」

霞「お金持ちの家庭では人に価値はないの家柄に大きな価値がある」

霞「あそこの家柄の血が欲しい血縁になりたいとかとかとかもう凄いのよ」

比叡「でも幸せだったんですよね」

霞「スペアの私が幸せなんか感じられるはずなかった習い事も全部きょうだいがやってるからやらされただけ」

霞「姉や兄になにかあれば私が代わりになるその為に私は生かされ続けたのよ」

201: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 20:32:24.72 ID:BiLrfv91O
霞「比叡さんも家族でなにかあったのね」

比叡「やめて下さい!」



〈比叡は耳を塞ぎ俯く〉



霞「止めろというならやめるわでもそれで解決するの」

比叡「やめてやめてやめて!」

霞「比叡さんが羨ましいわ」

比叡「う、う、う、、、」

霞「私は艦娘という逃げ道に走ったけどそれだけ誰も助けてはくれなかった」




<「比叡ーーーーー!!」




霞「比叡さんには助けてくれる人がいるそれがどれだけ幸せかわかっていないのよ」

比叡「嫌だ、、、」

霞「殻に閉じこもるのは楽でそれ以上は傷付かない、でも傷が癒えることも一生ないのよ」

比叡「一生、ない」

霞「巻き込むもなにもあのクズはそんな難しいこと考えられないわよ何かというと比叡比叡比叡」

霞「彼を信じるかどうかは貴女にかかっていると思うわ」






下3、自由安価

204: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 20:38:05.30 ID:1tZsWCoe0
提督がぎゅっと抱き締める

206: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 20:52:21.90 ID:BiLrfv91O
全力で走ってくる提督とは逆方向に霞は去っていきました



比叡「あの、司令、私」

提督「比叡ーーーー!」

比叡「うわあっっ!」

提督「大丈夫か怪我はしなかったかあのヒス駆逐艦め許さんぞ」

比叡「ち違います霞ちゃんはなにもしてません!」

提督「知ってるよそんなことくらい」




〈提督は比叡を強く抱き締める〉




比叡「し、司令、ここ、中庭で」

提督「いまさらなんだっていうんだ恥ずかしいことなんてないだろ」

比叡「それと、これとは、違います」

提督「違わないんだよ私はここの提督だ誰にも文句は言わせない」

比叡「比叡が、恥ずかしい、です」

提督「慣れろ」

比叡「ひええぇええ、、、」

207: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 20:59:07.33 ID:BiLrfv91O
提督「比叡がなにを抱えていても気にしない」

比叡「、、、」

提督「私に言えないのならそれでもいい」

比叡「いいん、ですか」

提督「そのかわり約束してくれ二度とあんな悲しい顔はするな」

比叡「そんなこと言われても困ります」

提督「困るな私を頼れ」

比叡「無理です司令は関係ありません」

提督「まだ言うのか」

比叡「言いますよ司令とは所詮艦娘の間だけの関係なんですから!」

提督「それは本気で言っているのか」



〈比叡は提督の顔を見れないがその声に怒気が混じっていることに気がつく〉



比叡「し司令が好きなのはこの比叡なんですよ元の人間じゃありません」

提督「どうしてお前が決めつけるんだ」

比叡「貴方は私が30歳を過ぎた行き遅れた女でも愛せるんですか」

提督「当たり前だ」

比叡「学校を卒業したばかりの子供でも愛せるんですか!」

提督「法律が許す年齢ならばな」

比叡「じゃあ、じゃあ」

提督「なんなんだ」

比叡「犯罪者でも、愛して、くれるんですか」

提督「安価」





下3、いい感じの台詞

210: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 21:09:41.62 ID:6QrQjI6Bo
言ってもわからないなら結婚だ!ケッコンじゃない、結婚するぞ!今すぐでもいい!

211: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 21:18:05.04 ID:BiLrfv91O
提督「言ってもわからないなら結婚だ!ケッコンじゃない、結婚するぞ!」

比叡「なんで、そんな、私は」

提督「信じられないのなら今すぐでもいい!大淀ーーーー」

比叡「待って下さい!!」



〈提督の拘束から比叡は強引に離れる〉



比叡「司令が本気なのはわかりましたでもそれだけじゃいけないんです」

提督「どうしてなんだ」

比叡「全てを、話します」

提督「私を信じて話してくれるというんだなそれだけで嬉しいぞ」

比叡「後悔しても、知りませんよ」

212: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 21:26:36.32 ID:BiLrfv91O
比叡の部屋にやってきました



比叡「私はどんな罪を犯したと思いますか」

提督「どんなことをしたとしても比叡にはかわりない」

比叡「殺人ですよ」

提督「だろうな」

比叡「こんなわ、え?司令、いま、なんて」

提督「あそこまで言われたらある程度は想像できる軽い罪じゃないのはわかりきってたぞ」

比叡「ひぇ、、、」

提督「それで私なりに考えてみたんだ比叡が悲しい顔をする直前になにがあったか」



〈親から離れられるというメリットはありますよ〉



提督「比叡は親ということに引っかかっんじゃないか」

比叡「司令のくせにこういう時は冴えるんですね」

提督「親と何かあったその内容はわからないだが比叡は親を殺してしまったんだな」

比叡「過失じゃありません故意で親を殺したんです」

提督「母親と父親かもしそうなら無期懲役といったところか」

比叡「最高裁までいけば情状酌量でもう少し減刑されてたかもしれませんけど」

提督「・・なんだそんなことか」

比叡「な、なんだって、司令!」

提督「艦娘の減刑があっても数十年は刑務所の中だがたったそれだけじゃないか」

提督「私はいつまでも比叡を待つオッサンになろうが比叡と絶対に結婚してやるからな!」



比叡「安価」




下3、台詞とか行動とか何かいい感じのもの

215: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 21:32:27.94 ID:tVEOT9dCO
手を取りキッス

216: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 22:01:17.29 ID:BiLrfv91O
比叡は提督の手を取り顔を近づけそして



比叡「、、、」

提督「お前からしてくれたのは初めてだな」

比叡「司令、本当に、いいんですね」

提督「比叡も愛しているし比叡じゃなくなったお前も愛する」

比叡「顔も、知らない、のに」

提督「あのなあ顔なんかジジイババアになったらシワだらけだろ」

比叡「う、うう、司令」

提督「比叡の泣き顔なんか見たくないんだよだから笑ってくれ」

比叡「え、えへ」



〈涙を浮かべながら笑う比叡の顔はどんなものよりも美しく見えた〉



提督「はじめから相談しろと言いたいがことが事だけに無理だったな」

比叡「司令、だから、話を、したんです」

提督「わかってるよ信じてくれてありがとう比叡」

217: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 22:07:05.02 ID:BiLrfv91O
提督は突然比叡を押し倒す



比叡「そそんなまだ明るいのに」

提督「夫婦になったんだからいつでもいいだろ」

比叡「よくありませんまだ仕事が残ってます!」

提督「大淀に任せればいいんだよ」



<「お任せください」



比叡「ひええぇええーーー!なんで扉の外にいるんですか!」

<「最悪の場合仲裁しようと思ってましたので」

提督「仕事を頼むついでに誰もここに近付けないようにしておいてくれ」

<「では仮眠中とでもプレートをかけておきますね」

提督「やり方は任せる」

<「ではお二人とも、ごゆっくり」

比叡「ごごゆっくりってそんな司令!」

提督「艦娘は妊娠しないんだからなにを気にする」

比叡「気にするというか私の準備がまだなんですお風呂にも入ってないんですよ!」

提督「それもまたソソるってやつだ」

比叡「ひぇーーーーーー!!」




下3、自由安価

219: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 22:13:41.02 ID:nn2vyEugo
そこは艦娘、人間のスタミナでは勝てない
提督の疲れて眠った横顔を穏やかに眺める比叡

225: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 22:36:10.33 ID:BiLrfv91O
朝チュンならず夜です




提督「んごぉぉぉ」

比叡「艦娘の体って凄いあれだけ汗かいたのに全然余裕だなんて」

提督「ごあぁぁぁ」

比叡「ムードもへったくれもない寝顔もっとイケメンなら良かったのに」

提督「ふごっっ」

比叡「でもこの人だから私を受け入れてくれたんですよね」

提督「んごぉぉぉ」

比叡「艦娘になって終わりにしようと思ってたのにこの人のせいで生きる目的ができちゃいました」

比叡「こんな私を受け入れるだなんて物好きもいいところですよ」

226: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 22:39:55.21 ID:BiLrfv91O
比叡は浴場に移動しています



比叡(流石にあのまま寝るのは抵抗がありますね汗もそうですけど司令のあれが)

比叡(お風呂に入るかシャワーで流してすぐに部屋に帰りましょう)

比叡(早く帰って司令と一緒に寝て朝を迎えて、、、)

比叡(いやいやいやそれはどうなんですか!でもやることはやっちゃいましたし)

比叡(私は、司令の、女に、された)



〈比叡は先程までの行為を思い出し顔を赤らめ立ち止まる。ちょうどそこにある艦娘が通りかかった〉



下3、艦娘名

229: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 22:42:03.69 ID:gxMq292VO
雲龍

232: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 22:49:55.73 ID:BiLrfv91O
雲龍「廊下の真ん中で立ち止まるのは危ないわよ」

比叡「う雲龍さん」

雲龍「どうしたの」

比叡「べべべ別になにも」

雲龍「そうだったの」

比叡(雲龍さんって不思議な人ですよねいつもなにを考えているのか分からないというか)



〈立ち止まっていた比叡に顔を近づけていく雲龍〉



比叡「どどうしたんですか」

雲龍「匂い」

比叡「ひぇ?」

雲龍「貴女から嗅いだことのない匂いがするの例えるなら」

比叡「いいい一緒にお風呂行きませんか!」

雲龍「私と?」

比叡「比叡はこれから入ろうとしてたんです!」

雲龍「そういえば私もまだ入ってなかったわ」

比叡「一緒に行きましょうそうしましょう!」

雲龍「この匂いは生臭いというか」

比叡「いいから行きましょう!!」

233: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 22:53:52.03 ID:BiLrfv91O
割と広い浴場



雲龍「なんで私から離れるの」

比叡「と隣だと迷惑がかかりますから」

雲龍「気にしないわよ」

比叡「う、、、」

雲龍「体洗ってあげましょうか」

比叡「ええええ遠慮しておきます!」

雲龍「分かったわ」

比叡(早く体だけ洗ってしまえばなんとかなります!比叡全力で洗います!)




〈急いで体を洗う比叡を雲龍はぼーっと眺めている〉




雲龍(やっぱり秘書艦だと無駄な動きが少ないのね)

比叡(早く早く早く!)



下3、自由安価
少し休憩
書いてて凄く楽しいわこれ

236: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/07(土) 22:56:52.70 ID:6QrQjI6Bo
二人並んでゆっくり入浴
何がとは言わないけどぷかぷかしてる

238: ◆rOtwZuuRn. 2020/11/08(日) 00:34:13.40 ID:YmgFAJmXO
洗い終わった2人は浴槽に入っています





雲龍「お風呂はやっぱりいいわね」

比叡「生き返りますねぇぇぇ」

雲龍「随分と疲れてるのね」

比叡「はいそれはもう疲れてしまいました」

雲龍「今日は出撃がなかったんじゃないの」

比叡「あーーーーそういえば雲龍さんって大きいですよね!」

雲龍「積載量は多くないわよ」

比叡「その大きいじゃなくて湯船に浮いてるそれですよ!」




〈湯船には 袋が4つ浮かんでいる〉




雲龍「貴女も大きいじゃない」

比叡「雲龍さんに比べたらそんなでもありません」

雲龍「そうかもしれないわね」

239: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/08(日) 00:38:59.47 ID:YmgFAJmXO
比叡「どれくらいの大きさなんですか」

雲龍「測ったことがないからわからないわ」

比叡「アルファベットの後半なのは間違いありませんよね」

雲龍「ベットなんて大きさはないわ」

比叡「そうじゃなくて、、、」

雲龍「ああAとかBの話ね」

比叡「雲龍さんって天然というかずっとそうなんですか」

雲龍「自分じゃわからないわね」

比叡「それじゃあ艦娘になる前はなにをされてましたか」

雲龍「安価」




下2、雲龍の過去

248: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/08(日) 01:32:42.50 ID:btmja4bTo
若手のレーサーだった

249: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/08(日) 01:40:40.69 ID:YmgFAJmXO
雲龍「若手のレーサーだったわ」

比叡「すごいじゃないですか!」

雲龍「そうかしら」

比叡「だって限られた人しかなれない特殊なものですよ」

雲龍「そうでもないわよ周りには沢山レーサーがいたから」

比叡「それは当然だと思いますだってレースに出るのはレーサーじゃないですか」

雲龍「そういえばそうね」

比叡(雲龍さんはずっとこんな感じだったんだろうなだからレーサーにもなれたんですね)

雲龍(お風呂気持ちいい)

250: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/08(日) 01:44:48.29 ID:YmgFAJmXO
お風呂から出ました




雲龍「綺麗になってよかったわね」

比叡「え、はい」

雲龍「生臭い匂いはもうしないわ」

比叡「そうですねとってもよかったです!」

雲龍「秘書艦が生臭いのはあまりいいことじゃ」

比叡「その話は終わりにしましょうもう終わったんですから!」

雲龍「それもそうね」

比叡(ひぇぇ雲龍さんは油断できません)



下3、次の艦娘
寝ます
寝るとき以外の安価は下3は遠いですかそんなに人居ませんか

253: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/08(日) 02:22:21.98 ID:/NK++3hpo
瑞鶴

260: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/08(日) 20:31:28.45 ID:PwE8x6hOO
廊下で瑞鶴に出会いました




瑞鶴「こんな時間にお風呂だなんて随分と遅いじゃない」

雲龍「私は演習してたから」

比叡「比叡はその、仕事が」

瑞鶴「どんな仕事よ、大淀が午後から執務室で仕事してるのは見てるわよ」

比叡「あの、えっと」

瑞鶴「仕事をしてないのにこんな時間にお風呂に入る、ははぁん……」



〈瑞鶴は察したようで比叡をジロジロと見る、雲龍は何のことかは分かっていないようだ〉



比叡「ひえぇえん……」

瑞鶴「とりあえずおめでとうとは言ってあげるわね」

雲龍「なにがめでたいの」

瑞鶴「貴女みたいなお子様には言ってもわからないことよ」

261: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/08(日) 20:36:11.08 ID:PwE8x6hOO
比叡「あ…雲龍さんは艦娘の前はレーサーだったらしいです」

瑞鶴「うっそでしょ?!あんなに世間知らずなのに!」

雲龍「世間知らずは親知らずの亜種?」

瑞鶴「ほらこれよ?!」

比叡「雲龍さんは天然なんですよ、だからレーサーになれたんだと思います」

瑞鶴「天然とかってレベルを超えてるわよ……」

雲龍「世間知らずは痛そうね」

比叡「空母の人たちって独特ですよね」

瑞鶴「コイツと私を一緒にしないで!」

雲龍「そうよ私はレーサーだけど瑞鶴はそうじゃない、だから一緒じゃないわ」

瑞鶴「もう……」

比叡「ええっと瑞鶴さんは艦娘になる前は何をしてましたか?」




下3、瑞鶴の過去

264: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/08(日) 20:40:26.82 ID:VCgTws/lO
提督も聞いたことあるラジオ番組のパーソナリティー

265: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/08(日) 21:01:47.16 ID:PwE8x6hOO
瑞鶴「聞いて驚きなさい、私は芸能関係の仕事をしてたのよ!」

比叡「芸能人だったんですか?!」

雲龍「テレビで見たことないわよ」

瑞鶴「この姿で出たことなんて無いに決まってるでしょ!」

雲龍「そういえばそうね」

瑞鶴「でもテレビでは見たことないでしょうね、私はラジオのパーソナリティだったのよ」

比叡「声のお仕事をしてたんですね」

瑞鶴「そこそこ有名なラジオも担当してたの、そういえば提督にサインもあげたわよ」

比叡「司令にですか?!」

瑞鶴「随分と喜んでくれたわ、私のファンだったみたいで嬉しかったわね」

268: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/08(日) 21:12:46.15 ID:PwE8x6hOO
驚いた比叡だったがあることに気付く




比叡「司令にサインをあげたのはいつですか?」

瑞鶴「ついさっきよ、資料で見たとか言って私に会いに来たわね」

比叡「司令ぇぇ……!」

雲龍「どうしたの」

比叡「あの人はもう!大人しくできないんですか!」

瑞鶴「まだ遠くには行ってないんじゃないかしら」

比叡「ありがとうございます!」




〈比叡は瑞鶴が歩いてきた方向に向かって走っていく〉



瑞鶴「あの子も若いわね、青春してるって感じでいいわ」

雲龍「どういうこと」

瑞鶴「貴女に言ったところで……」

雲龍「ところで比叡と提督っていつから●●●してたのかしらね」

瑞鶴「はああぁああ?!」

雲龍「さっきお風呂に入ったとき、首とか胸にキスマークがあったわよ」

瑞鶴「あ貴女……」

雲龍「この体になってからはまだやったことないから、早くしてみたいわ」




下3、自由安価

271: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/08(日) 21:20:25.77 ID:gOAl3WnSo
中庭で択捉を膝に乗せている提督を発見

273: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/08(日) 21:48:57.51 ID:PwE8x6hOO
比叡は中庭にたどり着いた、そこには択捉を膝に乗せた提督が座っていた




提督「こんな時間まで起きてまったく択捉は悪い子だなあ」

択捉「えへへへへ、司令の膝の上が気持ちいいのがいけないんですよ」

提督「こいつぅ」

比叡「司令ぇ!!」

提督「どこに行ってたんだ比叡、寂しかったじゃないか」

比叡「貴方っていう人はぁーーーー!!」



〈提督に向かって顔を真っ赤にして怒る比叡〉



提督「そうかっかするな、こんな小さい択捉に興奮すると思っているのか?」

択捉「司令怖いです……」

提督「おおよしよし怖がる必要はないぞ~」

274: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/08(日) 21:54:21.02 ID:PwE8x6hOO
比叡「世の中には海防艦とケッコンする提督も存在してるんです!海防艦はお酒だって飲めるのを忘れたんですか!」

提督「えーもう仕方ないな、択捉もう降りてくれ」

択捉「嫌です択捉は悪い子なので言うことを聞きません」



〈択捉は向きを変え提督に抱き着く〉



比叡「司令ーーーー!」

提督「いやこれは択捉が悪いだろう」

択捉「司令、離しませんよ」

比叡「いいぃいい……」

提督「そんなに怒る必要はないと思うんだがな」

比叡「じゃあ司令は択捉ちゃんがどんな人だったのか知ってるんですか?!」

提督「まだ見てないから知らないな」

比叡「じゃあ確認して下さいよ!」

提督「わかったええと……」



下3、択捉の過去

277: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/08(日) 22:01:53.51 ID:s8paSGrVO
ジュニアモデル

279: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/08(日) 22:22:58.18 ID:PwE8x6hOO
提督「択捉はジュニアモデルというやつをやってたんだな」

比叡「それって中学生くらいのまでのモデルですよね」

択捉「私は小学生のモデルをしてましたよ」

提督「そうかそうだったのかぁ」

比叡「いやいやいや!択捉ちゃん前にお酒飲んでましたよね!!」

択捉「この体は成人判定なんだからいいんですよ~」



〈悪戯っぽく笑う択捉、再び提督に抱き着く〉



比叡「小学生だからって……」

提督「おいおい子供に嫉妬してるんじゃないぞ」

比叡「ううぅ」

択捉「司令の抱き心地、好きですよ」

280: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/08(日) 22:32:05.42 ID:PwE8x6hOO
提督「しかし小学生で艦娘か、親がよく許したな」

択捉「お国のためなら惜しむことはありません」

提督「しっかりしてる子じゃないか」

択捉「この体は大人ですから」

比叡「むうう」

択捉「でも…時々寂しくなっちゃうんです」



〈択捉は少し震えているようだ〉



択捉「たまにでいいのでこうやってお父さんみたいに接してもいいですか?」

提督「お父さんなあ、それだけでいいのか?」



〈提督は比叡の方を見て手招きする〉



比叡「えっと」

提督「ほら択捉お母さんもいるぞ」

択捉「おかあ、さん」

比叡「ここっちに、来ますか?」



〈言い終わるより先に択捉は比叡に抱き着く〉


択捉「んんんんん」

比叡「択捉ちゃん……」

提督「やっぱりこういう時は女がいいよな」




下3、自由安価

283: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/08(日) 22:38:26.89 ID:o+Qn7rpWo
択捉と比叡と川の字になって就寝

284: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/08(日) 22:53:38.47 ID:PwE8x6hOO
3人で提督の部屋に来ました



提督「おいおい結婚初夜にいきなり川の字か」

比叡「司令が勝手に言ってるだけで実際には結婚してませんよ」

択捉「んん」

提督「大きな声を出すと択捉が起きるぞ」

比叡「もう…」

提督「しかしお国のために自分の子供を差し出すか、私にはできないな」

比叡「比叡も難しいかもしれません」

提督「比叡との子供をだぞ?考えられない」

比叡「なんでそうなるんですか!」

提督「私は比叡以外の女とは結婚するつもりはない」

比叡「もおおぉ」

択捉「……」

285: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/08(日) 22:57:02.62 ID:PwE8x6hOO
朝になりました



比叡「起きて下さい司令」

提督「ねむいぃ」

比叡「択捉ちゃんはもう起きて支度も終わってますよ」

提督「んんっ」

比叡「一家の大黒柱がそんなだらし無いのは格好つきませんよ」

提督「仕方ない、な」

比叡「今日も一日、気合い!入れて!いきましょう!」

提督「あ~比叡が可愛いからやる気が出るぅ~~」



下3、自由安価

288: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/08(日) 22:59:41.87 ID:9bEK9DpDO
グラーフ・ツェッペリンの着任挨拶

289: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/08(日) 23:19:58.65 ID:PwE8x6hOO
執務室で仕事をしています



比叡「今日は新しく着任する艦娘がいますよ!」

提督「グラーフ・ツェッペリンが着任するようだな」

比叡「外国の人なんですかね?」

提督「アイオワはそうだったが100%そうだとは限らないみたいだな」

比叡「話を聞いてみるのがいいかもしれませんね」

<「提督、グラーフ・ツェッペリンさんをご案内します」



〈大淀に連れられてグラーフ・ツェッペリンが執務室に入ってくる〉



グラーフ「Guten Morgen、航空母艦グラーフ・ツェッペリン配置に着いたぞ」

提督「今日からよろしく頼むぞグラーフ・ツェッペリン」

比叡「強そうな艤装ですよ、期待できそうですね!」

290: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/08(日) 23:28:04.33 ID:PwE8x6hOO
グラーフ「活躍は保証するが一航戦ほどの実力を求められても困る」

提督「新米にそこまで求めることはない、安心してくれ」

比叡「困ったことがあったら比叡や司令を頼って下さいね!」

提督「お前のことを新米と言ったがそれは我々もだ、私と比叡は最初からこの鎮守府にはいなかった」

グラーフ「それは知っている、大淀から説明を受けた」

比叡「それにしてもカッコイイ艤装ですね~」

提督「比叡はこういうのが好きなのか」

グラーフ「んんっ」



〈イチャつきそうな2人をグラーフ・ツェッペリンは咳払いをして正す〉



提督「やれやれ新米に注意されてちゃ仕方ないな」

比叡「この様子だともしかして以前は何かお堅い仕事だったんですか?」




下3、グラーフ・ツェッペリンの過去

293: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/08(日) 23:34:13.90 ID:aGqdJrn1O
ドイツの酒場のウェイトレスさん(ビールジョッキいっぱい持てるのが特技のアレ)

295: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/08(日) 23:42:13.37 ID:PwE8x6hOO
グラーフ「私はただのウェイトレスだ」

比叡「故郷はドイツなんですよね?」

グラーフ「ああドイツの酒場で働いていた」

提督「本場の酒場で働いてるってことはアレができるのか?」

グラーフ「抽象的過ぎてわからないぞ」

提督「アレだよアレ!」



〈提督はなにかを大量に持つジェスチャーをする〉



比叡「ビールジョッキをいっぱい持つんですか?」

提督「そうだよそれそれ!ニュースかなにかで見たことがあるんだ!」

グラーフ「それくらいできて当然だ」

提督「おおおーー!」

比叡「そんなに凄いことなんですね」

296: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/08(日) 23:51:05.86 ID:PwE8x6hOO
着任挨拶が終わったのでグラーフは一旦部屋に帰りました



グラーフ(ふむ荷物は全てあるな)

グラーフ(生活必需品はあると聞いていたがこれがないと始まらない)



〈グラーフ・ツェッペリンは荷物の中からコーヒーメーカーを取り出す〉



グラーフ(この国は日本茶は美味いがコーヒーは泥水と聞いた、豆の品質には期待できないだろう)

グラーフ(仕事中にビールは飲めないがドイツコーヒーなら問題はない)

グラーフ(豆を挽きながら湯を沸かす……)



〈部屋を見回すがポットがないことに気がつく)



グラーフ(なんということだ湯沸かし器はないのか、これではコーヒーが飲めないじゃないか)

グラーフ(仕方ないな食堂かどこかで湯沸かし器を借りるか)

グラーフ(いや湯沸かし器を持ち運べない可能性を考えるとこちらが動くべきだな)



〈グラーフ・ツェッペリンはコーヒーメーカーを抱えて移動を始める〉



下3、自由安価

299: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/08(日) 23:58:31.55 ID:OxzZii6x0
盛大にすっころぶ

300: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 00:10:37.11 ID:GPs7pwgQO
グラーフ・ツェッペリンは移動中



グラーフ(しまったなこの鎮守府の地理がわからない、食堂はどこなんだ)

グラーフ(執務室から遠いとは考えられない一度そこに向かえばいいだろう)

グラーフ(そうだそこに行けば解決するんだ、Admiralかヒエーに聞けばいい)



〈今まで向かっていた方向から向きを変える、しかしその時に運悪く肘が壁に当たってしまう〉



グラーフ(しまったこのままではコーヒーメーカーを落としてしまう!)

グラーフ(これはドイツで買ってきたものだ、同じものがこの国にあるとは限らない)

グラーフ(なんとしても壊すわけにはいかない!)



〈グラーフ・ツェッペリンはなんとかコーヒーメーカーを抱き抱えるがその足取りはふらふらとして危ない〉

301: ◆rOtwZuuRn. 2020/11/09(月) 00:17:23.18 ID:GPs7pwgQO
コーヒーメーカーは重くバランスが取れない、更に運の悪いことに地下への階段が目の前に迫る



グラーフ(なに!う、ぬああっっ!)



〈判断が遅れコーヒーメーカーと共に大きな音を立てながら落下していく〉



グラーフ「く、う」



〈艦娘が階段から落ちただけでは怪我はしない、だが重いコーヒーメーカーを抱えていれば話は別だ〉



グラーフ「いた、い……」

グラーフ「私は、一体、なにを、しているんだ」

グラーフ「こんな、出撃でも、ないことで」

グラーフ「せっかく、艦娘に、なったというのに、情けない」



下3、通りかかった艦娘

304: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 00:22:32.56 ID:1+aZfC7SO
艦隊のスーパーメカニック明石

306: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 00:30:06.60 ID:GPs7pwgQO
大きな音を聞きつけて明石が地下からやってくる



明石「わ、わ!どうしたんですか貴女誰ですか?!」

グラーフ「私は、グラーフ、ツェッペリン、今日、配属された」

明石「ああそういえばそんなこと聞いたような」

グラーフ「ううう」

明石「痛みますか入渠すれば怪我は治ると思いますけど」

グラーフ「コーヒー、が」

明石「コーヒー?」



〈そう言われて明石が周りを見渡すとなにかの部品が散乱していた〉



明石「なるほどなるほど、ここは明石にお任せ下さい!」

307: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 00:39:25.70 ID:GPs7pwgQO
地下の明石実験室



グラーフ「取り乱してすまなかった」

明石「大事なものが壊れたら誰だって狼狽えますよ」

グラーフ「ここは明石のラボなのか」

明石「そうですよ、提督に特別に許可をもらって様々な実験をしてるんです!」



〈話をしながらコーヒーメーカーを直す明石〉



明石「はいこれで直りました!」

グラーフ「もうなのか」

明石「これくらい朝飯前ですよ、ついでにメンテナンスもしておきました!」



〈笑顔で話す明石にグラーフは思わず抱き着く〉



明石(えええ?私、そういう趣味はないんですけど!)

グラーフ「ありがとう、本当にありがとう……」

明石(涙声?そんなに大切なものだったんですか?)

グラーフ「異国の地に来て、友ができるか、受け入れられるかと」

明石「そうですね心細くなっちゃいますよね」

グラーフ「私、は」

明石「ここには滅多に人が来ませんから、ゆっくりしていって下さい」



下3、自由安価
寝ます
アドバイスは常に募集中
あと感想もあれば聞いてみたい

310: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 00:43:47.36 ID:sqNGbfeQo
おつ
実験室には湯沸かしもあって自慢のコーヒーを振る舞おう

312: ◆rOtwZuuRn. 2020/11/09(月) 12:13:42.96 ID:+JVXyRQUO
本場のドイツコーヒーが入りました




明石「おおお~これが本場の味ですか!」

グラーフ「感想はどうだ」

明石「ブラックでもちゃんと美味しいですよ!いやあ凄いですねグラーフさん!」

グラーフ「コーヒーには自信があるからな、明石に直してもらったコイツも問題無さそうだ」



〈グラーフ・ツェッペリンはコーヒーメーカーを撫でてやる〉



明石「元々は皆んなの部屋に湯沸かし器はあったんですけど、コスト削減とかで取り払われたんです」

グラーフ「付いていたものを取ったのか」

明石「そうなんですよ、湯沸かし器を外す費用で余計な出費が増えたってオチがつきました」

グラーフ「どこの国も同じということだな」

313: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 12:18:17.56 ID:+JVXyRQUO
グラーフ「ラボに湯沸かし器がある意味はあるのか」

明石「そこはうまく言い訳したんですよ、前の提督は寛大な方でしたからね」

グラーフ「自分の部屋以外にラボまで与えられるということは、相当優秀なのか」

明石「いやーーあのーーーー優秀とは真反対といいますか」

グラーフ「コイツを直した手際は見事だったぞ」

明石「あれくらい誰でもできます私がやってるのは少々特殊といいますかね」

グラーフ「気になるな明石は一体なにを作っているんだ」

明石「じゃあ少し待ってて下さいね」




下3、明石が作った(作ってる)もの

315: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 12:36:02.24 ID:mstq1MF4O
無人化ドローン艤装

317: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 13:05:14.64 ID:+JVXyRQUO
グラーフ・ツェッペリンの前に艤装が運ばれてきた



グラーフ「これは駆逐艦の艤装か、特殊な改造でも施してあるのか?」

明石「改造はしてますけどこれは艦娘が身につけるものじゃないんです」

グラーフ「どういうことだ」

明石「これは無人化された艤装なんです」

グラーフ「無人、だと」

明石「ドローンの技術を応用したんです、アメリカだと無人爆撃機とかありますよね」

グラーフ「その技術を再現したというのか……」

明石「あれくらい見たらわかりますよー」



〈あはははと明石は笑いながら言うがグラーフ・ツェッペリンは考え込む〉



グラーフ(見ただけで再現できるなら苦労しない、そもそもこのコーヒーメーカーもドイツの職人に作ってもらった特注品なんだぞ)

318: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 13:09:36.90 ID:+JVXyRQUO
明石「他にも作ってるものはあるんですけど、見せられるのはそれくらいですね」

グラーフ「まだあるというのか」

明石「ある程度完成してるのはそれだけですよー」

グラーフ「明石は、何者なんだ」

明石「それを聞いちゃいますかぁ?」



〈明石は笑うがさっきとは違い不気味なものを感じ取る〉



グラーフ「いや遠慮しておく、世話になったな」

明石「ここならいつでもお湯は沸いてますから、いつでも来て下さいね」

グラーフ「あ、ああ」

明石「また美味しいコーヒーを飲ませて下さいねー」

グラーフ(悪い奴ではないようだが、油断はならないな)



下3、自由安価

321: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 15:08:04.83 ID:fWzTPMcXO
提督に湯沸かし器設置を懇願するグラーフ

322: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 16:10:30.52 ID:+JVXyRQUO
荷物を置いてグラーフ・ツェッペリンは執務室に向かった




提督「怪我は軽いもので済んでよかったな」

グラーフ「そのことはいい、部屋に湯沸かし器を付けるのはなんとかならないのか」

比叡「一度取ってしまったので難しいです、ガスの工事もしないといけませんから」

提督「ケトルでよければ用意できるぞ」

グラーフ「無いよりはマシだそれを頂こう」

提督「よし誰かにお使いに行ってきてもらうか、いま暇なのは誰だ?」

グラーフ「待て、ここにあるのではないのか」

比叡「そんな気の利いたものはありません、司令のポケットマネーで用意してくれるんですよ」

グラーフ「なんだと…」

提督「そんなに驚くことじゃないだろ、たかがケトル1台くらい問題ない」

グラーフ「私が言えたことではないが、いちいち金を出していては破産するぞ」

323: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 16:17:38.41 ID:+JVXyRQUO
提督「金で解決するならそれでいいんだ、非番で外に出てくれる奴を募っておいてくれ」

比叡「承知しました!」

グラーフ「ま待てせめて私が行こう」

提督「お前はこの鎮守府の案内と書類関連が残ってるんだよ」

比叡「こっちの方が優先度が高いのでお願いします」

グラーフ「新入りの買い物を先輩がやるものではないぞ…」

提督「よそはよそだ、気にするだけ無駄だぞ」

比叡「外に出れて気分転換になるって人も居ますから!」



下3、外に出る艦娘

326: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 16:28:49.73 ID:2GncjJd2o
赤城

327: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 17:15:20.81 ID:+JVXyRQUO
赤城は鎮守府の外に出たようです



赤城(私がグラーフさんの為に買い物をするというのもなにかの縁ということですね)

赤城(買い物は近くの家電量販店で済ませてあとは自由時間です、思う存分気分転換させてもらいましょう)

赤城(街をぶらぶらするだなんて艦娘になる前以来です、懐かしさすら感じてしまいます)

赤城(艦娘になると決めた時に様々な誘惑から遠のく覚悟はしていました、それでもやっぱり寂しさは感じていました)

赤城(航空母艦は大変な仕事でやりがいもあります、でもそれだけじゃ足りないときもあるんですよ)

328: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 17:23:16.38 ID:+JVXyRQUO
家電量販店でケトルを入手しました



赤城(これでもうお使いは終わりですね、あとはなにをしてもいいわけです)

赤城(ケトルを持ったままなのであまり遠くに行くのは望ましくありません、近場で済ませた方がいいかもしれませんね)

赤城(私服で外に出たので艦娘と知られることもないでしょう、買い食いや買い物なんでもできます)

赤城(何かの施設に入って時間を過ごすのも悪くありませんね、目的を決めずに街を歩くのも久しぶりです)

赤城(さあなにをしましょうか)



下3、赤城の行動

331: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 17:51:40.64 ID:KFCwq6h8O
みんなへのお土産選びながら散策

332: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 19:13:46.94 ID:+JVXyRQUO
赤城は街ブラ中



赤城(皆さんへのお土産は忘れてはいけませんよね、加賀や瑞鶴達にも買っていかないと)

赤城(量が多くなりそうですね、配達サービスを使うことも視野に入れておきましょう)

赤城(忘れてはいけないのは提督と比叡さんの分ですね、お二人は休みなんてあってないものですから)

赤城(以前の提督も皆さんに好かれていましたが、今の提督の評判は悪くないみたいです)

赤城(比叡さんのことが好き過ぎるのが難点ですが、やっと一線を超えたらしいのでこれで少しは落ち着くでしょう)

赤城(もちろん、自分への買い物も忘れていませんよ)



下3、自由安価

335: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 19:17:09.98 ID:abzhyJ8U0
「みんなでカラオケに行こう!」
と加賀からメールを受ける赤城

338: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 19:54:08.89 ID:+JVXyRQUO
引き続き街ブラ中



赤城「あ……」

赤城(とても加賀さんに似合いそうなバッグがありました)

赤城(ここはブランドショップですね、値段も高そうですがいいものもありそうです)

赤城(加賀さんがブランド好きかどうかは知りませんが、私があれを身に付けて欲しいんです)

赤城(予算外でも少しくらい目を瞑りましょう大切な一航戦へのお土産ですからね)



〈赤城は意を決してブランド店に入っていく〉

339: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 19:57:53.39 ID:+JVXyRQUO
ブランド店内



赤城(何か視線がおかしいような、まさか艦娘とバレたのかしら)

赤城(目線が私というより荷物に向いている?)



〈赤城は自分の持っている荷物が視界に入る〉



赤城(しまった…ケトルの箱を持って入る場所ではありませんでしたね)

赤城(色々と物色しても良かったですが仕方ありません、加賀さんへのお土産を買って早く出ていきましょう)

赤城(恥ずかしいことをしてしまいました、1人じゃなかったら笑い者でしたよ)



下3、自由安価

343: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 20:03:54.85 ID:ycnxyndDO
帰ろうとしたら鳳翔さんの艦載機が飛んでいて
あまり道草しすぎないよう見張られてることに気づく
軽く凹むも鎮守府へ戻る

354: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 21:31:10.37 ID:+JVXyRQUO
ブランド店を出ました



赤城(なんとかバッグは買えてよかったです、次はどこに行きましょう)



〈赤城がふと空を見上げるとなにかの気配を感じる〉



赤城(あれは艦載機、私の上を飛んでいるの?)

赤城(あの飛び方の癖は鳳翔さん、私を監視していたのね)

赤城(監視、私は鳳翔さんに信用されていないみたいね)

赤城(早く帰らないとなにを言われるかわからないわ、目標は達成したんだから早く帰らないと)



〈赤城は早足で鎮守府に急ぐ〉

356: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 21:35:12.64 ID:+JVXyRQUO
鎮守府に帰ってきました



提督「もう帰ってきたのか随分と早かったな」

赤城「鳳翔さんに監視されていては買い物も楽しめません」

比叡「ひ比叡は頼んでませんよ!」

赤城「貴女達ではないのはわかっていますよ、中途半端で申し訳ありませんがお土産も渡しておきますね」

提督「お、おお」

赤城「ケトルもここに置いておきます、外に出れて嬉しかったですよ」



〈赤城は急ぎ足で執務室から出ていこうとする〉



比叡「どどこに向かうんですか?」

赤城「決まっているでしょう鳳翔さんの所ですよ」



下3、鳳翔さんとのやり取り

359: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 21:40:40.50 ID:avgGX0ShO
鎮守府の洗濯物をたたむお手伝い

361: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 21:55:18.78 ID:+JVXyRQUO
鳳翔さんは洗い場にいました



鳳翔「お帰りなさい早めに帰ってきたんですね」

赤城「ええ誰かさんが艦載機で見張ってたようですので」

鳳翔「あらあら随分と心配症な艦娘さんがいたんですね」

赤城「心配症というよりもっと相応しい言葉がありますよ」

鳳翔「なんでしょう」

赤城「毒親って知ってますか?」



〈鳳翔は答えることは無く、カゴから洗濯物を取り出す〉



鳳翔「畳むの手伝ってくれませんか?」

赤城「そうですねお手伝いさせていただきます」

362: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 22:02:07.23 ID:+JVXyRQUO
2人は無言で洗濯物を畳んでいる



赤城「貴女のような人でも艦娘になれてしまうんですよね」

鳳翔「テロリストだってなれるんですから」

赤城「文月ちゃんのことを知ってるんですか」

鳳翔「貴女だってそうじゃないですか」

赤城「私は誇りある一航戦なんですよ」

鳳翔「他人より殺せるのが誇りですか、笑ってしまいますね」

赤城「口だけの貴女がよく言えますね」



〈赤城が言い終わるその瞬間、鳳翔は後ろにまわり込み赤城の首を締める〉



鳳翔「そんなこと言っちゃいけませんよ」

赤城「う、ぐ!」

鳳翔「いけま、せんよ」

赤城「ぐ、ぐくぅ」

鳳翔「ね?」



〈鳳翔は微笑みながら更に力を強くしていく〉



下3、自由安価

365: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 22:11:04.20 ID:KFCwq6h8O
喧嘩はあかんよと龍驤の仲裁

367: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 22:31:13.61 ID:+JVXyRQUO
2人の前に龍驤が現れる



龍驤「ええ加減にしときぃや、喧嘩はあかんよ」

鳳翔「あら龍驤さん」

龍驤「鳳翔さんは早く赤城から離れてな」

鳳翔「仕方ありませんね」

赤城「げほ、げほげほ」

龍驤「大丈夫か、よりによって鳳翔に喧嘩売るなんて一航戦でも無謀やで」

鳳翔「鳳翔『さん』ですよ」



〈鳳翔は微笑んでいるがその目は笑っていない〉



龍驤「ウチに喧嘩売るんか鳳翔」

鳳翔「うふふふふふ」

368: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 22:37:29.57 ID:+JVXyRQUO
鳳翔は突然立ち上がる、龍驤は赤城の前に立ち庇おうとする



鳳翔「洗濯物は畳み終わりました」

龍驤「そうかいな」

鳳翔「ではあとはよろしくお願いしますね」

龍驤「お前はなにをしたいんや」

鳳翔「私達がやることはただ一つ、深海棲艦の殲滅じゃないですか」



〈鳳翔は軽く頭を下げてその場から立ち去る〉



赤城「情け無い、です、一航戦の、私が」

龍驤「あれはしゃあない相手が悪過ぎるんや」

赤城「うう、う、ううう」

龍驤「前の司令官はええ人やったけどそれ以上に印付きの艦娘の扱いがうまかったんや」

龍驤「共有スペースで一緒にならんようにしてくれたり、監視を厳しくしとった」

龍驤「鳳翔らに気付かれへんように司令官に知らせなウチらは終わる……」



下3、自由安価

371: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 22:59:57.30 ID:PTuMDOq6O
丁度鳳翔の過去を調べる提督と比叡(邪魔などは入らない)

372: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 23:14:21.55 ID:+JVXyRQUO
執務室です



提督「やっばいなこれ」

比叡「またその資料を見てるんですか」

提督「斜線は置いといて印付きの艦娘を先にチェックしとこうかと思ったんだよ」

比叡「比叡に気は使わなくても大丈夫ですよ」

提督「正直気を使ってたんだが印付きがエグいんだよ」




〈比叡は提督が見ている資料を覗き込む〉



比叡「死刑の艦娘!!」

提督「よりよって鳳翔かよぉなにしたんだよぉあいつぅ」

比叡「子供達を殺したって書いてますね」

提督「うわぁうわぁぁぁ差し入れに毒仕込んだとか正気じゃねぇよぉ」

373: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 23:18:39.73 ID:+JVXyRQUO
比叡「司令!もしかして文月ちゃんと鳳翔さんの部屋が近いのはそういうことだったのかもしれません!」

提督「私もいま分かった、前の提督が印付きは固めてたんだな」

比叡「間の部屋はそれぞれの艦娘の監視に使ってたんですよ!」

提督「それしかないな、でもいまは憲兵も居ないから実質アイツらは野放しか?」

比叡「なんで憲兵さんがいないんですか!」

提督「私に言うなよ上が判断したんだろ」

比叡「あれ待って下さい、鳳翔さんと部屋が近いあの人も印付きなんですか?」

提督「あいつか、どれどれ」


下2、印付きの艦娘

375: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 23:21:53.72 ID:sqNGbfeQo
まるゆ

376: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 23:29:42.15 ID:+JVXyRQUO
提督「マジだまるゆも印付きだ」

比叡「ひええぇええーー!」

提督「日頃もぐもぐ言ってるのはなんなんだよぉ」

比叡「艦娘としての自我じゃないですか、文月ちゃんも大人しい子供みたいですし」

提督「いや待て印付きだからと言って重犯罪者だとは限らない」

比叡「そそうですよ!まだ絶望するには早いです!」

提督「なになにまるゆの印付きの理由はだな」



下2、印付きの理由

378: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 23:33:13.18 ID:zMWwb168o
猥褻物陳列罪

379: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 23:37:59.58 ID:+JVXyRQUO
猥褻物陳列罪と書いてありました



提督「おおん?」

比叡「これって外を裸で歩いたりとか、ですよね」

提督「それだけじゃ捕まらない見せつけたりとかしないとだな」

比叡「まるゆちゃんが、それを?」

提督「普通なら斜線なんだろうが印付きになってるってことは相当ヤバいんだ」

比叡「ひぇ……」

提督「あれか逆レでもしてたのか?」

比叡「そうかもしれませんね…」

380: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 23:42:31.61 ID:+JVXyRQUO
大淀も加えて作戦会議



大淀「以前の提督のように憲兵を使って鳳翔さん達を監視するのが1番だと思います」

比叡「けどそれはできないんですよね?」

大淀「予算の削減で憲兵は無理ですね」

提督「あ詰んだ無理ゲーだ」

比叡「諦めないで下さい!」

大淀「まるゆさんはともかく鳳翔さんと文月ちゃんの対策は必須になってきますよ」

提督「いままで大丈夫だったのも様子見だった可能性があるな」

比叡「司令に被害が出てからでは遅いんです、真剣に考えましょう!」




下2、自由安価

382: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 23:44:28.49 ID:H1IKO5XQO
前任は対処マニュアルを残してないのかと探してみる

383: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 23:54:06.85 ID:+JVXyRQUO
閃く提督



提督「待てよ前任の提督は憲兵がいなくなるのは知ってたのか?」

大淀「ご存知だったはずです」

提督「なら鳳翔達の対応マニュアルか何か残してないか?」

比叡「あるかもしれませんね!」

大淀「提督の引き継ぎ資料にはなかったんですね」

提督「艦娘についてはなかった、斜線や印付きの資料を最近になって手に入れたくらいだからな」

大淀「なら書庫と倉庫を探しましょう、あるとすればそのどちらかです」

384: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/09(月) 23:58:40.33 ID:+JVXyRQUO
浜風と択捉が合流し、二手に別れる



提督「書庫は私と大淀がいれば十分だな」

大淀「倉庫は広いですから3人に任せましょう」

提督「しかし上は何を考えてるのか、こっちが気付かないならそれでいいと思ってるんだな」

大淀「前任の提督がうまく扱っていたのを資料で見て、大人しくなったと判断されたのかもしれません」

提督「テロリストが大人しくなるかよぉ」

大淀「なると思ったんですよ、どこの組織も上が無能なのには変わりませんね」

提督「大淀が先生の時の上は教育委員会か、ゴミの溜まり場だな」

大淀「あながち間違ってないですよ」



下2、自由安価

386: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/10(火) 00:03:19.59 ID:TqtFWdhaO
見るからに怪しげな金庫がある

387: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/10(火) 00:14:27.43 ID:6McxNLt4O
倉庫組



浜風「数年放置されているものは無視しましょう」

比叡「こんな感じで埃が溜まってる所は無視ですね」

択捉「わかりました!」

浜風「こんな所にあるのか疑問でしたが、わかりやすい所に置くのは危険ですね」

比叡「もしかしたら司令があの資料を手に入れたのは偶然じゃないかもしれません」

浜風「そう思えてきますね」

択捉「あの金庫は怪しくないですか、周りのものに比べて埃を被っている量が違います」

比叡「本当ですね」

浜風「ダイヤル式のようなので開けるのは苦労しそうですけど、大淀さんがなにか知ってるかもしれません」

文月「そうはさせないよぉ~~」




〈浜風が大淀達のいる書庫に向かおうと振り返ると、そこには満面の笑みで択捉を拘束している文月が居た〉

388: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/10(火) 00:20:11.42 ID:6McxNLt4O
比叡「択捉ちゃん!」

文月「動いちゃだめぇ、この子の顔に穴が増えちゃうよ?」

択捉「ひ…」



〈択捉の顔にアイスピックを突きつける〉



浜風「艦娘がそんな武器で大怪我をするとでも思ってるんですか?」

文月「怪我なんてすぐ治っちゃうけどぉ、これで目玉を潰されたら痛いよぉ~」

択捉「いや、いやぁ…」



〈ジリジリと凶器を択捉の目に近付ける〉



比叡「択捉ちゃんを離して下さい!」

文月「じゃあその金庫を渡してよぉ」

浜風「こんなに重いもの持ち運べませんよ」

文月「お前らがそこから離れればいいんだよぉ~」

択捉「たす、け、おかあ、さ、ん」

比叡「択捉ちゃん!」

浜風「落ち着いて下さいまずは冷静になることが大切です」



下2、自由安価

390: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/10(火) 00:27:32.97 ID:Nl+/0wGuo
浜風「そもそも貴女のデータは知られているんです、この金庫の中はどうでもいいのでは?」
中身を聞き出す誘導尋問

391: ◆rOtwZuuRn. 2020/11/10(火) 00:39:15.81 ID:6McxNLt4O
浜風「そもそも貴女のデータは知られているんです、この金庫の中はどうでもいいのではないですか?」



〈浜風の言葉にピクリと反応する文月〉



比叡「そそうです貴女がテロリストで無期懲役なのも全て知ってるんですよ!」

文月「へぇ…」

択捉「ひ、い」

浜風「今更そんなものを隠しても無駄です」

文月「無駄かどうかはあたしが決めるんだよぉ」

浜風(せめてあの中身がどんなものか分かれば)

比叡(私は口下手だから無理に喋る必要はない、択捉ちゃんを助ける方法を考えるんだ!)

392: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/10(火) 00:50:20.71 ID:6McxNLt4O
睨み合いが続く



浜風(このままではこちらが不利、ここは一か八かでいくしかない)

浜風「…もういいですよ比叡さん」

比叡「え、へ?」

浜風(話を合わせて下さい)



〈浜風はウインクで比叡に合図を送る〉


比叡「あ、ああそうですか」

文月「なんの話~」

浜風「提督の方がアレを手に入れたみたいです」

比叡「そそうですねもう手に入りましたよね」

文月「嘘ばっかり~そんな見え見えの芝居なんか意味ないよぉ」

浜風「意味がないかどうかその身で確かめて下さい」



〈浜風は金庫から完全に背を向け文月の方を見る、若干遅れて比叡も続く〉



浜風「貴女が択捉ちゃんを傷付けるのが先か、貴女を無効化するのが先か勝負です」

比叡「2対1でこっちは高速戦艦ですよ!」

文月「……チッ、USBのコピーがあったのは迂闊だったねぇ」

比叡「あ!」

浜風「すぅぅぅぅぅ」



〈浜風は思い切り息を吸い込むと大声で叫ぶ〉



浜風「提督ーーーーーー!!!!探しものはUSBメモリですよぉぉぉーーーー!!!!」




下2、自由安価

394: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/10(火) 01:03:19.08 ID:+/Hc8ZeZO
びっくりした文月のすきをついて取り押さえ成功
提督には情報が伝わってる

396: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/10(火) 01:11:10.92 ID:6McxNLt4O
大声に意表を突かれた文月は一瞬拘束する手が緩む



比叡「いまですよぉ!!」

文月「うぐあっ!!」

択捉「きゃあっ」



〈比叡の体当たりで文月は倉庫の入り口付近まで飛ばされる〉



比叡「択捉ちゃん!!」

択捉「わ、私、こ、怖、ああ」

比叡「もう大丈夫ですもう大丈夫だから!」

浜風「ふうなんとかなりました」

文月「おまえぇ…」

浜風「私は学生の頃ディベート部で大声コンテストで優勝したことがあるんです、残念でしたね」

397: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/10(火) 01:14:14.99 ID:6McxNLt4O
こちらは書庫



提督「USBメモリかそれなら心当たりがあるぞ」

大淀「凄い声でしたね、ここまでバッチリ聞こえてきました」

提督「浜風は文化祭の大声コンテストで優勝してるからな」

大淀「その時と体は違いますよね?」

提督「大声を出すにはコツがあるそうだ」

大淀「そうだったんですか」

提督「アイツが叫ぶ時は非常時でもあった、比叡も心配だし様子を確認しに行こう」



下3、自由安価
寝ます

400: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/10(火) 06:36:55.37 ID:muIPeZVMO
浜風の大声を聞きつけた第17駆逐隊が提督の元にやってくる

403: ◆rOtwZuuRn. 2020/11/11(水) 16:36:58.21 ID:3hJpbOA2O
書庫を出ると第17駆と出くわしました



磯風「司令っいまの浜風の声はなんだ!」

提督「探し物をしてたはずなんだが、どうやらなにかあったらしいな」

浦風「そんな悠長なこと言うとる場合じゃなか!」

谷風「浜風はどこにいるのさ!」

大淀「倉庫の方です私達も向かいましょう」

提督「比叡も居るから大丈夫だとは思うが様子は確認しておこう」

大淀「ここにはもう居る必要はありませんし提督もご協力下さい」

提督「当たり前だろ比叡がいる所に行かない理由が存在しないぞ」

404: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/11(水) 16:45:35.76 ID:3hJpbOA2O
倉庫前に集合しました



提督「あっぶねぇなーー!択捉の中身は小学生なんだぞ!」

浜風「隙を突かれてしまいました」

谷風「まあまあ全員無事で良かったじゃんかよぉ」

浦風「無茶はいけんよ浜風」

磯風「無事なのはわかった、これからはコイツの話だ」



〈拘束された文月は怪しい笑みを浮かべている〉



文月「ひひひっ」

比叡「文月ちゃんはこのまま放置するしかないんですか?」

提督「USBの中身を見てからだな、なにか対応策があるかもしれない」

大淀「USBはどこにあったんですか?」

提督「引き継ぎ資料の中にある、優先度は低いから見なくてもいいと言われていた」

提督「当時は気にならなかったがあの言い回しはそういうことだったんだろう」




下3、自由安価

407: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/11(水) 17:22:56.84 ID:8ULSLDwDO
比叡は思い返す
先程の文月からは殺気が感じられなかった
本気で択捉を傷付けるつもりはなかったんじゃないかと考える

408: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/11(水) 18:11:29.68 ID:3hJpbOA2O
提督は大淀と、浜風は17駆逐隊と話している間に比叡は考えていた



比叡(文月ちゃんの中身はテロリスト、なのに殺気が感じられなかった)

比叡(艦娘はそっとやちょっとじゃ怪我はしないけど頭が吹き飛んだり、急所を刺されれば死んでしまう)

比叡(さっきは本気で択捉ちゃんを傷付けるつもりはなかったの?)



〈文月はニタニタと笑ったままだ〉



比叡(なんでこんなに余裕があるんだろう捕まって自由に動けないはずなのに)

比叡(まさか自爆…はない火薬の臭いがしないし、爆発なら耐えられる可能性の方が高い)

比叡(なにかあるんだそうじゃないと説明がつかない)



〈比叡は思考を巡らせ、その結果ある仮説を導く〉


比叡(もしそうだとしたら……)

409: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/11(水) 18:19:03.30 ID:3hJpbOA2O
執務室である艦娘がなにかを探している




鳳翔(ここにもありませんね一体どこに隠したんでしょうか)

鳳翔(USBメモリならいくらでも隠せてしまいます、あまり時間をかけていると提督が戻ってきてしまいますね)



〈執務室のあらゆる場所を探すも中々見つけられない鳳翔、そんな時一人の艦娘が入ってくる〉



赤城「探しものはこれですか鳳翔さん?」



〈赤城の手にはUSBが握られている〉



鳳翔「わざわざ探してくださったんですねありがとうございます、さあこちらに渡して下さい」

赤城「よりにもよって貴女に渡すと思いますか?」

鳳翔「赤城は渡すしか選択肢はありませんよ」



〈ニッコリと微笑む鳳翔、その笑みに憂いは無い〉



赤城「例え貴女の中身が誰であっても私は一航戦です負けるはずありません」

鳳翔「随分と子供っぽいことを言いますねそういうところでボロが出るんですよ」

赤城「私は航空母艦赤城、一航戦の誇りをかけて!」

鳳翔「子供が大人に勝てるはずないでしょうに」




下3、自由安価

412: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/11(水) 18:37:35.85 ID:OraD0zVOO
背後から現れた何も知らない加賀さんがUSBを奪う

413: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/11(水) 19:32:26.94 ID:3hJpbOA2O
鳳翔と対峙する赤城の背後から加賀が現れる




加賀「なにをしているんですか2人とも」

赤城「邪魔をしないでください!」

加賀「喧嘩をするなとは言いませんが場所を考えてください、ここは執務室ですよ」

鳳翔「喧嘩だなんてそんなことありません」

加賀「殺気を溢れさせてよくそんなことが言えたものね」

赤城「加賀さんは離れてください巻き込みたくありません!」

加賀「巻き込むもなにもやめろと言っているんです」



〈加賀は赤城が持っていたUSBメモリを奪う〉



赤城「なにをするんですか!」

加賀「これが争いの種なんでしょう、暴力で解決できるだなんて学生気分が抜けてない証拠よ」

414: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/11(水) 19:38:01.82 ID:3hJpbOA2O
赤城が加賀の方を向き鳳翔に背を向けた刹那、1つの閃光が走る



加賀「な……」

赤城「加賀さん!」

鳳翔「あらごめんなさい、ついうっかりしてしまいました」

赤城「貴女はうっかりで艤装を使うんですか!」

鳳翔「うっかりはうっかりですよ加賀さんにも怪我はありませんし」

加賀「私の、持っていた、USBだけを、撃ち抜いたの」

鳳翔「困りましたねUSBメモリが壊れてしまいました、粉々になってしまったので修復は無理でしょう」

赤城「貴女って人は……」

鳳翔「つい、うっかりですよ」



下3、自由安価

417: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/11(水) 19:45:37.28 ID:1Rs7+qRfO
加賀が手品は得意なんですって壊れてないUSBが登場

418: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/11(水) 22:03:44.42 ID:3hJpbOA2O
加賀「これは鳳翔さんにとって不利なものだったんですね」

鳳翔「そうでしたでも残念ながら壊れてしまいましたね」

赤城「え、加賀さん?」



〈これと言いながら加賀が持っていたのは壊れたはずのUSB〉



鳳翔「なぜそれを?」

加賀「手品は得意なんですこの体になっても容易いものですね」

鳳翔「まあ、そうなんですね」



〈鳳翔は再び弓を構えるがUSBは加賀の両手では溢れるほどに増えている〉



赤城「加賀さん?!」

加賀「まだ増えますよ」



〈手だけではなく服からもUSBが落ちてくる〉



赤城「もう手品の域を超えてますよ……」

419: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/11(水) 22:07:57.89 ID:3hJpbOA2O
3人が居る執務室に比叡達が帰ってきました



提督「比叡の言う通りだったか」

比叡「やっぱり文月ちゃんは陽動で本命は鳳翔さんだったんですね!」

鳳翔「あらまあ」

浜風「いくら貴女でもこの人数には勝てません」

谷風「大人しくした方が身のためだぜぇ!」

提督「加賀メモリを…ををを?!」

比叡「こんなに沢山あったんですか!」

加賀「これは私の手遊びでこうなりました」

赤城「なんとかなったようですね……」



下3、自由安価

422: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/11(水) 22:17:24.29 ID:henG1WEno
多勢に無勢で簀巻きにされる鳳翔さん

426: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/11(水) 22:47:23.69 ID:3hJpbOA2O
鳳翔は簀巻きにされました



鳳翔「とても残念ですが仕方ありません」

浜風「破壊されなくて良かったです」

比叡「皆さんのご協力があってのことですありがとうございます!」

提督「さてさて鳳翔と文月が欲しがってたこのUSBの中身はなんでしょねっと」



〈提督はUSBメモリをパソコンに接続する〉



磯風「どれもファイルのようだな」

谷風「ファイル名からは中身は推測できそうにないねぇ」

択捉(パソコンの壁紙が比叡さんだ)

提督「左上から確認していけばいいだろう」



〈提督はファイルを開き中身を確認していく〉

427: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/11(水) 22:55:55.41 ID:3hJpbOA2O
浜風「その中身はどんなものなんですか?」

提督「これは腕輪の設計図だ、なんでも特定の艦娘にショックを与えるとかなんとか書いてあるな」

比叡「ようはスタンガンみたいなものですね」

提督「それの上位互換だな艦娘を登録しておけばいつでも発動するらしい」

磯風「艦娘がその装置を外せば意味はないんじゃないのか?」

提督「外せるのは提督だけなんだと」

浦風「これをコイツらに付けとけばええんじゃな」



〈提督は更にファイルを開く〉



提督「どうやら前の提督は憲兵を引き揚げることには反対だったらしい、鳳翔達の対処に困ったらこれを使えということか」

比叡「でもそれって艤装じゃないんですよね、そんなの誰が作れるんですか?」

提督「無人艤装が作れるほどの技術者がここにはいるじゃないか」



下3、自由安価

430: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/11(水) 23:26:30.57 ID:RDIRQijfO
まっかせてください!
夢のドラ○もんの開発に比べれ…なんでもないです!
とにかく朝飯前です

431: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/12(木) 00:00:14.60 ID:A1aPX2IzO
明石のラボに移動



明石「まっかせてください!こんなの朝飯前です!」

比叡「明石さんはすごいですね!」

提督「前任が残していったってことは明石に作らせる前提だとは思ってたが、そう聞いて安心した」

明石「夢のホニャララもんの開発に比べれ…いえなんでもないです! 」

比叡「ええ…」

提督「なんてものを作ろうとしてんだ」

明石「えへっ」

提督「えへじゃないだろうがよぉ」

比叡「ほんわかパッパはマズイですよぉ」

432: ◆rOtwZuuRn. 2020/11/12(木) 00:07:33.67 ID:A1aPX2IzO
グラーフ「そう興奮するなこれでも飲んで落ち着け」



〈提督達にコーヒーが差し出される〉



提督「ケトル使ってないし」

比叡「まあまあいいじゃないですか」

グラーフ「明石が作ろうとしているのは自立ロボの類いだ、それと比べるまでもない」

明石「設計図がある時点で余裕ですよ!」

提督「わかったなら8つ作っておいてくれ」

比叡「両手足分ですか?」

提督「鳳翔達は両手で十分だあとは予備だよ」

グラーフ「予備を使う日が来ないことを祈っているぞ」



下3、自由安価

435: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/12(木) 00:33:23.60 ID:19fwPGizo
ほっしょさん達に腕輪取り付け
こうなったら観念するしかないですねって言ってて、いや元からおつとめなんですから観念しててくださいよって

436: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/12(木) 00:59:22.05 ID:A1aPX2IzO
さすが明石、あっという間に作ってくれました



文月「両手分とは随分と用心深いねぇ~」

提督「これでも妥協してんだからな」

鳳翔「こうなったら観念するしかなさそうですね」

比叡「元からおつとめなんですから観念しててください」

提督「言っとくけど出撃はちゃんとやれよ、お前らは今は艦娘なんだからな」

文月「わかってるよぉ」

鳳翔「あの腑抜け、いえ一航戦よりは活躍できますから、提督は私を使うしかありませんよね」

比叡「私……」

提督「比叡はいいんだよぉ出所して私の嫁になるんだろうがよぉ~」

文月(コイツらうざいよぉ~)

437: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/12(木) 01:08:49.48 ID:A1aPX2IzO
落ち着いたので休憩です



提督「あー疲れた書庫でのもの探しもこたえたな」

比叡「そんなに広かったんですか?」

提督「いやそこまでじゃないんだけどな」

比叡「鍛え方が足りないんですよ!」

提督「そうじゃないんだよなあ」

比叡「ないんですか?」

提督「ほら~昨日なにやったか思い出せよ~」

比叡「……ひぇ」

提督「あ~腰が痛くて仕方がないな~~」



下3、自由安価
寝ます

439: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/12(木) 01:45:57.55 ID:dhQeEQbgo
マジシャン加賀さんの手品が駆逐艦達に人気に

440: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/12(木) 02:00:57.38 ID:OnueyJSgO
>>439
加賀は案の定、元マジシャン
披露してて自分も楽しい

おつ

441: ◆rOtwZuuRn. 2020/11/12(木) 18:00:09.37 ID:xUFX4j6tO
騒動から数日後、中庭には駆逐艦達に囲まれていた加賀が見られるようになりました



加賀(今日も受けがよかったわ)

提督「見てたぞ~相変わらず凄い手品だな」

比叡「艦娘になる前はマジシャンなだけありますね!」

加賀「喜んでくれて私も嬉しいわ」

提督「鎮守府の中で息抜きの方法は限られてくる、加賀の手品は本格的だから見てる連中も満足する」

比叡「比叡も間近で見たことありますけど凄かったです!」

加賀「ありがとう」

提督「謝礼と言ってはなんだが昼飯でも奢ろう、まだ食ってないよな?」

加賀「お言葉に甘えようかしら」

442: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/12(木) 18:08:54.19 ID:xUFX4j6tO
食堂へ移動中です




提督「職業がマジシャンってことは全国を飛び回ったりしてたのか?」

加賀「そこまでではないの」

比叡「劇場かなにかで披露してたんですか?」

加賀「私はある人の所で修行中の身だったの、人前でやることなんてなかったわ」

提督「おいおいあれで修行中なのか」

比叡「もしかして有名な人の弟子だったとかですか?」

加賀「そうね引田さんという人の所でお世話になっていたわ」

比叡「ひぇ~凄そうな名前ですね!」

提督「おおおおお前、まさか…」

加賀「もう昔の話よ、いまの私は一航戦の加賀」

比叡「もちろんです!これからも頑張って下さいね!」



下3、自由安価

445: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/12(木) 18:28:08.39 ID:XhcEYxkjO
比叡に簡単なマジックを教えていると噂を聞きつけた金剛が見に来る

446: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/12(木) 19:15:08.50 ID:xUFX4j6tO
執務室に金剛がやってきました



金剛「比叡ーー!」

比叡「どうしましたかお姉様?」

金剛「貴女が加賀にマジックを習っていると聞きましたヨ!」

比叡「簡単なものを教わっているところなんです」

金剛「ぜひ私に見せて下サイ!」

比叡「まだ金剛お姉様に見せられるレベルではないですよ」

提督「やってみたらいいじゃないか私も見てみたいぞ」

比叡「じゃあちょっとだけ…」

金剛「イェーー!」

447: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/12(木) 19:20:26.96 ID:xUFX4j6tO
手品は無事成功したようです




金剛「ンーー!さすが比叡ネ!」

提督「種は簡単なんだろうが比叡が器用なのがいいんだろうな」

比叡「喜んでもらえたなら嬉しいです!」

金剛「でもなんで貴女がマジックを習おうとしたんデス?」

比叡「その、択捉ちゃんに見せたいなと思ったんです」

金剛「オーー!」

提督「うんうん比叡はいい母親になるぞ」

比叡「そんな、まだ、早いです」

提督「うーん照れる比叡も可愛いぞ」

金剛「比叡が可愛いのは当然デース!」

比叡「ひぇぇっ」




下3、自由安価

450: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/12(木) 19:32:16.40 ID:OnueyJSgO
明石の朝はグラーフが入れる一杯から始まる

451: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/12(木) 19:56:31.78 ID:xUFX4j6tO
ある日の朝、明石の研究室にて



明石「ううん起きたくないぃお布団と一生お友達でいたいぃ」

グラーフ「ワガママを言うんじゃないドックで仕事があるだろう」

明石「嫌だぁぁ」

グラーフ「明石がいないとどうにもならないんだろう」

明石「他の人がやって下さいよぉ」

グラーフ「替えがきくなら私がやってやる」

明石「グラーフさんには無理ですぅ」

グラーフ「なら諦めて起きるんだ」



〈グラーフの淹れたコーヒーが明石に差し出される〉



明石「んんんーー」

グラーフ「ラボで寝泊まりするのはいいが起きられないのなら意味はないぞ」

明石「わかってますよぉぉ」

452: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/12(木) 20:00:21.37 ID:xUFX4j6tO
なんとか起きた明石はドックに向かう



大淀「今日も遅刻しませんでしたね偉いですよ明石さん」

明石「これくらい余裕です!」

大淀「グラーフさん毎朝ありがとうございます」

グラーフ「気にすることはない」

明石「あれれ?」

大淀「明石さんの寝坊は何度言っても治らなくて前任の提督も諦めてたんですよ」

グラーフ「私のコーヒーはよく目も覚めるからな」

明石「私のことも褒めて下さいよぉ!」

大淀「遅刻せずに朝起きるのは当然なんですよ」

453: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/12(木) 20:06:04.27 ID:xUFX4j6tO
明石はドックで作業を始める



大淀「グラーフさん今日はいよいよ初出撃ですね」

グラーフ「訓練や演習は問題なかったあとは私の問題だ」

大淀「訓練と実戦は違いますもし危なければすぐに撤退して下さい」

グラーフ「私はAdmiralの指示に従うだけだ」

大淀「提督は艦娘の考えを尊重しています、もし提督の意見と相反した場合は各自の考えを優先するようにと言われていませんか?」

グラーフ「それは聞いたが私は艦娘だ、提督の指示は絶対というのが正しいだろう」

大淀「それは否定できませんがよく考えて行動して下さいね」




下3、自由安価

456: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/12(木) 20:19:10.99 ID:M7TDnsjY0
途中までは順調だったが敵主力艦隊に予想外の苦戦

457: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/12(木) 20:25:53.89 ID:xUFX4j6tO
敵主力艦隊と会敵




グラーフ(さっきまでとはまるで違う!)

赤城「グラーフさんは下がって!」

浜風「対空捌ききれません!」

グラーフ「んあぁあっ!」 



〈グラーフ・ツェッペリンに艦載機の攻撃が集中する〉



赤城「大丈夫ですか!」

グラーフ「問題ない、たかが小破しただけだ」

浜風「次が来ます回避運動を!」

グラーフ(これが実戦、甘く見ていたつもりはないが練度不足ということだな)

458: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/12(木) 20:33:40.81 ID:xUFX4j6tO
グラーフ・ツェッペリンが損傷した以外に被害はありませんでした




提督「初めての出撃であれは上出来すぎる」

比叡「道中ではMVPも取ってましたよ凄いです!」

グラーフ「あれは偶然だそれより私だけがやられたのが情けない」

提督「新米はやられて当然だっての、この調子で実戦の勘も磨いていってくれ」

グラーフ「承知した次は完璧にやる」



〈グラーフ・ツェッペリンはドックに向かいました〉



提督「んーーーー無傷で帰ってくるのは無理だったか」

比叡「司令はMVPを取るより損傷無しで帰ってきて欲しかったんですよね」

提督「赤城と加賀を出すのは過剰だと思ったがこりゃ出してもよかったな」

比叡「でもほぼ初対面の主力艦隊の人と組むのは中々勇気が必要ですよ」

提督「こんな時こそ過去を調べて相性の良さそうな艦娘を知っておこうじゃないか」



下2、艦娘の名前

460: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/12(木) 20:36:15.87 ID:vDv/YA/d0
ポーラ

461: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/12(木) 20:43:19.69 ID:xUFX4j6tO
主力艦隊と聞いてポーラを思い浮かべる提督



提督「ポーラはどうだ海外艦という括りで仲良くなれそうじゃないか」

比叡「同じ国の艦娘ならそうかもしれませんけどドイツとイタリアじゃないですか」

提督「そうかもしれないがポーラはうちの主力じゃないか、ピンチの時になんとかしてくれるだろう」

比叡「強いのは事実ですね演習では何度も負けてます」

提督「比叡を負かせやがって許さねぇ」

比叡「訓練にまでそんなこと言わないで下さい!」

提督「さすがに冗談だ、それより主力のポーラの過去はどうなっているんだ」





下2、ポーラの過去

463: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/12(木) 20:50:07.14 ID:19fwPGizo
三ツ星シェフ

464: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/12(木) 21:16:15.26 ID:xUFX4j6tO
ちょうどその時執務室をポーラが訪れる



ポーラ「提督ぅ今日は食堂開いてないって本当ですかぁ?」

提督「私も朝聞いたんだが調理担当者に急病者が何人か出たそうだ」

比叡「今日は特例でケータリングを認めてますけど、調理器具と食材はあるので自由に使ってもらって構いませんよ」

提督「そうだポーラは元シェフなんだろう、軽く作れたりしないか?」

ポーラ「食材によりますけどぉ簡単でよかったら作れますぅ」

提督「なら作ってくれないか食べさせたい奴がいるんだよ」

ポーラ「わかりましたぁ~腕によりをかけて作っちゃいますよぉ」

465: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/12(木) 21:21:04.76 ID:xUFX4j6tO
食堂には豪華な食事がずらりと並ぶ



提督「なんだよこれぇ」

比叡「三つ星シェフの簡単に作るを舐めてましたね……」

ポーラ「こんなもので良かったらぁ~いつでも作れますよぉ」

提督「本場のシェフは違うな凄いわほんと」



〈料理が並べられているところにグラーフ・ツェッペリンがやってくる〉



グラーフ「なんだこれは誰かフルコースでも頼んだというのか」

ポーラ「これはぁ~ポーラが作ったんですよぉ」

提督「グラーフも知ってるだろうがポーラはうちの主力だ、仲良くなれば連携もうまくいくだろう」

比叡「ご飯を食べながらお話でもして下さい!」

グラーフ「Admiralの考えは理解できるがこれは凄いな」

ポーラ「簡単なものですけどぉ楽しんで下さいねぇ~」



下3、自由安価

468: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/12(木) 21:29:12.56 ID:dEXeZ1c+O
実は今度鳳翔さんに和食を教えてもらう約束なんだ~

469: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/12(木) 21:39:23.16 ID:xUFX4j6tO
ポーラの料理を堪能するグラーフ・ツェッペリン



グラーフ「これだけの料理を作れる腕があって艦娘になったのか」

ポーラ「料理はある程度楽しんだのでぇ少し違うこともやりたいなって思ったんですぅ」

比叡「ひぇぇ、凄いですね」

提督「天才の考えることはわからん」

ポーラ「天才だなんてやめて下さい~ポーラはまだまだなんですよぉ」

グラーフ「謙遜しなくていい腕前だ」

ポーラ「あへへぇありがとうございますぅ」

比叡「ポーラさんはイタリアン以外も作れるんですか?」

ポーラ「あんまり得意じゃありません~だから今度鳳翔さんに和食を習うんですぅ」

提督「なんだとぉ?!」

470: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/12(木) 21:43:50.98 ID:xUFX4j6tO
場の空気が変わる



提督「お前鳳翔がなにをしたのか知らないのか?!」

ポーラ「知ってるに決まってるじゃないですかぁ」

比叡「ならどうしてよりにもよって鳳翔さんなんですか!」

ポーラ「あの人がポーラになにかできるわけありませんよぉ」

グラーフ「そそうかポーラは料理のプロだからな」

提督「変なモノでも入れたらすぐにわかるのか」

ポーラ「入れる前に臭いでわかりますよぉ」

比叡「なら安心、なんですかね?」

提督「実力でもポーラなら鳳翔に負ける心配はないし例の腕輪もある」

ポーラ「犯罪と料理の腕前は別ですからねぇ」





下3、自由安価

473: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/12(木) 21:54:17.33 ID:OnueyJSgO
料理人鳳翔と死刑囚鳳翔はもうなんか別人

474: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/12(木) 22:00:39.89 ID:xUFX4j6tO
料理を教わる日が来ました




鳳翔「いいですか和食は出汁が基本なんですよ」

ポーラ「カツオブシ~いっぱい~」

鳳翔「今日は市販のものを使いますがこれでも十分です」

ポーラ「なるほどぉ」

鳳翔「魚料理はお得意ですか?」

ポーラ「そこそこですぅ」

鳳翔「なら塩焼きと味噌焼きも教えてあげますね」

ポーラ「わ~ポーラとっても嬉しいですぅ」

475: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/12(木) 22:05:12.89 ID:xUFX4j6tO
立派な和食ができました




ポーラ「どれも美味しそうですねぇ」

鳳翔「味は保証しますよ」

ポーラ「では一口いただきますぅ」



〈料理を口にするポーラ、その味は良かったようだ〉



ポーラ「これが和食なんですねぇ」

鳳翔「和の心でもあります」

ポーラ「うーん不思議ですねぇなんで鳳翔さんがあんなことをしたんでしょう」

鳳翔「なぜそう思いますか?」

ポーラ「ポーラだからわかりますぅこれは中途半端に料理に携わっていた味ではありません~」

鳳翔「そうかもしれませんね」

ポーラ「なにがあったっていうんですかぁ?」

鳳翔「裁判でも話しませんでしたけど貴女ならわかってくれるかもしれませんね」

476: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/12(木) 22:15:59.17 ID:xUFX4j6tO
鳳翔「貴女は何のために料理を作っていましたか?」

ポーラ「シェフがポーラの夢だったからですぅ」

鳳翔「それと同じですよ」

ポーラ「はい~?」

鳳翔「私は大量に人を殺すのが夢でした」

ポーラ「そ、そんな」

鳳翔「私の街では大規模な炊き出しがあって街の料理人がそれを担当していました」

鳳翔「あそこに立つには料理人になればいい、そしてその料理に毒でも仕込めば私の夢は叶うと…」



〈鳳翔が言い終わる前にポーラの平手打ちが飛ぶ〉



ポーラ「そんな目的の為に料理を使わないで!!」

鳳翔「もう使ってしまいました」

ポーラ「貴女に頼んだのは間違いでしたもう2度と頼みません!」



〈ポーラは怒って立ち去ろうとするが鳳翔は続ける〉



鳳翔「貴女は思ったことがありませんか一生記憶に残る料理を作りたいと」

ポーラ「……」

鳳翔「私が殺す方法として料理を選んだのはその思いもあったからですよ」

鳳翔「ふふふふふ、私の料理は一生忘れられませんよ、料理人としては私の勝ちかもしれませんね」



〈ポーラは答えることはなく早足で立ち去った〉



下3、自由安価
少し休憩

479: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/12(木) 23:14:18.52 ID:beR2JpENo
他のイタリア艦娘たちに相談してみる

480: ◆rOtwZuuRn. 2020/11/13(金) 00:22:23.71 ID:zM7jxc/QO
ポーラの部屋に集まっています



ザラ「元気を出してポーラ貴女は間違っていないわ」

アクィラ「ポーラが落ち込む理由はわかるわねー」

ポーラ「最後になにも言い返せない自分が、悔しくて」

ザラ「急にそんなことを言うほうがおかしいのよ」

ポーラ「鳳翔さんの、料理が美味しかったのも、ショックです」

アクィラ「人格と料理は関係ないってことなのね」

ザラ「こういう時こそ飲んで忘れればいいのよワイン開けましょう!」

アクィラ「じゃんじゃん飲んでしまいましょうー」

481: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/13(金) 00:30:21.34 ID:zM7jxc/QO
暫くして



ポーラ「ううぅううん」

アクィラ「酔い潰れちゃいましたね」

ザラ「これで良かったのよポーラは繊細なんだから下手なことをすると逆効果なの」

アクィラ「艦娘になってからの付き合いなのに、よく理解できてますね」

ザラ「艦娘としてのザラがそうさせているのかもしれないわ」

アクィラ「艦娘って不思議ですよねー」

ザラ「いまに始まった話じゃないけど、不思議なのは不思議ね」

アクィラ「それじゃポーラはお任せしますねアクィラはそろそろ失礼しますー」



下2、自由安価

483: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/13(金) 00:33:15.98 ID:VQc55zuAo
部屋で待ってたリベを撫で撫でするアクィラ

484: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/13(金) 00:51:29.28 ID:zM7jxc/QO
アクィラの部屋



アクィラ「お待たせリベちゃん」

リベッチオ「遅いー!いっぱい待ってたんだからね!」

アクィラ「ごめんごめんはい撫で撫でー」



〈リベッチオを舐め回すアクィラ〉



リベッチオ「もぉーこんなので騙されないんだから!」

アクィラ「アクィラはわざとやったんじゃないから許して欲しいわ」

487: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/13(金) 00:56:40.52 ID:zM7jxc/QO
ポーラの話をするアクィラ



リベッチオ「それは仕方ないねぇ」

アクィラ「ポーラはシェフじゃなくなったけど料理に対してはまだ強い気持ちを持っているのよー」

リベッチオ「そういうのリベもわかっちゃうな」

アクィラ「あらそういえばリベちゃんは艦娘になる前はなにをしてたのかしら?」



下2、リベッチオの過去

489: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/13(金) 01:27:37.83 ID:WmUr/2f+0
石油の国の王女様

490: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/13(金) 01:34:45.33 ID:zM7jxc/QO
リベッチオ「リベはただの子供だよ~別に何もしてなかったし」

アクィラ「あらそうなのねー」

リベッチオ「でもお父さんがお金をいっぱい持ってるんだよ」

アクィラ「いいところのお嬢様ってとこかしら?」

リベッチオ「そんなのじゃなくてえっとね~なんか石油を沢山売ってるの!」

アクィラ「それって凄いじゃない羨ましいわー」

リベッチオ「お金があっても友達も誰も居なかったから寂しかった、だから今が1番楽しい!」

アクィラ「艦娘になる利点の1つはそれよね、普通に生活しているだけでは知り合えない仲間と出会えるもの」

491: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/13(金) 01:44:39.91 ID:zM7jxc/QO
リベッチオ「アクィラさんは出会いだけじゃないもんね?」

アクィラ「ううぅ」



〈リベッチオはアクィラに向けて足を伸ばす〉



リベッチオ「舐めて」

アクィラ「はぁい…」



〈アクィラはヨダレを垂らしながらリベッチオの足を舐め回す〉



リベッチオ「んんくすぐったい」

アクィラ「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

リベッチオ「アクィラさんはいけない人だから艦娘になったんだもんね」

アクィラ「ふぁいそうれふぅ」

リベッチオ「リベみたいな子供を  ペロしたいから艦娘になった変 さんだもんね」

アクィラ「あはぁぁ」



〈変 と言われ悦んでいる様子のアクィラ〉



リベッチオ「変 変 変 っ!」

アクィラ「こんな、生活、最高、過ぎるぅ」





下3、自由安価
寝ます
誤字を利用しました

494: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/13(金) 02:55:03.32 ID:6rwFKIDPO
場面変わって新たな印付艦娘が配属されるとの速報

497: ◆rOtwZuuRn. 2020/11/13(金) 21:21:34.34 ID:erP36yLsO
 

提督「やっべぇよどうするんだよ」

比叡「印付きの艦娘つまりヤバい人がここに着任するってなんでですか!」

提督「こっちが聞きてぇよなんでここなんだよぉ」

比叡「あ理由書いてありました、どうやら例の腕輪が関係してるみたいですね」

提督「上に報告はいるだろうと思って知らせたのが間違いだったか!」

比叡「その腕輪の機能よさそうだから1人くらい印付きが増えてもいいよね、という感じです」

提督「いくら腕輪がよくても限度があるだろうがよぉ!」




下2、印付きの艦娘の名前

499: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/13(金) 21:23:03.05 ID:xNHlnaYcO
山風

500: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/13(金) 21:42:59.12 ID:erP36yLsO
山風が着任しました




山風「あたし…白露型駆逐艦…その8番艦の…山風」

提督「着任を認めると同時に腕輪をしてもらうぞ」

山風「どうして…なの」

比叡「ここの決まりみたいなものです!」

山風「貴女は…してないのに」

提督「比叡は私の嫁だから特別だ!ああそうだ秘書艦でもあるからな」

山風「わかった…いいよ」

提督(よしよしこれで一安心だな)

比叡「貴女はある問題を抱えていますが艦娘に適正があったのでそれを受け入れた、これに間違いないですね?」

山風「うん…合ってるよ」

提督「山風はどんな理由で印付きなんだ……」



下2、印付きの理由

502: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/13(金) 21:46:51.29 ID:kzbytJEoO
沢山のパパを落としすぎた

503: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/13(金) 21:57:22.37 ID:erP36yLsO
書類を確認している提督に山風が近付く



山風「あたしね…悪いことはしてないの」

提督「おお?」

山風「これは生まれ持ったもの…普通の暮らしは…もうできない」

比叡「司令から離れて下さい!」

山風「大丈夫だからね…提督」



〈ぼそぼそと提督の耳で話す山風〉



提督「お、おほ山風、や、やめろってぇ」

山風「見せた方が…わかりやすいから…少し我慢して」



〈提督の耳に息を吹きかける山風〉



比叡「そんな、司令がいいようにされてしまってます……」

504: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/13(金) 22:04:25.04 ID:erP36yLsO
山風「これはね…全部わざとじゃないの…そうなってしまうの」

比叡「沢山のパパを落としたって書いてありますけど、そういう意味なんですか?!」

山風「あたし…サキュバスみたい…男の人…絶対言うこと聞いちゃう」



〈提督は比叡にも見せたことのないような顔で蕩けている〉



山風「普通の社会だと…生活できない…女の子しかいない…鎮守府なら生活できる」

比叡「そんな印付きもあるんですね…」



〈山風は提督から離れようとするが誤って提督の股 に優しく倒れ込む〉



提督「はううぅううっ!!」

山風「もが…ごめ…なさ…」

比叡「喋っちゃダメです!!」

山風「んえ…でも…提督…わざとじゃ」

提督「あ」



〈提督は何度か震えたあとその動きを止めた〉



山風「ね…こうなっちゃうの」

比叡「山風ちゃんは司令に近付けさせちゃいけない!!」




下3、自由安価

505: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/13(金) 22:07:08.31 ID:DONlOHyDO
離れる際に上目遣いでごめんね…パパ…
提督陥落
やっぱりわざとなんじゃないですか…?とジト目の比叡

508: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/13(金) 22:19:56.18 ID:erP36yLsO
提督は半泣き



提督「ううぅうういい歳した大人が情けねぇよぉ」

山風「ごめんね…パパ」



〈山風は上目遣いで提督を見つめる〉



提督「ししょうがないなぁ特別に許してやろう」

山風「ありがと…提督」

比叡「やっぱりわざとなんじゃないですか…?」

提督「ばっかお前山風はそんなことしないって!」

山風「嬉しい…ありがとう」

提督「ごめんな~抱きしめてやりたいけどある事情で着替えてこなきゃなんないんだ」

山風「うん…行ってらっしゃい」

提督「じゃあ比叡、あとは頼んだ!」



〈提督は早歩きで執務室から去って行く〉



比叡「…ここにいても仕方ないので部屋に案内しますね」

509: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/13(金) 22:24:52.11 ID:erP36yLsO
山風は部屋に案内されました



比叡「山風ちゃんのはわざとじゃないとして、本当に男の人だけになんですね」

山風「女の子とは…なにも起こらない」

比叡「男性限定であんなことが起こり続けるなんて普通じゃありません」

山風「うん…あたしもそう思う」



〈比叡はため息をつく〉



比叡「そうだというなら諦めます、何度も言いますけど司令と会う時は絶対に気を付けて下さいね!」

山風「わかった…1対1では会わない」

比叡「これでなんとかなればいいんですけど、不安です」




下3、自由安価

512: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/13(金) 22:59:55.85 ID:XcWZRCTGo
夜に嫉妬ウーマン比叡

513: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/13(金) 23:11:59.00 ID:erP36yLsO
その日の夜、提督の部屋にて



提督「悪かったと言ってるじゃあないか」

比叡「ふんだ、司令のことなんて知りません」

提督「あれは事故に事故が重なったんだ」

比叡「喜んでたのは事実じゃないですか」

提督「あんなの耐える方が無理なんだって」

比叡「司令は山風ちゃんと仲良くしてればいいんですよ」

提督「拗ねてる比叡も可愛いんだけどそうじゃないんだよぉ」



〈比叡は提督に背を向けたままでいる〉



提督「結婚したいと思ってるのは比叡だけだし好きなのも比叡だけなんだって」

比叡「口ではなんとでも言えるんですよ」

514: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/13(金) 23:16:32.25 ID:erP36yLsO
徐に立ち上がる提督



提督「じゃあわかった証拠を見せてやる」

比叡「なにをしたって知りません」

提督「比叡の体に嫌というほど教え込んでやる」



〈強引に比叡を押し倒す〉



比叡「やめて下さいまだ許したわけじゃないんですよ!」

提督「あれくらいじゃ嫉妬しないようにするには体に刻むしかないんだよ」

比叡「あ、いや、あぁ、そこ、んんっ」

提督「今夜は私より先に寝れると思うなよ」






下3、自由安価

517: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/13(金) 23:24:01.91 ID:kzbytJEoO
今回は朝チュンまで頑張れる提督

518: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/13(金) 23:44:35.35 ID:erP36yLsO
朝です



提督「ほらどうだ、これでわかっただろ」

比叡「ひぇ、ひぇぇぇん…」

提督「しかし本当に朝までとはな」

比叡「しれ、司令が…」

提督「あーこりゃ暫く●たねぇかも、何ヶ月分だっての」

比叡「凄かった、ですぅ」

提督「私も満足できたがこのまま仕事は無理だな、シャワー浴びてくるか」

比叡「比叡も、行きますよぉ」

519: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/13(金) 23:50:58.00 ID:erP36yLsO
シャワー室




提督「おああぁ~生き返るわぁ」

比叡「ここはトレーニングのあと汗を流すシャワー室なんですから変な気、起こさないでくださいよ」

提督「●つわけないだろって、ほら洗うから背中向けろ」




〈比叡とシャワーを浴びてスッキリする2人〉



提督「朝までやってそのまま仕事とは大人がやることじゃないな」

比叡「大学生でもこんなことしませんよぉ」

提督(なるほど、比叡は大学生以上ってことだな把握把握)



下3、自由安価

522: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/13(金) 23:53:19.81 ID:nqtIqay7O
シャワー室に朝のトレーニングを終えた艦娘が入ってきて提督を隠す比叡

523: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/14(土) 00:08:37.84 ID:AbXCYrYQO
そのとき、シャワー室の扉が開く



大鳳「誰かと思ったら提督ですか、珍しいですね」

提督「ままままままぁな」

大鳳「朝のトレーニングって気持ちいいですよね」



〈提督は大鳳に背を向け比叡を覆い隠す〉




比叡(ななんで比叡を隠すんですか!)

提督(咄嗟に隠しちまったんだよ!)

大鳳「どうしました?」

提督「なんでもない、なんでもないからな~」

大鳳「いつにも増して変な提督ですね」

524: ◆rOtwZuuRn. 2020/11/14(土) 00:13:44.31 ID:AbXCYrYQO
大鳳と雑談をしながら誤魔化していたが比叡の位置がよくないことに気付く



提督(おいこれ比叡の顔が私の股 にきてるぞ)

比叡(ひええぇええーーーー!)

提督(多分比叡も気付いてるな、なんとかしてやりたいが難しいな)



〈大鳳がシャワー室から出ていくのを待つがその時はこない〉



大鳳「提督は随分と念入りに洗ってるみたいですね」

提督「そりゃお前、あれだ、汗臭いまま仕事、できるかよ」

大鳳「そういえばそうですね」

提督(大鳳こそ洗いすぎなんだってよぉ!)



下3、自由安価

525: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/14(土) 00:15:01.82 ID:Yc3a2G7co
昔はバスケ選手だったと語る大鳳

527: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/14(土) 00:21:02.93 ID:Tzw9fJe+O
>>525+昔のチームメイトも艦娘になっててビックリしたと談笑する大鳳

528: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/14(土) 00:38:36.47 ID:AbXCYrYQO
大鳳「そういえば提督は私の昔のこと知りませんよね」

提督「そう、だな」

大鳳「実は私バスケットボールの選手だったんですよ意外ですか?」

提督「大鳳、らしいというか」

大鳳「そう言われて悪い気はしませんね」

提督(雑談はいいから早く出ていってくれよ!!)



〈提督の祈りは届かない〉



大鳳「この前手紙が来てビックリしたんですよ、昔のチームメイトも艦娘になってたんです」

提督「それは、凄いな」

大鳳「さっきからどうしたんですか、体を洗わないならシャワーを止めないともったいないですよ」



〈提督の態度を不審に思った大鳳が提督に近付く〉



提督「やめろって!近付くなよ!」

大鳳「生娘じゃないんですから男の人の裸なんてなんとも思いませんよ」

529: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/14(土) 00:43:39.07 ID:AbXCYrYQO
比叡とご対面しちゃいました



大鳳「あのですね、お二人の関係はそれとなく知ってはいますよ」

比叡「ひぇぇぇん…」

大鳳「ここは艦娘も使う施設なんですよ私物化するなんてあり得ません」

提督「それは誤解なんだ汗を流しにきただけなんだって」

大鳳「それじゃあなんで比叡さんを隠したんですか」

提督「それはだな、気が動転したというか」

大鳳「大淀さんに言って注意してもらわないといけませんね」

提督「そんなつもりじゃなかったんだって…」

比叡「もうお嫁にいけませんよぉ」



下3、自由安価

532: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/14(土) 00:47:02.54 ID:QYZTGHt9O
金剛型に朝ごはんに誘われる

533: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/11/14(土) 01:08:19.94 ID:AbXCYrYQO
朝の食堂です



金剛「提督も比叡も今朝は災難でしたネ」

比叡「大鳳さんが来なければあんなことにはならなかったんですよぉ」

提督「朝まで起きてたこっちも悪いんだけどな」

榛名「大淀さんにも絞られたそうですね」

提督「朝っぱらからコッテリいかれちまったよ」

霧島「シャワー室に入ってきたのが大淀でなかったら、もっと大変なことになっていたのは確実です」

金剛「霧島の言う通り、これからはちゃんと気をつけテ!」

比叡「はぁい…」

提督「いい勉強になったと学習しとかないとな」